金 正 恩

チュチェ革命の新時代の金日成総合大学の基本任務について
 金日成総合大学創立70周年に際して大学の教職員、学生に送った書簡
−2016年9月27日− 


 朝鮮労働党第7回大会が示した輝かしい青写真にもとづいて社会主義強国建設のための総攻撃戦が力強く展開されている歴史的な時期に、創立70周年を意義深く迎える金日成総合大学のすべての教職員と学生を熱烈に祝います。

 金日成総合大学は民族幹部育成の中心基地であり、チュチェの科学・教育の最高学府です。

 金日成総合大学の歩んできた歴史は、偉大な金日成同志と金正日同志の主体的な教育思想と理論、卓越した指導の輝かしい勝利の歴史であり、党と領袖への限りない忠誠心を持ち、革命偉業の勝利の前進と祖国の富強・繁栄のために献身してきたすべての教職員と学生、卒業生の燃えるような愛国衷情が織り成してきた歴史です。

 偉大な金日成同志は、教育事業、民族幹部育成事業を国と民族の運命にかかわる国事中の国事とみなし、解放後、あれほど困難かつ複雑な情勢の下でもまず総合大学を建てました。金日成総合大学が創立されて、人民の息子、娘を新しい朝鮮を担って立つ頼もしい働き手に育て上げる民族幹部育成事業、主体的で人民的な高等教育の新しい歴史が開かれ、自国の民族幹部に依拠して富強で自主的な人民の国家を建設しうる道が大きく開かれました。

 金日成同志は、困難をきわめた新しい祖国建設の時期と苛烈な祖国解放戦争(朝鮮戦争)の時期をはじめ、革命と建設の各時期、各段階に大学が進むべき前途を明示し、総合大学が党と革命の求める立派な民族幹部を多数育成するよう親しく導きました。金日成同志の賢明な指導と格別な配慮のもとに、総合大学を革命人材育成のモデル大学に、龍南山地区を世界一の大学村にするための強固な土台が築かれました。

 偉大な金正日同志は金日成総合大学の活動に常に深い関心を払い、大学が時代と革命にたいする使命と任務を立派に果たしていくよう賢明に導きました。

 つとに、龍南山に登って歴史の誓いを立てた金正日同志は、大学の教育活動で主体性を確立するよう精力的に導き、大学を領袖への忠誠心を第一の生命とする金日成同志の大学、チュチェの科学・教育の最高学府にしました。世界の一流大学建設構想を示し、先軍革命の道で重なる精神的・肉体的過労のなかでも大学に世界的水準の教育条件と環境をもたらすために心血を注ぎ、労苦を重ねた金正日同志の偉大な影像は大学の教職員、学生と人民の心に深く刻まれています。

 実に、金日成同志と金正日同志は、金日成総合大学の創立者、建設者であり、教職員と学生の慈父、師であり、金日成総合大学は名実ともに金日成同志と金正日同志の温かい懐で生まれ成長してきた金日成同志の大学、金正日同志の大学です。

 世界には長い歴史と伝統を誇る名門大学が少なくありませんが、万民が仰ぐ偉大な太陽の尊名によって輝き、金日成同志と金正日同志の不滅の指導業績によって輝く大学は金日成総合大学しかありません。

 わが党は、金日成総合大学の強化発展における金日成同志と金正日同志の不滅の革命業績を固守し、とわに輝かせ、時代と革命発展の要求に即して総合大学を世界的な大学としてさらに強化発展させるための活動に深い関心を払っています。

 金日成同志と金正日同志と党の指導のもとに、創立後、こんにちに至るまで、金日成総合大学は、民族幹部の育成と国の科学技術の発展において中枢的役割を果たしてきました。

 金日成総合大学の教育者、科学者は、党の教育政策にもとづき政治的、思想的に堅実で、科学技術的によく鍛えられた数多くの革命的人材を育成するとともに、金日成−金正日主義と党政策の正当性を論証し、広く解説、宣伝し、経済と文化、国防力を強化するうえで提起される科学技術上の問題を立派に解決することによって、チュチェの革命偉業を勝利に向けて前進させることに大きく寄与しました。

 金日成総合大学の学生は、朝鮮革命の厳しい各年代に常に党と領袖を断固守り、党の構想と意図を先頭に立って決死の覚悟で貫徹しました。

 金日成総合大学の卒業生は、党と領袖の大きな政治的信頼と期待を胸に深く刻み込み、わが党と共和国の強化発展のために献身し、こんにちも社会主義強国建設の主要部門で党と革命の中核、前衛闘士としての責任と本分を果たしています。

