新型地対艦巡航ミサイル試射
−2017年6月9日−


 朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官であるわが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が、国防科学院が新たに開発した新型地対艦巡航ミサイルの試射を見た。

 黄炳瑞、李炳哲、李永吉、金正植、チョン・スンイルの各氏が同行した。

 優れた指導力と決断力、強い度胸と胆力で世界を驚かす出来事を相次いでもたらす敬愛する最高指導者の直接的な指導を受け、軍事強国の高い頂に向かって信念高らかに飛躍している国防科学院は、既存の兵器体系よりも技術力をより向上させた新型地対艦巡航ミサイルを新たに研究、開発して初の試射をおこなうことになった。

 先日、太陽節慶祝閲兵式広場をごうごうと進んだ多種化された攻撃手段のなかの一つである新型地対艦巡航ミサイルは、我々にたいする軍事攻撃を企図する敵の艦船集団を地上から意のままに攻撃できる威力ある攻撃手段である。

 今回の試射は、新たに開発した新型地対艦巡航ミサイルの戦術的・技術的諸元と技術的特性を実証し、ミサイルと無限軌道の自走式発射台車両をはじめ、兵器体系全般の戦闘適用効果を検証することに目的をおいておこなわれた。

 敬愛する最高指導者は、監視所で新たに開発した新型地対艦巡航ミサイルの戦術的・技術的諸元を了解し、試射開始の命令をくだした。

 発射された巡航ミサイルは、正確に旋回飛行して朝鮮東海上に浮かべた目標の船を探知して命中した。

 新型地対艦巡航ミサイルの試射を通じて、無限軌道の自走式発射台車両からの巡航ミサイルの発射管離脱特性とエンジンの始動特性、超低空巡航飛行体制への迅速な進入特性を実証し、超低空長距離巡航飛行体制での飛行安定性、さまざまな飛行経路に伴う機動特性、弾頭複合誘導部の目標捕捉および誘導正確性、敵味方識別特性、目標進入時の急激な高度移行能力を検討した。

 発射準備の過程に新たに開発した無限軌道の自走発射台車の機動特性、戦闘陣地への進入と迅速な射撃準備、発射制御システムの動作信頼性も検討、実証した。

 敬愛する最高指導者は、党が重視している新型地対艦巡航ミサイルを立派に研究開発し、試射を成功裏におこなった国防科学院の活動家と科学者、技術者の功労を高く評価した。

 敬愛する最高指導者は、最近、国防科学部門が、超精密化、最先端化された地上、海上、空中の兵器体系をどんどん開発して、わが共和国の実際の軍事的攻撃能力を力強く誇示しているとたたえ、国防科学者、技術者と活動家がわが党の戦略的構想と決心を心から支持して立ち上がり、献身的にたたかっていることに大きな満足の意をあらわした。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】







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