朝鮮人民軍第4回砲兵大会で演説
−2015年12月3〜4日− 


 全国の千万軍民が、白頭山の革命精神、白頭山の寒風精神で朝鮮労働党第7回大会を高い政治的熱意と前例のない労働の成果で輝かすための荘厳な総進軍に力強く立ち上がった歴史的な時期に、朝鮮人民軍第4回砲兵大会が3、4の両日、平壌の4.25文化会館で盛大におこなわれた。

 大会には、人民軍内の各級砲兵部隊、区分隊の指揮官、政治活動家と軍事学校の活動家、茂島の英雄砲メンバーをはじめ、名砲手運動で模範的な指揮官、軍人が参加した。

 会場は、偉大な党の先軍革命指導に従って、敬愛する金正恩同志の真の銃の同志、熱血の戦友となって反帝・反米対決戦、社会主義守護戦の最前線で勝利の砲声を高く鳴らすすべての大会参加者の革命的情熱で激しく沸き返った。

 会場正面には、金日成主席の太陽像(肖像画)と金正日総書記の太陽像が丁重にかかげられていた。

 幹部席の背景には、わが党の栄光ある革命伝統を象徴する白頭山の模型と「朝鮮人民軍第4回砲兵大会」の文字がかかげられ、「砲兵重視思想」「主体的砲兵戦法」「白頭山の訓練機運」「名砲手運動」の文字と英雄的朝鮮人民軍の威力ある砲武力装備が描かれていた。

 幹部席には、朝鮮人民軍陸軍・海軍・航空および対空軍の軍旗が立てられ、名誉儀仗兵が立っていた。

 会場には、「朝鮮人民のすべての勝利の組織者であり、嚮導者である朝鮮労働党万歳!」「栄光あるわが祖国朝鮮民主主義人民共和国万歳!」「偉大な金正恩同志を首班とする党中央委員会を命がけで死守しよう!」などのスローガンが張り出されていた。

 歓迎曲が流れるなか、わが党と国家、軍隊の最高指導者である敬愛する金正恩同志が会場にあらわれた。

 その瞬間、嵐のような「万歳!」の歓呼の声が会場を揺るがした。

 白頭山の天が遣わした名将を熱い感動のなかで迎えるすべての参加者は、わが人民軍を党の思想と偉業に忠実な領袖の軍隊、党の軍隊に絶えず強化し発展させ、革命武力強化の最盛期をもたらしていく敬愛する金正恩同志に最大の栄誉と最も熱い感謝を贈り、熱狂の歓呼の声を上げた、

 敬愛する金正恩同志は、もっぱら党と運命をともにし、砲兵の戦闘準備の完成に献身してきた大会参加者に温かく答礼し、祖国防衛戦、社会主義守護戦で英雄的偉勲を立てた彼らに熱いあいさつを送った。

 黄炳瑞、朴永植、李永吉の各氏をはじめ、朝鮮人民軍指揮メンバーと砲兵の戦闘準備で模範的な部隊、区分隊の指揮官が幹部席に着いた。


 朝鮮労働党第1書記で国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が開会の辞を述べた。

 敬愛する金正恩同志は、全党、全軍、全人民が、栄光ある朝鮮労働党創立70周年を社会主義朝鮮の革命的大政治祭典として迎えた勝利者の気勢高らかに朝鮮労働党第7回大会をわが党の歴史に特筆すべき革命の最盛期として輝かすための総攻撃戦を果敢におこなっている激動の時期に、朝鮮人民軍第4回砲兵大会を行うことになると述べた。

 そして、今大会は、主席と総書記が主体的砲兵武力の建設に積み上げた不滅の業績を末永く輝かし、現代戦の要求に即して砲兵の戦闘準備を完璧に完成させる上で重大な意義をもつと強調した。

 敬愛する金正恩同志は、国の国防力をあらゆる面からかためるうえで、砲兵が占める位置と役割の重要性を深く洞察した主席と総書記が早くから独創的な砲兵重視思想を示して砲兵武力の強化、発展に常に深い関心を払ったし、高貴な革命の生涯の最後の時期まで砲兵の戦闘準備のために大きな労苦と心血をすべてささげたことに言及した。

 敬愛する金正恩同志は、今大会がすべての大会参加者の高い政治的熱意と積極的な参加により活動を円滑に遂行することで、砲兵の戦闘準備を完成させてチュチェ革命武力の不敗の威力をさらに強化するうえで歴史的な里程標をもたらすものとの確信を表明し、朝鮮人民軍第4回砲兵大会の開会を宣言した。