 ひとえに、党に従って忠誠の道、愛国の道を変わることなく歩みながら、チュチェの革命偉業を立派になし遂げていく党と国家の頼もしい中核、各分野の有能な専門家を数多く育成し、多大な科学研究の成果をもって社会主義強国の建設を力強く後押ししてきたことは祖国と革命にたいする金日成総合大学の大きな功績です。

 金日成同志と金正日同志の遺訓を貫徹するための闘争を通じて院士、教授、博士をはじめ、優秀な教育・科学陣と世界の科学界が認める新しい世代の青年科学者が育ち、総合大学の面貌にふさわしく大学、学部、学科がもれなく設けられるとともに、教育設備の近代化、情報化水準が高まり、先端製品の生産基地が整えられて大学を世界の一流大学として建設するための土台が築かれました。

 こんにち、金日成同志と金正日同志の銅像を中心として巨大な大学村をなしている龍南山地区は、主体的な教育、科学の発展と富強な祖国の建設における金日成同志と金正日同志の不滅の業績が凝縮されており、わが党の教育重視、人材重視の思想と路線の正当性を雄弁に物語る歴史の目撃者、チュチェ革命の最後の勝利の日が昇る聖地として光を放っています。

 私は、党と革命、祖国と人民にたいする重大な責任と使命を深く自覚し、高潔な忠誠心と愛国的献身性を発揮して過ぐる70年間、大学の強化発展とチュチェ革命偉業の遂行に大きく寄与した金日成総合大学のすべての教職員、学生と卒業生に朝鮮労働党と共和国政府の名で熱い感謝を送ります。

 こんにち、金日成総合大学には、チュチェ革命の新時代の要求に即して党と革命に忠実で、高い実力のある革命的人材をより多く育成し、先端科学の研究成果をもって社会主義強国の建設を力強く推し進めることによって、全社会の金日成−金正日主義化偉業の遂行に大いに寄与すべき聖なる任務が課されています。

 金日成総合大学が時代と革命にたいするその使命と任務を立派に果たすためには、大学を永遠に金日成同志と金正日同志の大学として強化発展させなければなりません。

 領袖の大学としての革命的性格と本態を変わることなく固守し、世界に名声をとどろかせる金日成同志と金正日同志の大学として強化発展させるのは、チュチェ革命の新時代の金日成総合大学建設の総体的方向です。

 金日成総合大学は、党と領袖への忠誠心を第一の生命とする大学の誇りある歴史と伝統を変わることなく固守し、世代と世紀を継いで輝かせていかなければなりません。

 金日成同志と金正日同志の不滅の業績と遺訓は金日成総合大学建設の万代の礎であり、指導指針です。金日成総合大学は、金日成同志と金正日同志の主体的な教育思想と理論、遺訓を恒久的な綱領とし、大学活動全般に確実に具現して金日成同志と金正日同志の世界の一流大学建設の構想と念願を現実化しなければなりません。

 党の思想と指導にたいする忠実性は、金日成総合大学の第一の生命です。党の唯一的指導体系を確立するための活動をさらに深化させて、大学を党の思想と指導に忠実に従い、常に党中央と歩みをともにする信念と忠誠心の結晶体にしなければなりません。領袖の大学としての誇り高い伝統をそのまま継承し、全校に党中央決死擁護、党政策決死貫徹の革命的気風がみなぎるようにすべきです。

 金日成同志と金正日同志の革命大学としての高い権威にふさわしく、金日成総合大学を世界の一流大学としてさらに強化発展させるべきです。

 教育と科学研究を密接に結びつけ、創造型人材の育成と先端科学・理論、技術創造を基本とする大学として発展させるのは、一流大学の建設で提起される重要な課題です。

 金日成総合大学は、一流大学の特性に応じて教育の内容と方法、教育体系と授業管理を改善、完備すべきです。

 本科から博士院、科学研究院に至るすべての教育段階で人材養成の目的を明確に立て、それにもとづいて教育の内容と方法、教育体系と授業管理を改善すべきです。

 大学は、政治・思想科目の教育を重視しながら科目の党政策化、原理化、通俗化の水準を高めて、教育内容の政治性・思想性をしっかり保障しなければなりません。すべての科目の教育綱領を実用化、総合化、近代化の原則にもとづいて全面的に検討し、改善、完備するとともに、教材を世界的水準で朝鮮式に立派につくるべきです。

