金正恩委員長が戦略軍司令部を視察
−2017年8月14日−


 朝鮮労働党委員長で国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が14日、朝鮮人民軍戦略軍司令部を視察した。

 朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(次帥)、朝鮮労働党の金正植副部長が同行した。

 最高司令官旗と朝鮮の国旗がはためく戦略的軍種大連合部隊の指揮部には、領袖決死擁護精神、祖国守護精神が溶岩のように沸き返っていた。

 敬愛する最高指導者を現地で、朝鮮人民軍の金絡謙戦略軍司令官(戦略軍大将)をはじめ、大連合部隊の指揮メンバーが迎接した。

 敬愛する最高指導者が到着すると、大連合部隊の将兵は、祖国の尊厳と人民の運命に対する並々ならぬ覚悟と責任感をもって全身全霊を傾け、わが国家をチュチェの核強国、世界的な軍事大国の地位に押し上げた敬愛する金正恩同志に最大の栄誉と限りない感謝をささげ、嵐のような「万歳!」の歓呼の声を上げた。

 敬愛する最高指導者は、熱狂の歓呼の声を上げる将兵に温かく手を振って答礼し、彼らとともに記念写真を撮った。

 記念撮影が終わると、大連合部隊の将兵は、最も峻厳な情勢のなかで朝鮮人民軍戦略軍を朝鮮労働党がみずから率いる軍種、核戦力の中枢勢力として、かたく信じて反米対決戦の第一線に押し立て、今日はみずから大連合部隊を訪れて無敵の力と勇気、白頭山の胆力と度胸を与える朝鮮の核戦力の総司令官を仰いで「金正恩決死擁護!」のスローガンを声の限りに叫んだ。

 敬愛する最高指導者は、金日成−金正日主義研究室に展示された事績物と事績資料を見て回った。

 敬愛する最高指導者は、貴重な事績資料と事績物を注意深く見て、まだ世界の人々が誰も知らない未曽有の力を備え、チュチェ朝鮮の尊厳と国力を象徴する強力な攻撃車種として威容をとどろかす朝鮮人民軍戦略軍が歩んできた歴史の各節目に宿る白頭山の統帥者たちの偉大な指導業績を感慨深く回顧した。

 敬愛する最高指導者は続いて、司令部の指揮所で戦略軍が準備しているグアム島包囲射撃方案に関する金絡謙司令官の決心報告を聴取した。

 敬愛する最高指導者は、グアム島包囲射撃方案を長い間具体的に検討し、指揮メンバーと真摯に協議した。

 敬愛する最高指導者は、朝鮮人民軍戦略軍がグアム島包囲射撃方案を党の構想と意図に即して極めて緻密で用意周到に作成したことを評価し、威力示威射撃の準備状態を検閲した。

 敬愛する最高指導者は、グアム島包囲射撃の準備を終えて党中央の命令を待っているという金絡謙司令官の報告を受け、火星砲兵の気勢が並大抵ではない、今日、大連合部隊に来て火星砲兵の戦闘準備態勢と士気が天を衝く姿を直接見ると決心を新たにすることになる、大変満足であると述べた。

 敬愛する最高指導者は、米帝の軍事的対決妄動は自分の手で自分の首にわなをかけることになってしまったと述べ、悲惨な運命の分秒を争うつらい時間を送っている愚鈍な米国の行動をもう少し見守ると指摘した。

 敬愛する最高指導者は、やみくもに対策のない客気に駆られ、朝鮮半島情勢を最悪の爆発ラインに追い込んでいる米国に一言忠告するが、果たして、いまの状況がどちらにより不利であるのかを明晰な頭脳で得失をしっかり計算する方が良かろうと述べた。

 敬愛する最高指導者は、朝鮮半島地域で情勢を緩和し、危険な軍事的衝突を防ぐには我々の周辺に多くの戦略核兵器を投入して火種をつくった米国が先に正しい選択をし、行動で示すべきであろうと述べ、米国は我々に対する傲慢無礼な挑発行為と一方的な強要を直ちにやめ、我々にこれ以上手出ししてはならないと指摘した。

