金 正 恩

朝鮮労働党第4回細胞書記大会 開会の辞
 −2013年1月28日−


 同志の皆さん!

 今日、我々は、すべての党員と人民の大きな期待と関心のなかで朝鮮労働党第4回細胞書記大会を行うことになります。

 我が党の栄光に満ちた歴史で4回目に開かれる今回の細胞書記大会は、朝鮮労働党の永遠の総書記である偉大な金正日同志の遺訓に従って招集された意義深い大会です。

 偉大な領袖金日成同志の革命的党建設偉業を輝かしく継承し、党細胞の強化、発展を全党強化の中心の要、基本の鍵に捉えた偉大な金正日同志は、天才的な英知と非凡な先見の明でチュチェ革命偉業遂行の歴史的転換期の要求を明哲に洞察し、今後、党細胞書記大会を1万人規模で大きく組織して、党細胞を強化するうえで細胞書記が自身の役割をしっかり果たすようにすることに関する綱領的な教えを示しました。

 朝鮮労働党第4回細胞書記大会は、党細胞の機能と役割を決定的に高め、チュチェ革命の新時代の要求に即して、我が党の戦闘的威力をあらゆる面から強化するうえで画期的な転換点になるでしょう。

 この意義深い場で、大会参加者とすべての党員と人民の限りない敬慕の念を込めて朝鮮労働党の創立者、建設者であり、白頭山大国の偉大な姿である金日成同志と金正日同志に最も崇高な敬意と永遠無窮の栄光をささげます。

 また、栄光に満ちた金日成・金正日同志の党の初級活動家になった栄誉と誇りを抱いて我が党の強化、発展と祖国の富強繁栄のために人知れない苦労と献身的な努力をささげている大会参加者を熱烈に祝い、全党の細胞書記に党中央委員会の名で戦闘的あいさつを贈ります。

 同志の皆さん!

 こんにち、我々には、永生不滅の金日成−金正日主義の旗印を高く掲げて偉大な大元帥たちが一生をささげておさめた万古の革命の業績をさらに輝かし、強盛国家の建設と祖国統一偉業の実現へとたゆみなくつないでいくべき責任ある重い課題が提起されています。

 党に提起された重大な課題を立派に遂行するには、革命と建設を導く政治的参謀部、勤労人民大衆と生死の運命をともにする母なる党としての我が党の面貌を一新しなければなりません。

 我が党を組織・思想的に強化し、党と人民の血縁的絆を強固にし、千万軍民を強盛国家の建設へと力強く組織、動員するうえで党の末端基層組織であり、党政策貫徹の斥候隊である党細胞の任務が大変重要です。

 国のすべての地域、すべての部門、すべての哨所で活動している数十万の党細胞さえしっかり準備されていれば、党の活動と国家の事業の全般に新たな拍車をかけ、千万軍民を一斉に奮い起こして世界を驚かす奇跡をもたらすことができます。

 全党の細胞書記が、党中央委員会のまわりにかたく団結し、数十万の党細胞が党を支える絶対不変の礎石になり、城塞になれば、我が党の指導的権威と戦闘力は比べようもなく高まり、労働党の赤旗は、強盛国家のいただきに誇らしくはためくことになるでしょう。

 党中央委員会は、今回の細胞書記大会をこれまでにおさめられた成果と経験、欠点を総括し、党細胞活動を根本的に改善、強化して党活動の全般に一大転換を起こす決定的な契機にすることを決心しました。

 本大会が、この場に集まったすべての同志の高い熱意と積極的な参加のもとに、みずからの活動を円滑に遂行することで、我が党の強化、発展と社会主義強盛国家の建設で歴史的な里程標をもたらすものと確信し、朝鮮労働党第4回細胞書記大会の開会を宣言します。

 出典:『月間論調』2013年1月


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