 金日成総合大学は、教育方法を革新する上で全国の模範となるべきです。

 朝鮮式の開発授業法を時代の要求に即して発展させ、完成して、学生が主動的な学習者、探究者になるようにし、教育を科学研究、実際の活動と密接に結びつけておこなうべきです。わが国の現実とそれぞれの科目の特性に応じた授業過程、授業手段と手法、授業形態を積極的に創造し、具現すべきです。博士院ではもちろん、本科段階から学生を科学研究活動に積極的に引き入れ、実技能力を高める方向で実験と実習、実技練習の比重を高め、実践能力を基本として学生の実力を科学的に評価する方法を確立すべきです。

 大学では、授業単位を合理的に組織し、さまざまな授業法と手段を通じて、学生が大学内で、また全国で一番優秀な教員の講義を受けられるようにすべきです。教員の責任授業時間を明確に定め、基本講義は等級の高い貫禄ある教員、研究士が受け持つのを原則とすべきです。

 総合大学は、教育体系と授業管理制度、教育行政活動を改善すべきです。

 本科教育から博士院教育までの整然とした連続教育体系を確立し、金正日同志が打ち立てた秀才教育体系が実際に効果をあらわすようにしなければなりません。

 総合大学としての性格に応じて宇宙航空技術と化学工業部門をはじめ、先端分野、重要部門の人材を養成する大学、学部、学科を設け、科学の総合的な発展趨勢と国の社会・経済発展の要求に即して新しい境界科学を開拓し、その部門の人材を育成すべきです。

 大学では、土台があり、水準の高い学部、学科を世界の覇権を握ることのできる一流学部、学科にし、追いつけ追い越せ・見習い運動を積極的に繰り広げて、一流学部、学科の隊列を拡大すべきです。

 教員、研究士の授業と科学研究活動、学生の教育活動が円滑におこなわれるようにする原則にもとづき、合理的な教育行政体系と秩序を確立すべきです。

 講座をその分野の学術中心、貫禄ある研究集団として強化し、授業と科学研究活動を密接に結びつけるべきです。

 金日成総合大学は、遠隔教育大学を全国的な社会科学部門の遠隔教育拠点にし、学科と学生の数を増やして大規模の大学として拡大、発展させることによって、わが党の全人民科学技術人材化方針の実現に大いに寄与すべきです。

 金日成総合大学は、一流大学の建設を担う科学・教育陣を強化するための決定的な対策を講じるべきです。

 一流大学建設の直接の担当者、原動力は教員、研究士を主とする大学の科学・教育陣です。

 総合大学は、学問別科学・教育の後進を将来を見通して養成して科学・教育陣を質的、量的に強化し、その代がしっかり受け継がれるようにしなければなりません。大学は、社会科学研究院と自然科学研究院の活動に大きな力を入れて、研究士が先端研究課題の遂行で大きな研究成果をおさめ、その過程で世界的な学者になるようにすべきです。

 金日成総合大学は、科学研究活動を力強く繰り広げ、教育と科学研究、生産の一体化を実現するうえで先導者にならなければなりません。

 大学では、社会主義強国の建設における理論実践的・科学技術的問題を円滑に解決し、基礎科学部門を発展させ、先端科学技術分野を開拓することに重点を置いて科学研究活動をおこなうべきです。

 社会科学部門では、金日成同志と金正日同志の不滅の革命活動史と革命業績をとわに輝かせ、金日成−金正日主義と党の路線と政策の独創性と真理性、正当性と生命力を深く解説、論証し、広く宣伝すべきです。自然科学部門では、食糧問題、エネルギー問題をはじめ、人民経済の発展と国防力の強化において切実な科学技術上の問題を解決することに大いに寄与し、基礎科学と先端科学技術部門で世界的な競争力をもつ研究成果をあげるべきです。

 教育と科学研究、生産の一体化を実現することは、一流大学の建設における重要な課題です。

 大学は、金正日同志の遺訓を体して、先端技術の研究及び知的製品の生産基地を築くうえでおさめた成果を強固なものにしながら、より多くの知的製品の生産基地を築き、技術サービスを発展させて教育活動に大いに活用し、国の先端産業の創設に寄与すべきです。

 金日成総合大学を国際学術交流の拠点にする活動を目的志向性をもって推し進めなければなりません。

 大学は、学問別または総合的性格の国際学術討論会を定期的におこない、外国の権威ある大学、研究機関との共同研究を拡大強化すべきです。

 大学は、すぐれた学術論文を執筆して権威ある国際討論会や国際学術雑誌に発表するようにし、『金日成総合大学学報』を国家的な専門学術雑誌に定め、世界的な学術雑誌にすべきです。総合大学学報をはじめ、図書、教材、参考書を重みのあるものにして大学や国内で広く利用するとともに、外国にも配布すべきです。