 敬愛する最高指導者は、米国が我々の自制力を試して朝鮮半島の周辺で危険極まりない妄動を続けるなら、既に宣明したとおり重大な決断をくだすであろう、世界の面前で我々に再びたたかれる恥をかきたくないなら理性的に思考し、正確に判断すべきであろうと述べた。

 敬愛する最高指導者は、米国の無謀さが一線を越えて計画した威力示威射撃が断行されるなら、わが火星砲兵が米国の首根っこを押さえて首にあいくちを突き付ける最も痛快な歴史的瞬間になるであろうと述べ、わが党が決心さえすればいつでも実戦に突入できるよう常に発射態勢を整えていなければならないと指摘した。

 敬愛する最高指導者は続いて、軍事講習所、体育館を見て回り、教育で主体を徹底的に立て、軍事講習の実質的な水準を絶えず高めて大連合部隊内のすべての火星砲兵を現代軍事科学技術と敵の変化した戦争遂行方式、それに対処した我々式の戦法に完全無欠に精通した頭脳戦の名手にさらにしっかり準備させなければならないと強調した。

 敬愛する最高指導者は、弾道ミサイルの現代化、先端化に即して戦略軍の指揮メンバーと技術活動家を再教育する体系を必ず立てなければならないと述べた。

 敬愛する最高指導者は、区分隊の食堂をはじめ、大連合部隊の指揮部内の給養施設を見て回り、軍人の生活を実の父の心情で温かく気遣った。

 敬愛する最高指導者は、部隊を見て回るたびに、常に強調することであるが、給養活動はすなわち戦闘準備であると述べ、指揮官が戦士を実の兄弟、実の子のように愛し、彼らを心から大事にしてしっかり見守るべきであり、軍人により立派な物質的・文化的生活条件を与えるために懸命に努力しなければならないと頼んだ。

 敬愛する最高指導者は同日、軍人会館で大連合部隊芸能宣伝隊の公演を鑑賞した。

 敬愛する最高指導者は、芸能宣伝隊員が戦略軍の作戦任務と特性、火星砲兵の志向と思想感情を忠実に反映した作品で立派な公演をおおこなったことに満足の意を表し、公演活動で提起される貴重な教えを示した。

 敬愛する最高指導者は、わが党の核戦力の中枢勢力として反米対決戦と祖国統一大戦で役割をしっかり果たすべき火星砲兵は、誰よりも思想と信念が透徹して党に対する忠誠心が高くなければならないと述べ、大連合部隊党委員会が党が示した5大教育(白頭山の不世出の偉人たちの偉大さ教育、金正日愛国主義教育、信念教育、反帝・階級教育、道徳教育)の強化に引き続き大きな力を入れなければならないと指示した。

 敬愛する最高指導者は、わが党の戦略的企図を実現するうえで戦略軍が担っている位置と任務が大変重要であると述べ、戦略軍は核戦力に対する最高司令官の唯一の指導体系、唯一の指揮管理体系を確立し、主体的なミサイル攻撃戦法をさらに完成させていかなければならないと強調した。

 敬愛する最高指導者は、祖国と民族の千年、万年の未来をしっかり保証する頼もしい宝剣である朝鮮人民軍戦略軍があって心強いと大きな信頼の言葉を述べ、すべての戦略軍の将兵が党と祖国と人民に担った重大な使命感を深く自覚し、戦闘準備の完成で新たな転換を遂げるものとの期待と確信を表明した。

 敬愛する最高指導者の大きな信頼を受け取った朝鮮人民軍戦略軍の将兵は、金正恩同志が命令さえくだせば無敵の各発射台に聖なる赤い党旗と最高司令官旗をはためかせ、南朝鮮と日本、太平洋の作戦地帯、米本土の攻撃対象物をせん滅的な超強力攻撃で焦土にし、反米対決戦の最後の勝利をもたらす燃える決意をかためた。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】






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