朝鮮労働党第1回全党初級党委員長大会
金正恩委員長の閉会の辞
−2016年12月25日−


 朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党の金正恩委員長は、すべての党員と人民の格別な関心と期待のなかで23日から25日までおこなわれた第1回全党初級党委員長大会を指導し、閉会の辞を述べた。

 金正恩委員長は、すべての党員と人民の深い関心と高い期待のなかでおこなわれた第1回全党初級党委員長大会が参加者の高い政治的熱意のなかで大きな成果をおさめてその活動を終えたことに言及した。

 また、朝鮮労働党第7回大会が示した雄大な綱領を実現するたたかいで奇跡的勝利をとどろかした意義深い今年を誇らしく総括する適切な時期に開かれた今大会で、初級党を強化し、その戦闘的機能と役割をあらゆる面から高めるうえで提起される重要な問題を真摯に討議したことについて指摘した。

 そして、初級党委員長大会を通じて党の活動と社会主義偉業の遂行で初級党が受け持つ重大な位置と役割が、再認識、再確認されたし、初級党の役割を高めてわが党の不敗の威力と戦闘力を百倍に打ちかため、社会主義強国の建設を早めていく鉄の信念と意志が力強く誇示されたと述べた。

 金正恩委員長は、大会がわが党と革命の発展的要求に即して円滑におこなわれたことをうれしく思うと述べ、大会成功のために積極的に努力した参加者とすべての党員、人民に熱い感謝を贈った。

 金正恩委員長は、第1回全党初級党委員長大会は、わが党を偉大な金日成−金正日主義党に強化し、発展させ、社会主義偉業を完成させるための近道を開いた意義深い大会、栄光の大会としてわが党の歴史に末永く輝くであろうと強調した。

 金正恩委員長は、初級党を不敗の隊伍にしっかりと打ちかため、その戦闘力をあらゆる面から高めてわが党の強化、発展と第7回党大会の決定貫徹のためのたたかいで画期的な転換をもたらそうというのが今大会の基本精神であることに言及し、すべての初級党委員長が大会の精神を骨に刻んで徹底的に具現することで、党活動と社会主義強国の建設で革命の高揚を起こすことについて述べた。

 そして、大会の参加者は、社会主義強国建設の各戦闘場で進撃の突破口を開いていく総攻撃戦の旗手、頑強な実践家になって200日戦闘で発揮したその精神、その気迫で自分の部署で継続革新、継続前進の炎が激しく上がるようにすべきであると指摘した。

 金正恩委員長は、行く道は遠く、課題は膨大であり、あらゆる敵対勢力の妨害策動によって依然として困難な様相を呈している闘争行程でわが党は広範な人民大衆を信じて彼らに依拠していると述べ、人民大衆の底知れない力を正しく組織、動員して党の路線と政策を執行していく初級党と初級党委員長にたいする大きな期待を表明した。

 金正恩委員長は、すべての大会参加者が今後、健康で各戦闘哨所で旺盛な仕事の意欲と覇気、情熱に満ちて党中央の意図どおり、さらなる成果をおさめていくものとの信頼を表した。

 金正恩委員長は、大会参加者と全党の初級党委員長の献身的なたたかいによって、わが党の強化、発展と社会主義強国の建設で新たな転換が起こるものと確信し、第1回全党初級党委員長大会の閉会を宣言した。【朝鮮通信=東京】






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