打ち上げ貢献者を招宴、金正恩第1書記が演説
−2016年2月13日− 


 朝鮮労働党中央委員会は、地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げ成功に寄与したメンバーのために13日、盛大な歓迎宴を催した。

 朝鮮労働党第1書記で朝鮮国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が宴会に参加した。

 金永南、黄炳瑞、朴奉珠、金己男、崔泰福、朴永植、李明秀、楊亨燮、金元弘、郭範基、呉秀容、金平海、金英哲、崔富一、盧斗哲、趙然俊の各氏をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家がともに参加した。

 宴会には、地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げ成功に寄与した科学者、技術者、労働者、活動家が招かれた。

 会場には、「地球観測衛星『光明星4』号の打ち上げ成功を熱烈に祝賀する!」「『光明星4号』の打ち上げに成功した勢いで総進軍を力強く推し進めていこう!」のスローガンがかかげられており、朝鮮労働党旗と朝鮮の国旗が立てられていた。

 会場の前には、朝鮮人民軍の陸軍・海軍・航空および対空軍、労農赤衛軍の名誉儀仗隊が整列していた。

 敬愛する金正恩同志は、李雪主同志とともに木蘭館(平壌)に到着して地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げ成功に寄与した科学者、技術者、労働者、活動家とともに朝鮮人民軍の陸軍・海軍・航空および対空軍、労農赤衛軍の名誉儀仗隊を査閲した。

 宴会参加者は、偉大な金日成民族、金正日朝鮮を全世界がうらやむチュチェの衛星強国に輝かしていく白頭山大国の強大さと尊厳の象徴であり、自主と正義の偉大な守護者である敬愛する金正恩同志に最大の栄光と最も熱い感謝のあいさつをおくった。

 敬愛する金正恩同志は、熱狂の歓呼の声を上げる参加者に温かく手を振った。

 敬愛する元帥は、地球観測衛星「光明星4」号を成功裏に打ち上げることで、国の宇宙科学技術を飛躍的に発展させられるしっかりとした飛躍台をもたらした金日成主席と金正日総書記の不滅の業績を世界に輝かし、わが党の科学技術重視政策の正当性と生命力、白頭山大国の自主的権利と限りなく強大な国力を改めて力強く誇示するのに貢献した偉勲者を祝った。

 宴会参加者は、宇宙征服の道にささげた愛国衷情を誉れ高く評価して平壌に招待し、代を継いで末永く伝えるべき栄光を与えたし、今日は盛大な宴会まで催し、貴重な時間を割いて席をともにした敬愛する元帥にたいするありがたさに込み上げる感激を禁じ得なかった。

 敬愛する金正恩同志が、意義深い祝賀演説をおこなった。

 敬愛する金正恩同志は、全世界が見守るなかで地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げを大成功させることで、偉大なわが国家の自尊と権威、強勇なわが人民の不屈の気概を広大なはるか宇宙に誇らしく押し上げた宇宙征服者を熱烈に祝うと述べ、党と国家、軍隊を代表して熱い感謝のあいさつをおくると指摘した。

 敬愛する金正恩同志は、最近、敵対勢力がいつにも増して我々を窒息させようと血眼になって狂奔している複雑な情勢のなかで、歴史的な第7回党大会を目前にして国の運命と祖国の尊厳をかけて地球観測衛星の打ち上げを決心したのは、真の愛国者、わが党に忠実な赤い科学戦士をかたく信じたからであると述べ、党は同志たちを信じ、同志たちは党をかたく信じる血縁的な信頼の力があったので、こんにちの大成功という結果をもたらすことができたと指摘した。

 また、宇宙征服の道は、単純な科学の道である前に革命の道、自主の道であり、我々の平和と自主権を奪おうとする敵対勢力との熾烈な階級闘争であると同時に、主席と総書記の遺訓を貫徹するための領袖擁護戦であったと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、はるか大空の宇宙に最先端突破戦の産物、自彊力(自分で自分を強くする力)の産物である衛星を打ち上げたのは、わが人民に民族の誇りと自負心を抱かせるためであったと述べた。

 また、同志たちの燃える愛国衷情の汗は、そのまま燃料となり、推進力となってチュチェ衛星が0.001ミリの偏差もなく正確に宇宙に飛び立ったと述べた。

 さらに、同志たちは、真冬の寒さに打ち勝ち、昼夜を分かたず党の戦闘的命令を決死貫徹するために全霊と知恵をささげてたたかったし、大成功という結果をもたらすことで祖国と人民の期待にこたえ、わが党の絶対的な権威を擁護したと指摘した。

