キューバ共産党第1書記の特使と会見
 −2016年6月30日−

 朝鮮労働党委員長で朝鮮国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が30日、キューバ共産党のラウル・カストロ・ルス第1書記の特使としてわが国を訪問している同党政治局員である国家評議会のサルバドル・バルデスメサ副議長と一行と会見した。

 敬愛する金正恩同志は、バルデスメサ副議長一行と会い、温かく懇談した。

 敬愛する金正恩同志は、バルデスメサ副議長一行のわが国訪問を熱烈に歓迎し、今回の訪問は、朝鮮とキューバの両党、両国の関係発展で重要な契機になると述べた。

 敬愛する金正恩同志は、キューバ共産党第7回大会が成功裏におこなわれ、ラウル・カストロ・ルス氏がキューバ共産党第1書記に再選されたことを心からうれしく思うと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、バルデスメサ副議長が、キューバ共産党第7回大会の内容を朝鮮労働党に詳しく通報したので、我々はキューバ共産党が重視している問題と、反帝・社会主義偉業の旗印を変わりなくかかげていうとするキューバの党と政府、人民の意志をさらによく知ることになったと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、キューバ共産党第7回大会は、キューバ共産党の指導的役割を強化し、社会主義偉業を前進させていくうえで重要な意義をもつと述べ、キューバの実情に即した社会主義を建設するためにたたかっているキューバの党と人民に戦闘的あいさつと熱い抱擁を送った。

 敬愛する金正恩同志は、朝鮮とキューバは地理的に遠く離れているが、帝国主義に反対する共同闘争の同じ塹壕の中でたたかっており、キューバの党と政府、人民のそばには、常に朝鮮労働党と政府、人民が立っていると述べ、朝鮮とキューバの両党、両国の伝統的な友好・協力関係が、今後さらに拡大、発展するものとの確信を表明した。

 バルデスメサ副議長は、朝鮮人民の最高指導者である敬愛する金正恩同志に送るフィデル・カストロ・ルス前国家評議会議長とカストロ第1書記の温かいあいさつを伝えた。

 そして、尊敬する金正恩同志が、社会主義強国建設のためのたたかいを陣頭指揮するあれほど多忙ななかでも自分たちの滞在日程に深く関心を払い、今日は貴重な時間を割いて会見したことに感謝を贈った。

 バルデスメサ副議長は、朝鮮人民の偉大な領袖である金日成主席と金正日総書記の革命偉業を最も輝かしく継承している尊敬する金正恩同志が朝鮮労働党第7回大会で朝鮮労働党委員長に推戴されたことを熱烈に祝うカストロ第1書記の温かいあいさつを直接伝えることを大きな栄光に思うと述べた。

 また、金日成主席と金正日総書記が、カストロ前議長とカストロ第1書記とともに築いた両国の友好関係は尊敬する金正恩同志とカストロ第1書記の格別な関心のなかで強固になり、発展していると述べ、キューバと朝鮮の友好・協力関係を絶えず強化し、発展させるのはキューバの党と政府の確固不動の方針であると指摘した。

 さらに、キューバ共産党第7回大会でキューバが、社会主義を絶対に放棄せず、社会主義を持続的に発展させることと、キューバ革命を伝統的に、歴史的に支持してきた朝鮮をはじめとするすべての国との連帯を引き続き発展させる意志が改めて強調されたと述べた。

 終始、友好的で和気あいあいとした雰囲気のなかでおこなわれた会見は、朝鮮労働党とキューバ共産党の共通の関心事となる重大な問題と両党、両国での党活動と社会主義建設でおさめられた成果と経験を互いに通報し、国際情勢に関する意見が真摯に交わされ、すべての問題で見解を同じくした。

 敬愛する金正恩同志に、カストロ第1書記が誠意を込めて用意した贈り物をバルデスメサ副議長が渡した。

 敬愛する金正恩同志は、これに謝意を表し、一行とともに記念写真を撮った。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】







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