「火星14」型の2回目の試射成功
−2017年7月28日−


 29日の朝鮮中央通信によると、敬愛する最高指導着金正恩同志が27日、ICBM「火星14」型の2回目の試射の断行について親筆による命令をくだした。


 朝鮮労働党委員長で国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志の直接的な指導のもとに28日夜、ICBM「火星14」型の2回目の試射が成功裏におこなわれた。

 わが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が、現地に出向いて「火星14」型の2回目の試射を指導した。

 李炳哲、金絡謙、金正植、張昌河、全日好、劉進、趙甬元の各氏が同行した。

 非凡な軍事的英知と大胆な度胸、巧みな知略で人々の予想を覆し、いつも連戦連勝の奇跡と勝利の王手をかける敬愛する最高指導者は、ミサイル研究部門に「火星14」型の最大射程をシミュレーションした試射を早期におこなってミサイルシステム全般の信頼性を改めて実証することに関する戦闘的課題を示した。

 党に対する絶対的な信頼心を抱いて指導者と思想も、息吹も、歩みも同じくし、いかなる要塞も一気に占領するわが党の熱血忠臣である国防科学者、技術者は、朝鮮労働党の戦略的核戦力の強大な威力を世界に明示する信念高らかに決戦を繰り広げてICBMの2回目の試射準備を繰り上げて終えた。

 敬愛する最高指導者は、「火星14」型の2回目の試射の準備期間、毎日状況報告を受けて細やかな教えを示したし、発射当日の夜はミサイル試射場に直接出向いて現地で指導した。

 今回の試射は、大型重量核弾頭の装着が可能な「火星14」型の最大射程をはじめ、兵器体系の全般的な技術的特性を最終的に実証することに目的を置いておこなった。

 敬愛する最高指導者が発射命令をくだすと、英雄朝鮮の限りなく強大な力を込めた「火星14」型が大地を蹴って壮快な炎で夜のとばりを破って宇宙のかなたに一気に飛び立った。

 わが国の西北部地帯で発射された「火星14」型は、最大到達高度3724.9キロまで上昇し、距離998キロを47分12秒間飛行して公海上に設定された水域に正確に着弾した。

 今回の試射は、最大射程をシミュレーションしてロフテッド軌道でおこない、周辺国家の安全に全く影響を及ぼさなかった。

 ICBMの2回目の試射を通じて、前回の1回目の試射で実証された発射台離脱特性、段階分離特性、構造システムの特性などが再度実証されたし、ブースト段階で最大射程を得るために増えたロケットエンジンの作業特性と改善された誘導および安定化システムの正確性と信頼性が実証された。

 また、弾頭部分離後のミッドコース段階で重量弾頭部の姿勢制御特性を再度実証し、実際の最大射程の飛行条件よりも過酷なロフテッド軌道での再突入環境でも弾頭部の誘導と姿勢制御が正確におこなわれたし、数千度の高温条件でも弾頭部の構造的安定性が維持され、核弾頭爆発制御装置が正常に動作したことを実証した。

 敬愛する最高指導者は、寸分の誤差もなく完璧な大成功をおさめた「火星14」型の2回目の試射結果に大きな満足の意を表し、ミサイル研究部門の科学者、技術者と活動家を高く評価して党中央委員会の名で特別感謝を贈った。

 敬愛する最高指導者は、今回の試射を通じてICBMシステムの信頼性が再度実証され、任意の地域と場所から任意の時刻にICBMを奇襲発射できる能力が誇示されたし、米本土全域が我々の射程圏内にあることがはっきりと立証されたと誇りに満ちて述べた。

 敬愛する最高指導者は、今日、我々があえてICBMの最大射程模擬試射をおこなったのは、最近、分別を失ってつまらないラッパを吹いている米国に重大な警告を送るためであると述べ、この程度なら米国の政策立案者がわが国家にあえて手出しした日には米国という侵略国家も無事ではないであろうことを十分理解したであろうと指摘した。

 敬愛する最高指導者は、わが国家を相手にした米国の生意気な戦争のラッパや極端な制裁の威嚇は我々をさらに覚醒、発奮させ、核兵器保有の名分ばかりを与えていると述べ、米帝のけだものによってこの地で残酷な戦乱を経たわが人民にとって、国家防衛のための強力な戦争抑止力は必須不可欠の戦略的選択であり、何によっても変わらないし、何物にもかえがたい貴重な戦略資産であると強調した。

 敬愛する最高指導者は、米国が我々の再三の警告にもかかわらず、この地に再びおぞましい顔をさらして核のこん棒を振り回し、間の抜けたいたずらをするなら、我々がこれまで順々に見せてきた戦略核兵器で厳しくしつけてやろうと力を込めて述べた。

 敬愛する最高指導者は、「火星14」型の2回目の試射を成功裏におこなってチュチェの核強国、世界的なミサイル盟主国の自主的尊厳と威容を改めて世界に誇示したミサイル研究部門の科学者、技術者と活動家を熱烈に祝い、彼らを愛の懐に抱いて歴史に末永く残る意義深い記念写真を撮った。

 偉大な朝鮮労働党の新しい並進路線の旗印に従って進むわが共和国は、祖国の尊厳と生存権を抹殺しようとする米帝国主義とその追従勢力を完全に一掃するその日まで、チュチェ朝鮮の不敗の強大さと限りない発展潜在力を全世界に力強く誇示する最強の戦略兵器、チュチェ兵器をさらに多く開発し、完成させて反帝・反米対決戦で必ず最後の勝利をおさめるであろう。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】






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