金 正 恩

金正恩第1書記 戦闘機パイロットと白頭山登頂
 −2015年4月18日−


 わが党と国家、軍隊の最高指導者である敬愛する金正恩同志は18日明け方、朝鮮人民軍戦闘機パイロットの白頭山地区革命戦跡地参観隊員とともに革命の聖山白頭山に登った。

 黄炳瑞、崔竜海、金養建、李載佾、李炳哲の各氏が同行した。

 敬愛する最高司令官は、白頭山の日の出を俯瞰した。

 敬愛する最高司令官は、風速25メートルの強風が吹き荒れる白頭山の頂に堂々と立って白頭山の寒風を一身に受け、東の空の果てを眺めた。

 午前7時40分ごろ、白い霧を腰にまとった白頭の霊峰と奇岩石に柿色と赤の調和をなした美しい朝焼けが広がり、瞬く間にその色が次第に深まるなか、濃い炎の塊が上り、白頭山の日の出が始まった。

 日の出を迎えた白頭山は、激しい吹雪、突風を起こし、神秘的変化をつくり出した。

 敬愛する最高司令官は、本当に素晴らしい、白頭山の気概は見るほどに荘厳である、白頭山の日の出は他では見られないまばゆく美しい絶景である、澄んだ朝の国、朝鮮の新しい一日は白頭山から明けると述べ、明るくほほ笑んだ。

 敬愛する最高司令官は、白頭山は、わが民族の魂が宿っており、先軍朝鮮の気概が凝縮されている祖宗の山、革命の聖山であり、朝鮮革命の発源地、勝利の象徴、先軍革命の永遠の灯台であると述べた。

 敬愛する最高司令官の歩みに続いて、風雪が吹き荒れる険しい山中に決心を抱いて戦う我々革命軍という革命歌を高らかと歌い、朝鮮人民軍戦闘機パイロットの白頭山地区革命戦跡地参観隊が白頭山の頂に到着した。

 白い雪を舞い上げ、世紀の空高くそびえる白頭山に登った参観隊員は、込み上げる感激を抑えられず、赤旗をはためかせて声の限りに「万歳!」を叫んだ。

 白頭山が寒風をさらに激しく吹き付け、こたえた。

 猛烈な風が、吹雪を起こして砂を飛ばし、視界を遮ったが、戦闘機パイロットの胸には白頭山の寒風で心を洗い白頭山の魂と精神で生き、たたかう揺るぎない信念と意志が脈打っていた。

 敬愛する最高司令官は、吹きすさぶ白頭山に登って白頭山の寒風を味わってこそ、白頭山の真の味を知ることができるし、朝鮮革命を最後まで完成させる決心がさらにかたくなると述べ、白頭山に登る道はどんな核兵器の威力にも比べられない貴い精神の糧を与える道、白頭山の革命伝統を輝かせる道、栄光にあふれた朝鮮革命の命脈をしっかりとつないでいく道であると指摘した。

 敬愛する最高司令官は、白頭山の革命精神、白頭山の寒風精神は、わが軍隊と人民が胸に永遠に抱いて生きるべき崇高な精神であると指摘し、その精神をもって生きれば世界に恐れるものもなく、やり遂げられないこともないと述べた。

 敬愛する金正恩最高司令官は、白頭山で始まった我々の革命の行軍路は、まだ終わっていないと述べ、戦闘機パイロットが革命の聖山白頭山が見守っているという並々ならぬ自覚をもち、祖国の青い空を守る道で抗日革命烈士の百折不撓の闘争精神を高く発揮することで、先軍革命の継承者としての聖なる使命を果たすものとの期待と確信を表明し、彼らとともに白頭山の頂で、意義深い記念写真を撮った。

 記念撮影が終わると、戦闘機パイロットが上げる嵐のような「万歳!」の歓呼の声と「金正恩決死擁護!」のスローガンの喚声が白頭山の空の果てに響き渡った。

 敬愛する金正恩最高司令官のこのうえない信頼のなか、革命の聖山白頭山で生涯胸に深く銘記して生きていくべき精神的富を受け取った戦闘機パイロットは、金日成主席と金正日総書記、敬愛する最高司令官と結んだ情を運命の血筋とみなし、迫る祖国統一大戦で白頭山の革命精神、白頭山の寒風精神で歴史が知らない金正恩肉弾決死隊の空の神話を創造することで、白頭山で始まった空の道をはるか遠く漢拏山まで必ずつなぐ燃える決意をかためた。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】



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