 「金日成将軍の歌」と「金正日将軍の歌」が奏楽された。

 大会では、わが党が砲兵部門に示した課題を貫徹する活動でおさめた成果と経験、教訓を分析、総括し、砲兵の戦闘準備の完成で新たな転換をもたらすための対策を討議した。

 大会の報告を朝鮮人民軍の李永吉総参謀長(陸軍大将)が行った。

 李永吉総参謀長は、わが砲兵武力が歩んできた歴史は、独創的な砲兵重視の思想と理論を創始して砲兵をわが革命武力の強力な戦闘隊伍に強化し、発展させてきた不世出の偉人たちの卓越した指導の歴史であり、砲兵にたいする限りない信頼と愛の歴史であることについて次のように指摘した。

 血みどろの抗日革命戦争の炎の中で砲兵武力建設の深くもたくましい根をもたらした金日成主席は解放直後、砲兵武力建設の土台を築いて整然たる砲兵指揮メンバー養成体系を立てたし、兵器工場の敷地も定めて短期間にわが人民軍を強力な砲兵を持つ正規の革命武力に整えた。

 主席は峻厳な祖国解放戦争(朝鮮戦争)の時期、事大主義と教条主義を徹底的に排撃して我々式の砲兵戦法と砲兵利用の原則を明らかにし、砲兵の威力をあらゆる面から強化して世界「最強」を誇っていた米帝侵略者を落日の運命に追い込んで輝かしい勝利をもたらした。

 戦後も、現代戦の特性と軍事科学技術の発展の趨勢に即して、砲兵の強化を全軍現代化の基本課題の一つにかかげ、新たな砲兵訓練方式と主体的な砲兵戦法を示して砲兵武力を人民軍の基本攻撃力に強化し、発展させた。

 朝鮮人民軍第1回砲兵大会で現代戦の要求に即して砲兵をさらに強化することに関する綱領的な演説を行い、砲兵武力が進むべき前途を明示し、砲兵部隊、区分隊を絶えず現地指導して砲兵大軍を建設した主席の聖なる革命の実録と不滅の業績は、チュチェの建軍の歴史に熱く記され、万代に末永く輝くであろう。

 金正日総書記は、主席の独創的な砲兵重視思想と砲兵武力建設構想に従って、その実現のためのたたかいを賢明に指導し、砲兵武力の発展で新たな全盛期をもたらした。

 総書記は、砲兵の戦闘準備はすなわち人民軍の戦闘準備であると述べ、砲兵武力の強化で提起される課題と方途を全面的に明らかにし、砲兵武力の強化に特別な力を注いだ。

 先軍政治で万難、試練を克服し、革命の最後の勝利をおさめようとする鉄の信念と意志を抱いてタバクソル(小松林)高射砲兵中隊を訪れた総書記は、先軍革命指導の日々に険しい江原道の鉄嶺と五聖山の断崖の道、荒波立つ椒島の航路をかき分けて人民軍砲兵の威力をあらゆる面から強化した。

 李永吉総参謀長は、主席と総書記の砲兵重視思想と砲兵武力建設業績は、不世出の先軍統帥者である敬愛する金正恩同志の賢明な指導によって新たな高い段階で輝かしく継承され、発展していることについて次のように指摘した。

 敬愛する金正恩同志は、砲兵武力は人民軍の火力攻撃の基本勢力であると述べ、砲兵の地位を最上の高みに押し上げ、砲兵武力を強化する活動が党の思想と意図どおりおこなわれるよう精力的に導いた。

 全軍金日成−金正日主義化の要求に即して砲兵部隊、区分隊内に党の唯一の軍指導体系と革命的軍紀を徹底的に立て、砲兵を党と志も息吹も運命もともにする真の銃の同志、銃の戦友に育てるのに最優先の力を入れるようにした。

 絶え間ない現地視察の途で砲兵中隊教育室に立ち寄って政治講習もみずから指導し、砲兵区分隊の芸術サークル公演も鑑賞して、すべての砲兵が死んでも革命の信念を捨てない精神力の最強者、わが党の第1近衛兵にしっかり準備するようにした。

 我々式の新たな砲兵戦法を明らかにして、すべての砲兵部隊、区分隊が経常的な動員準備を徹底的に整えるようにし、全軍に百発百中の砲撃術を備えるための名砲手運動の炎がさらに激しく燃え上がるよう手をとって導いた。