 大学は、多くの外国人留学生を受け入れて朝鮮語教育だけでなく、各専攻学科で本科生および博士院生、実習生としての教育をおこなうとともに、博士院生を主として外国に留学させるべきです。

 教員、研究士の責任感と役割を決定的に強め、学生の学習熱意を一段と高めるべきです。

 金日成総合大学の教員、研究士は、革命の中核、世界的な人材を育成する職業革命家です。大学が世界に向けて進んでいるこんにち、総合大学の教員、研究士が、党と祖国にたいして担っている責任と任務はきわめて重大です。

 教員、研究士は、党の革命思想と理論を確固たる信念とし、崇高な次代観と気高い精神的・道徳的品格、教育者としての清らかな良心をもたなければなりません。総合大学の教員、研究士は、教育者、科学者である前に党と革命に忠実な思想と信念の強者にならなければなりません。信念の柱のない教員、研究士はいかに高い実力があるとしても、党と革命に真に寄与することはできません。教員、研究士は、祖国の未来に責任を担っているという強い自覚をもって授業と科学研究活動に心魂を傾けるべきです。

 教員、研究士の実力は、すなわち学生の実力であり科学研究の成果です。教員、研究士は、実力向上の熱風、実力競争の熱風を巻き起こして誰もが模範教授者になり、専攻分野で他の追随を許さない権威者、世界的な学者になるべきです。

 金日成総合大学の教員、研究士は、みずからの模範的実践によって学生を教育する真の教育者になり、高い実力と気高い品性、顕著な功績によって、大学生だけでなく、社会の幹部と勤労者からも愛され尊敬される真の師にならなければなりません。

 金日成総合大学の学生は今後、社会主義強国建設の重要部門、持ち場を担当する革命の指揮メンバーになり、チュチェ革命の勝利をめざすたたかいで根幹になるべき中核人材の後進です。

 金日成総合大学の学生は、偉大な金日成−金正日主義を信念とする真の革命家になり、世界を先んじる知的能力を備え、高尚で文化的な素養を身につけたチュチェ型の革命的人材、創造型の人材になるべきです。

 すべての学生は、大学の電子図書館にある金正日同志の親筆命題を心に刻み、金日成民族、金正日朝鮮を全世界に輝かせる革命の根幹、新世紀の有能な人材になるという高い目標を立てて発奮し、学びに学ぶべきです。学生は在学中に、成功の鍵は自分自身にあるという強い自覚をもって精神的、道徳的に絶えず修養し、深い知識をより多く身につけ磨くために寸暇を惜しんで学ばなければなりません。

 我々の競争相手は世界であり、競争の主人公は、まさに金日成総合大学の学生です。学生は、頭脳で世界に挑戦し、世界と競争し、世界の先端を行くという大きな野心をもち、先端科学の未知の世界を探究することによって、金日成総合大学の尊厳と名誉を誇り高くとどろかせるべきです。

 大学では、教授・教育活動と政治組織生活、規律生活をはじめ、活動と生活のすべての契機を、学生の間に学習熱風を起こし、実力を高めることに指向させ、服従させていくべきです。

 金日成総合大学を世界の一流大学の水準に引き上げるための活動に党と国家の力を注ぐべきです。

 金日成総合大学を世界の一流大学に強化発展させることは、わが党が重視する時代的課題です。

 党中央委員会科学教育部をはじめ、当該部署と平壌市党委員会は、金正日同志の崇高な志と党の意図に即して金日成総合大学を世界の一流大学として強化発展させるための活動を党の立場から強く後押しし、当該部門、単位が大学事業に深い関心をもって積極的に支援するようにしなければなりません。

 内閣と当該機関は、金日成総合大学を教育と科学研究、生産が一体化された科学技術研究基地に整えるための活動を力強く後押ししなければなりません。大学に近代的な実験・実習設備と印刷設備、教具・校具を最優先的に提供し、実習基地と給養基地を強固に築くよう極力援助して、教育条件と環境を世界的な水準に引き上げなければなりません。大学の教育条件と科学研究条件、教職員、学生の生活条件を円滑に保障するための国家的な対策を講じるべきです。

