金 正 恩

朝鮮総聯第23回全体大会に祝賀文
 −2014年5月23日−


 朝鮮中央通信によると、金正恩第1書記は23日、在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)第23回全体大会に祝賀文を送った。その全文は次のとおり。


 私は、チュチェ革命偉業の遂行と在日朝鮮人運動で新たな転換が起こっている歴史的な時期に開かれる朝鮮総聯第23回全体大会に際して、金日成主席と金正日総書記の心も合わせて大会に参加する代議員とすべての在日同胞に熱烈な祝賀をおくります。

 朝鮮総聯第22回全体大会が開かれてからこんにちに至るこの4年間は、朝鮮総聯の活動家と在日同胞が金日成主席と金正日総書記は永遠に我々とともにいるという鉄の信念を抱いて総書記の遺訓どおりに在日朝鮮人運動の新たな全盛期を開いていくたたかいで大きな成果をおさめた誇らしい期間でした。

 朝鮮総聯と在日同胞は、内外の反動層の妨害策動が続く異国の困難な環境のなかでも直面する試練と難関を勇敢に克服し、組織内部を盤石にうちかためて主体的愛国勢力をさらに拡大、強化したし、さまざまな大衆運動を力強くおこなって在日朝鮮人運動の勝利の前進のための強固な土台を築きました。

 朝鮮総聯は、わが民族同士の理念のもとに祖国統ーのための宣伝活動を力強くおこなって南朝鮮人民の正義のたたかいをあらゆる面から支援したし、社会主義祖国に対する熱烈な愛を抱いて祖国の経済強国建設と文明国建設に物心両面の愛国の至誠をすべてささげました。

 私は、総括期間、朝鮮総聯が白頭山の天がつかわした偉人たちの貴い愛国の遺産である朝鮮総聯をしっかり守り抜き、愛国事業全般で誇らしい成果をおさめたことを高く評価するとともに、すべての朝鮮総聯の活動家と在日同胞に熱い感謝をおくります。

 新たなチュチェ100年代の進軍路で初めておこなわれる朝鮮総聯第23回全体大会は、チュチェ革命偉業遂行の歴史的転換期に在日朝鮮人運動をさらに高い段階へと強化し、発展させるうえで関鍵となる意義をもつ歴史的大会です。

 朝鮮総聯の活動家と在日同胞は、白頭山の天がつかわした偉人たちの主体的海外同胞運動の思想と不滅の業績をしっかり擁護、固守してさらに輝かし、朝鮮総聯のすべての活動を偉大な大元帥たちが意図して望んだとおりにおこなっていかなければなりません。

 朝鮮総聯は、組織内にチュチェの思想体系、指導体系をしっかりと立て、思想の力、一心団結の威力で直面するあらゆる挑戦と難関を果敢に切り抜け、支部と分会をはじめ、基層組織のさらなる強化に深い関心を払わなければなりません。

 朝鮮総聯は、民主的民族教育事業を愛国運動の中心に据えて知識経済時代の要求に即して教育内容と方法を絶えず改善し、新しい世代と同胞商工人との活動にさらに大きな力を入れなければなりません。

 特に、新しい世代との活動をしっかりおこなって愛国烈士がもたらした忠実さの伝統、一心団結の伝統、愛国愛族の伝統を代々しっかりと継いでいき、同胞商工人の愛国的熱意を積極的に奮い起こして在日朝鮮人運動の主力軍としての責任と本分を全うするようにしなければなりません。

 朝鮮総聯の活動家と在日同胞は、金正日愛国主義を心に大切に刻み付け、社会主義強盛国家の建設に特色のある貢献をし、外部勢力の干渉を終わらせてわが民族の団結した力で祖国の自主的平和統ーを実現するたたかいを力強くおこなわなければなりません。

 朝鮮総聯は、各級組織と在日同胞の合法的地位と民主的民族権利を擁護して拡大する対外活動をさらに能動的に活発におこなっていかなければなりません。

 朝鮮総聯の活動家は、在日朝鮮人運動の中核勢力であり、各階層の同胞大衆を奮い立たせる組織者、教育者です。

 朝鮮総聯のすべての活動家は、常に同胞大衆のなかに入って生き、働きながら大衆の愛国的熱意と献身性を最大に発揚させ、在日同胞とその子女に幸せで豊かな未来を与えるために全力を尽くす同胞大衆の真の服務者、公僕にならなければなりません。

 偉大な大元帥たちが、結成し、育てた朝鮮総聯組織と在日同胞は変わりなくチュチェの海外同胞運動のモデル組織、社会主義祖国と運命をともにする熱烈な愛国愛族の先覚者としての栄誉を輝かさなければなりません。

 偉大な大元帥たちの永遠の祝福のなか、社会主義祖国とともにチュチェの道、愛国愛族の道、強盛繁栄の道を力強く進む朝鮮総聯の前途には常に勝利と栄光だけがあるでしょう。

 私は、朝鮮総聯第23回全体大会が、在日朝鮮人運動の新たな全盛期を開く歴史的里程標、朝鮮総聯の全般の活動を一段階引き上げる画期的な契機になるものと信じるとともに、大会での立派な成果を心から願います。【朝鮮通信=東京】



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