 砲煙が立ち込める実戦訓練場で千金に値する革命の時間をささげてすべての砲兵を砲兵戦の名手、一騎当千の名砲手に育てたのは、敬愛する金正恩同志が砲兵武力の強化、発展に積み上げた特出した業績である。

 李永吉総参謀長は、すべての大会参加者と人民軍将兵の一様な思いを込めて金日成主席と金正日総書記の崇高な意を体して、偉大な思想と卓越した指導、限りない信頼と愛で人民軍の砲兵武力を勝利と栄光の一路に導く敬愛する金正恩同志に最大の栄誉と最も熱い感謝を贈った。

 李永吉総参謀長は、金正恩同志の賢明な指導に従って砲兵の戦闘準備を一日も早く完成させるための総攻撃戦を力強くおこなっていくことについて強調した。

 続いて、朝鮮人民軍の将官であるキム・グァンス、リ・グムチョル、クォン・ユクソンの各氏、軍官であるキム・ヒョクイル、チェ・ヨンサン、キム・サンドン、ウ・ヨンミ、キム・グァンチョル、オム・ジェイル、ホン・グァンリョル、キム・ヨンジュン、キム・ヒョンス、ソ・ヨンナム、チャ・ヒョク、パク・ソンスク、キム・リョンチョル、ハン・ヨンス、パク・ミョンホ、チャン・チャンモの各氏、士官のチャン・ピョングァン氏が討論した。

 各討論者は、これまで党が示した4大強軍化戦略的路線と3大課題を戦闘訓練強化の恒久的な指針として捉えて我々式の新たな砲兵戦法を研究し、完成させ、砲兵の戦闘準備で集団的革新を起こす活動でおさめられた成果と経験、教訓に言及した。

 各討論者は、敬愛する金正恩同志の指導に従って、すべての砲兵を領袖決死擁護精神、1950年代の祖国守護精神を備えた思想と信念の強者、一騎当千の砲兵にしっかり準備させ、呉仲洽第7連隊称号獲得運動や近衛部隊運動、名砲手運動をはじめ、大衆運動を力強くおこなうことで、砲兵武力の強化、発展の最盛期を開いていく決意を披瀝した。


 朝鮮労働党第1書記で国防委員会第1委員長、朝鮮人民軍最高司令官である敬愛する金正恩同志が大会で綱領的な演説を行った。

 敬愛する金正恩同志は、今回、人民軍内の砲兵が一堂に会してわが党の砲兵重視思想に従って生じた情勢と現代戦の要求に即して砲兵の戦闘準備を完成させるうえで提起されるさまざまな問題を討議したと述べ、こんにち、砲兵武力を強化するうえで提起される幾つかの問題について強調した。

 敬愛する金正恩同志は、主席と総書記は、現代戦で砲兵が占める地位と役割を深く洞察したのにもとづいて主体的な砲兵武力建設の思想と理論を示し、その実現のためのたたかいを賢明に導いて砲兵をわが革命武力の強力な戦闘隊伍に強化し発展させたと述べた。

 また、主席と総書記が革命の生涯の最後の時期まで砲兵部隊、区分隊を絶え間なく訪れて軍人の生活を温かく気遣い、多くの砲陣地と実弾砲撃場を訪れて砲兵に一騎当千の英知と勇猛を与えたことに言及した。

 そして、厳しい抗日革命戦争の炎の中で最初の砲声を鳴らしたわが砲兵武力がいかなる強敵も一撃で仕留められる無敵必勝の最精鋭戦闘隊伍、世界的な砲兵として威容をとどろかしているのは、砲兵重視思想を創始し、砲兵を強化するためなら千金も惜しまずすべて与えた主席と総書記の賢明な指導の貴い結実であると強調した。

 敬愛する金正恩同志は、党の遠大な構想に従って近年、我々の砲兵武力はその発展で新たな全盛期を迎えたと述べ、訓練革命を激しく起こして砲兵の訓練の内容と方式で根本的な改善をもたらし、砲武力装備を現代化する活動でも多くの成果をおさめたことに言及した。