 大学は、自力自彊の原則にもとづいて世界の一流大学を建設するための戦略と目標をわが国の実情と世界的趨勢に即して、現実に即して科学的に立て、それを一つ一つ着実に実行しなければなりません。世界の一流大学の建設において、事大と教条、模倣を排撃し、外国のすぐれた経験を取り入れる場合にもそれに止まらず、より高い水準に引き上げなければなりません。大学は誰かの援助を望むのではなく、みずからの力と技術で教育設備、科学研究設備を近代化し、新しい実験・実習設備と機材を開発し、給養基地もいっそう充実させなければなりません。

 金日成総合大学地区は、金日成同志と金正日同志が永生の姿で安置されている錦繍山太陽宮殿の近くに位置しており、一草一木にも金日成同志と金正日同志の温かい愛情がこもっている一つの大革命史跡地区です。大学の教職員、学生は、金日成総合大学をこのうえなく立派な教育拠点、科学・教育の最高学府としてより立派に整備しきちんと管理することに純潔な忠誠心と愛国心をささげなければなりません。

 金日成総合大学党委員会と所属大学の党委員会の機能と役割を強めなければなりません。

 大学党委員会は、金日成同志と金正日同志の遺訓を貫徹し、指導業績を固守し輝かせる活動を生命線としてとらえていかなければなりません。大学に金日成同志と金正日同志の多くの指導史料があるのですから、すべての教職員、学生が、金日成同志と金正日同志の指導業績を毎日、いつも実生活を通じて深く体得するようにし、金日成同志の指導業績を固守し輝かせることに生きがいを感じるようにしなければなりません。

 教育行政活動をはじめ、すべての活動が、金日成同志と金正日同志の遺訓と党の教育路線、方針の貫徹に指向されるように政策的指導、政治的指導を強化すべきです。特に、一流大学の建設のための活動を党の意図どおりに将来を見通して、確信を持って推し進めることに大きな力を入れなければなりません。

 大学党委員会は、わが党の思想論をとらえて教職員と学生の間で偉大性教育を基本とする5大教育を強力に、かつ着実におこない、彼らをみな思想・精神力の強者、熱烈な愛国者、階級の前衛闘士、高尚な道徳の体現者に育て上げなければなりません。

 大学党委員会は、教員、研究士の陣容をしっかりかため、知識人集団の特性に即して党生活の組織と指導を着実におこなって、すべての教員、研究士、幹部の精神力を最大に発揮させなければなりません。

 学生との活動は、大学党委員会が特別に重視し、力を入れるべき重要な活動です。学生の間で学習熱風を巻き起こし、革命性と組織性、規律性を培わせるための組織・思想生活指導を強化しなければなりません。青年同盟組織が、学習第一主義のスローガンを貫徹することに重点を置き、青年大学生との活動を創意的に、積極的におこなうよう正しく導かなければなりません。新入生の選抜で実力本位の原則を堅持し、実力が高く将来性のある人を大学に入学させなければなりません。

 すべての幹部が、権柄と官僚主義、不正腐敗行為に反対し、教職員、学生のために滅私奉仕することを固有の革命倫理、革命的党風とするようにし、教職員、学生の間であらゆる非社会主義的現象と社会主義教育制度のイメージを曇らせる傾向が絶対にあらわれないよう思想教育と思想闘争を強化すべきです。

 大学理事会と大学党指導委員会の役割を強めることが重要です。

 大学理事会と大学党指導委員会は、本大学と所属大学の教育活動と科学研究活動の水準を高め、大学を世界の一流大学に強化発展させるうえで提起される重要な問題を解決するための対策を講じなければなりません。世界の一流大学にする事業を先を見通して計画的に方法論をもっておこない、各大学、学部、学科は、一流大学の主要指標を世界的水準で突破するための活動を競って繰り広げるようにしなければなりません。

 大学理事会を本大学と所属大学の幹部とともに党と国家、重要単位の責任幹部を加えて構成することによって、理事会の権威と大学活動にたいする国家的・社会的関心を高めさせなければなりません。

 金日成総合大学にたいするわが党と人民の期待は大なるものです。

 金日成総合大学が、確信と活力に満ち、世界に向けて力強く進む時、チュチェ革命の最後の勝利の日はさらに早まるでしょう。

 私は、金日成総合大学のすべての教員、研究士、幹部、従業員と学生が、党中央の意図を体して大学を金日成同志と金正日同志の大学として限りなく輝かせ、世界の一流大学の前列に堂々と立たせることによって、時代と革命に対して担っている聖なる使命と任務を立派に果たすものと確信しています。

出典:サイト「ネナラ」(全文)


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