 敬愛する金正恩同志は、こんにちの大成功を通じて、わが人民には信念と勇気を与え、わが祖国の進軍を阻もうとする敵に厳しい打撃を加えることで、わが党と祖国の歴史に誇らしい1ページを記したと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、自彊力の旗印を万能の宝剣として捉えていく白頭山大国のチュチェ衛星は、2月の春の空に素晴らしい飛行機雲を引いたと述べ、こんにちの特大の出来事は全的に我々の科学者の燃える愛国衷情がもたらした誇らしい快勝、貴重な大勝利である、党の指導的権威をあらゆる面から擁護し、5千年の民族の歴史に空前絶後のもう一度の衛星打ち上げという大成功をもたらした同志たちはチュチェ朝鮮の立派な英雄であるとたたえた。

 敬愛する金正恩同志は、今回、党中央の戦闘的課題をどう貫徹すべきかを実践で示すことで、同志たちは勝利と栄光の5月に向かって、こぞって突撃、邁進していくわが軍隊と人民に大きな力と勇気を与えたと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、尊厳あるチュチェ朝鮮の衛星、百戦百勝の朝鮮労働党の衛星、偉大な朝鮮人民の衛星である「光明星4」号を成功裏に打ち上げることで、第7回党大会に際して、白頭山大国の国力を世界にとどろかし、わが人民に勝利の月桂冠を与えた同志たちに改めて祝賀のあいさつと感謝のあいさつをおくると熱く述べた。

 敬愛する金正恩同志は、こんにちは科学と技術の時代であり、科学技術を発展させるのは国の前途と運命を決する重大事であると述べ、自主、先軍、社会主義の威力をとどろかし、世界をリードしていく白頭山大国の前進速度をさらに加速させるには科学戦線が頑張って奮い立ち、チュチェ科学の神秘の力が作用しなければならないと指摘した。

 また、同志たちは、こんにちの大成功をさらなる勝利を獲得するための飛躍台にし、より高い目標を達成するための科学研究にこぞって邁進して、今後、チュチェ朝鮮の実用衛星をさらに多く打ち上げなければならないと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、同志たちが偉大な党、金日成朝鮮を世界が仰ぎ見るようにせよと述べた総書記の教えをいっときも忘れず、実力戦、最先端突破戦の炎をさらに激しく上げてチュチェ朝鮮の尊厳と威力を世界にとどろかしていくことをかたく信じると強調した。

 敬愛する金正恩同志は、チュチェ衛星の打ち上げ大成功をもたらした我々の科学者、技術者、労働者、活動家のために、宇宙征服のさらなる勝利のために、こんにちの勝利の喜びを全国の人民と分かち合うために乾杯することを提案した。

 敬愛する金正恩同志が演説を終えると、宴会参加者は地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げ大成功のために昼夜を分かたぬ献身と労苦をすべてささげながらも、その成果を自分たちにそのまま与える偉大な師、偉大な父を仰いで嵐のような「万歳!」の歓呼の声を挙げ、熱烈な拍手喝采を送った。

 会場は、敬愛する金正恩同志の大きな信頼と恩情を心に深く刻み、自彊力第一主義の旗印高らかに宇宙征服分野で最先端突破戦を引き続き力強く繰り広げ、朝鮮の自主的な平和的宇宙利用の権利を堂々と行使して、尊厳あるチュチェ朝鮮の衛星、百戦百勝の朝鮮労働党の衛星、偉大な朝鮮人民の衛星をはるか宇宙の大空へと限りなく打ち上げる参加者の高い愛国衷情の熱意で激しく沸き返った。

 宴会では、「光明星4」号の打ち上げ成功を祝うモランボン楽団の公演があった。

 モランボン楽団のすべての芸能人は、先見の明の天才的英知と大勇断で常人なら十回、百回も諦めたであろう最悪の逆境のなかで宇宙征服の輝かしい未来を広げた総書記に対する思いで心を燃やし、宇宙強国の建設に全霊と心血をすべて注いだ敬愛する金正恩同志にたいする感謝の念を格調高く歌った。

 公演を見て観客は、衛星打ち上げは、科学の道である前に革命の道、自主の道であるという白頭山の天が遣わした偉人の絶対不変の信念と強靱で大胆な度胸を抱いて自力、自彊の旗印高らかに宇宙科学の高い頂に向かってたゆみなく駆けてきた忘れられない日々を感慨深く振り返った。

 チュチェの赤い党旗を帆にし、白頭山の寒風を前進の原動力にして、自主、先軍、社会主義の不変の軌道に沿って力強く進む強大なわが祖国の気概と気質を力強く誇示し、偉大な金正恩朝鮮の限りなく洋々とした未来に対する確信を与えた公演は参加者の絶賛を博した。

 宴会参加者は、生涯忘れられない熱い愛と信頼を重ねて注ぐ敬愛する金正恩同志の大海のような恩恵を胸に深く刻んで、党中央と、思想も、息吹も、歩みもともにし、地球観測衛星「光明星4」号を成功裏に打ち上げたその勢い、その気迫で朝鮮労働党第7回大会に向かった総進軍を力強く推し進めていく決意をかためた。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】






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