 また、人民軍内のすべての砲兵は、朝鮮労働党創立70周年に当たる意義深い今年、砲兵の戦闘準備を完成させるたたかいで誇らしい成果をおさめて砲兵大会の会場に堂々と入ることに関する党の戦闘的な呼びかけを胸に深く刻み、総攻撃戦をおこなって砲兵武力の強化で確かな足跡を残したと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、白玉のような愛国衷情と純潔な良心と信義を備えて砲兵の戦闘準備を完成させるために汗の染み付いた軍服を脱ぐ間もなく献身的にたたかってきた大会参加者と、いま、この時刻も愛する砲とともに、祖国の空と陸、海の哨所を頼もしく守っている人民軍内のすべての砲兵に熱い感謝を贈った。

 敬愛する金正恩同志は、砲兵の戦闘準備を完成させるうえで最も重要なのは、思想の砲門を一斉に開き、命中砲火、集中砲火、連続砲火を浴びせて砲兵を死んでも革命の信念を捨てない精神力の最強者に準備させることであると教えた。

 また、敵との戦いで我々が信じるのは、何かの先端武力装備ではなく軍人の精神力であると述べ、武力装備の威力には限界があるが精神力には限界がなく、その威力は核爆弾よりも強いと強調した。

 そして、砲兵の間で、政治活動を積極的におこなって、彼ら皆を党と領袖、祖国と人民のために一身をささげて戦うこんにちの月尾島海岸砲兵に準備させることに言及した。

 敬愛する金正恩同志は、党の訓練革命方針を徹底的に貫徹して砲兵の訓練で集団的革新の機運をさらに激しく起こさなければならないと述べ、砲兵の訓練では砲撃の命中率を高めるのに重点を置かなければならないと強調した。

 また、砲兵の訓練は、すべての部署が完璧な実戦能力を備え、パルチザン式砲兵戦法を巧みに活用できるように準備させるのに特に力を入れて戦う軍隊らしく戦闘的におこなわなければならないと述べ、訓練で、形式主義、格式張ること、体裁ぶることは最大の禁物であると指摘した。

 さらに、人民軍の指揮メンバーは、誰もが砲兵についてよく知り、それを巧みに生かさなければならないし、砲兵についてよく知らなければ現代戦を円滑に作戦、指揮できないと強調した。

 敬愛する金正恩同志は、現代戦の要求に即して砲の装備を現代化する活動も積極的に推し進めることについて教えた。

 そして、砲の装備の現代化を推し進めるには、現実的な条件と可能性をしっかり打算して段階ごと目標を明確に立て、その実現のための活動を綿密に行うべきであり、科学研究と創意、考案でおさめた成果と新たに開発された機材を随時導入する活動にも深い注意を払わなければならないと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、すべての砲兵部隊、区分隊が、経常的な戦闘動員準備を徹底的に整えるようにしなければならないと述べ、総書記が教えたように、戦争はいつおこなうと宣伝しておこなわないし、いかなる不測の事態にも主動的に対処するには常に高度な撃動状態(射撃準備完了状態)を維持しなければならないと強調した。

 また、生じた情勢の要求に即して各種の戦闘勤務を強化し、敵が我々の自主権が行使される領土と領海、領空を0.0O1ミリでも侵犯するなら、即時に敵撃滅の砲火を浴びせなければならないと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、党の意図と要求に即して砲兵の戦闘準備を一日も早く完成させるには、砲兵指揮メンバーの責任感と役割を決定的に高めなければならないと述べ、わが党は人民軍の砲兵の戦闘準備を全的に砲兵指揮メンバーに任せたと指摘した。

 さらに、人民軍内のすべての砲兵指揮メンバーは、最後の決戦に臨んだ肉弾勇士のような並々ならぬ覚悟と決心を抱いて砲兵の戦闘準備を完成させるたたかいにこぞって立ち上がり、砲兵武力の強化でも10年を1年に縮める千里馬速度の英雄的神話を創造しなければならないと強調した。

 敬愛する金正恩同志は、全軍に砲兵重視気風を確立することについて教えた。

 敬愛する金正恩同志は、砲兵部門の活動に対する党の指導を強化しなければならないと述べ、各級部署の政治機関が砲兵の戦闘準備を完成させる活動を党委員会の活動、部隊の活動に確固と転換し、それにたいする党の指導、政策的指導を絶え間なく深めていくことに言及した。

 また、砲兵活動家の隊列を立派にととのえ、彼らの責任感と役割を高める組織・政治活動を実質的におこなって、彼らがいつどこでも、死んでも生きてもわが国、わが民族のために万難を排して戦って勝った抗日革命闘士のように革命熱、闘争熱で心臓の赤い血をたぎらせるようにしなければならないと述べた。

