新型対空迎撃誘導兵器体系の試射
−2017年5月28日−


 朝鮮労働党委員長で国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である、わが党と国家、軍隊の最高指導者金正恩同志が、国防科学院による新型の対空迎撃誘導兵器体系の試射を見た。

 黄炳瑞、李永吉、呉琴鉄、金光赫、李炳哲、金正植、チョン・スンイルの各氏が同行した。

 敬愛する最高指導者を現地で張昌河、全日好の両氏をはじめ、国防科学院と軍需工場の活動家、科学者、技術者が迎えた。

 朝鮮労働党の新たな並進路線の旗印に従って世界を驚かす奇跡からさらなる奇跡をもたらし、万里馬の速度で力強く前進する国防科学院の活動家と科学者、技術者は、わが党の軍事戦略思想に合わせて作戦配備された新型の対空迎撃誘導兵器体系の戦闘的性能と信頼性を検証し、より現代化、精密化することに目的を置いて対空迎撃誘導兵器体系の試射を再びおこなった。

 試射は、不意にわが国家の領空を侵犯する敵の空中目標を攻撃、掃滅することを想定して状況をつくり、任意の方向から飛来するさまざまな空中目標を探知、迎撃する方法でおこなわれた。

 敬愛する最高指導者は、監視所で試射進行計画に関する報告を受け、射撃命令をくだした。

 さまざまな高度と速度で来襲する敵の空中目標に想定した無人機とミサイルの標的が出現すると、天地を揺るがす爆音とともに稲妻のような火の筋が空をつんざいて次々と飛んで行き、目標を一撃で木っ端みじんにした。

 敬愛する最高指導者は、成功した新型の対空迎撃誘導兵器体系の試射を見て、あのように完成した対空迎撃誘導兵器体系を見ると金正日総書記への思いがさらに募る、あの兵器体系は開発の第一歩から総書記が一つひとつ手間をかけて導いてきた忘れ形見の兵器体系である、生涯の最後の時期まで国家対空防御能力の強化のためにあらゆる労苦と心血をすべてささげた総書記が完全成功の今日を見たならどんなに良かったかと胸熱く述べた。

 敬愛する最高指導者は、人民軍指揮メンバーと国防科学院の活動家に昨年よりも迎撃誘導兵器体系の目標発見および追跡能力が大きく向上し、命中精度も高まった、昨年にあらわれた一連の欠点も完璧に克服された、合格と評価する、作戦能力が徹底的に検討されたあの兵器体系をどんどん生産して全国に林をなすようにすることで、空中優勢論、武器万能論を提唱する敵の制空権妄想を完全に制圧、粉砕しなければならないと述べた。

 敬愛する最高指導者は、いかなる敵の空中匪賊も神聖な我々の領空をあえて侵犯できないよう国家対空防御能力を飛躍的に強化するには、次世代の対空迎撃誘導兵器体系の研究と開発も早急に並行させなければならないと強調し、我々式の現代的な対空迎撃誘導兵器体系発展戦略に関連する綱領的課題を示した。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】






inserted by FC2 system