金大中元大統領夫人と現代会長への親書伝達
 −2014年12月24日−


 朝鮮労働党第1書記で国防委員会第1委員長である敬愛する金正恩同志は、金正日総書記の逝去3周年に際して深い哀悼の意を込めて花輪と弔意文を寄せた南朝鮮の金大中元大統領夫人である李姫鎬女史と現代グループの玄貞恩会長に感謝の手紙を送った。

 手紙を24日、開城で朝鮮労働党の金養建書記が金大中平和センターの金聖在理事と玄貞恩会長におのおの丁重に渡した。


李姫鎬女史への手紙

 金大中元大統領夫人の李姫鎬女史へ

 偉大な金正日国防委員長同志の逝去3周年に際して、親愛なる女史が真心のこもった追悼の花輪と慰労の意を込めた弔意文を寄せたことに深い感謝の意を表する。

 女史が3年前の国喪の時に息子夫婦を連れて平壌を訪問して国防委員長同志の霊前に弔意を表したのに続いて、三年喪に花輪と弔意文を寄せたのは国防委員長同志に対する高潔な信義のあらわれであると思う。

 金正日国防委員長同志は生前、女史が金大中元大統領とともに民族の統ーのための道にすべてをささげてきたことについて、たびたび回顧した。

 我々は、先代の首脳の崇高な統一の意志と畢生の偉業を体して民族の統一の宿願を遂げるために今後も積極的に努力する。

 来年、良い季節に女史が是非平壌を訪問して休息もし、楽しい日々を送るよう期待する。

 寒い冬の天気に格別に健康に気をつけるよう願う。

金正恩
2014年12月18日


玄貞恩会長への手紙

 現代グループの玄貞恩会長へ

 偉大な金正日国防委員長同志の逝去3周年に際して、会長先生が真心を込めて用意した追悼の花輪と深い哀悼の弔意文を寄せたことをありがたく思う。

 わが人民が晴天の霹靂のような国喪に服し、悲しみに包まれている時、先生は国防委員長同志の霊前を訪れて弔意を表した。

 先生は、今回の三年喪に真心のこもった追悼の花輪と弔意文を寄せたことで、国防委員長同志と鄭周永前名誉会長、鄭夢憲前会長と結んだ深い縁を大事にし、代を継いでいく思いを熱く表した。

 鄭周永、鄭夢憲の両先生が、民族と統一のための道に残した愛国的な行いを全同胞は忘れないであろう。

 玄貞恩会長先生の活動で常に成果があることを願う。

 今後、会長先生が平壌を訪問すれば喜んで迎えるであろう。

金正恩
2014年12月18日


 一方、これに先立ち、金正日総書記の逝去3周年に際して、金大中元大統領夫人である金大中平和センターの李姫鎬理事長と現代グループの玄貞恩会長から花輪が寄せられた。

 花輪を16日、開城で同センターの朴智元副理事長と現代峨山の趙建植社長が朝鮮アジア太平洋平和委員会のウォン・ドンヨン副委員長にそれぞれ託した。

 また、敬愛する金正恩同志に総書記の逝去3周年に際して李姫鎬理事長と玄貞恩会長が送る弔意文が託された。

 席上、金正恩同志が李姫鎬理事長と玄貞恩会長に送る謝意の言葉をウォン・ドンヨン副委員長が丁重に伝えた。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】




inserted by FC2 system