 敬愛する金正恩同志は、人民軍内のすべての砲兵が党の信頼と期待を常に忘れずに砲兵の戦闘準備で新たな奇跡と革新を創造することで、時代と革命が与えた聖なる使命と任務を立派に遂行するものとの確信を表明した。


 敬愛する金正恩同志が演説を終えると、主体的砲兵武力の強化、発展の不滅の大綱をもたらした希代の天が遣わした名将を仰いで上げる力強い「万歳!」の歓呼の声が会場を揺るがした。

 大会では、わが党と人民の最高指導者である敬愛する金正恩最高司令官に送る決意文が採択された。


 敬愛する金正恩同志が閉会の辞を述べた。

 敬愛する金正恩同志は、わが党の格別な関心のなかでおこなわれた今回の砲兵大会では、わが党の砲兵重視思想、砲兵建設に関する戦略的思想が改めてはっきりと宣明されたし、党の砲兵武力強化方針の貫徹のための正しい方法論がもたらされるようになったと指摘した。

 また、朝鮮人民軍第4回砲兵大会は、党が示した4大強軍化戦略的路線と生じた情勢の要求に即して砲兵の戦闘準備で根本的な転換をもたらし、軍事力強化の最盛期を開いていくうえで新しい里程標をもたらした歴史的な大会、砲兵総進軍大会としてチュチェ革命武力建設の歴史に輝かしく記されるであろうと強調した。

 さらに、意義深い今大会を通じてすべての参加者は、砲兵がどれほど重要な位置にあり、どれほど重要な役割を果たすべきか、砲兵にたいする党と祖国と人民の信頼と期待がどれほど大きいかを改めて心から深く痛感することになったであろうと述べた。

 そして、すべての大会参加者が、朝鮮労働党が示した砲兵武力強化の綱領的指針を捉えて信念高らかに突撃、また突撃していくことで、わが党の第7回大会を砲兵武力強化の誇らしい成果で迎えるたたかいで、旗手、先鋒隊になることに言及した。

 敬愛する金正恩同志は、党は我々の砲兵を一番大切にして信じると述べ、革命武力建設の歴史的なすべての道のりでそうであったように、今後も砲兵武力の強化に優先的な力をいれるであろうと指摘した。

 そして、朝鮮労働党の指導があり、わが党に限りなく忠実な英雄的砲兵がいるので、砲兵の戦闘準備では必ず革命的転換が起こるであろうと強調した。

 敬愛する金正恩同志は、すべての大会参加者が、大会の精神を徹底的に貫徹して党と革命、祖国と人民に担った聖なる使命と任務を立派に遂行するものとかたく信じると述べ、朝鮮人民軍第4回砲兵大会の閉会を宣言した。


 大会は、「金正恩将軍を命がけで死守する」の歌の奏楽で終わった。

 再び嵐のような「万歳!」の歓呼の声が上がるなか、会場は大きな感激と歓喜で激しく沸き返った。

 敬愛する金正恩同志は、すべての大会参加者が、白頭山の訓練機運、名砲手運動の炎高らかに砲兵の戦闘準備を徹底的に完成させ、軍事力強化の最盛期を先頭に立って開いていくものとの期待と確信を表明し、彼らに温かい戦闘的あいさつを送った。

 大会参加者は、現代戦は砲兵戦であり、砲兵の戦闘準備はすなわち人民軍の戦闘準備であることを銘記して無敵の戦士部隊、一騎当千の砲兵に準備していくことで、チュチェの社会主義祖国を鉄壁に守っていく信念の誓いを立て、白頭山の先軍統帥者を仰いで声の限り万歳を叫び、また叫んだ。

 敬愛する金正恩同志の指導のもとに盛大におこなわれた朝鮮人民軍第4回砲兵大会は、全軍金日成−金正日主義化の旗印高らかに人民軍砲兵の政治・思想的および軍事技術的威力をあらゆる面から強化してチュチェ革命偉業の最後の勝利を早めていくすべての人民軍将兵の鉄の信念と意志を内外に力強く誇示した。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


(注)タバクソル(다박솔)=金正日総書記はチュチェ84(1995)年1月1日、朝鮮人民軍第214部隊タバクソル哨所を現地指導した。先軍政治を開始したとされる。
 タバクソルは、一般的には、青く茂った若い松を意味する。文中の(小松林)は、地名。





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