金正日総書記は、全社会の金日成主義化の要求に即応して各階層の広範な大衆を党のまわりにかたく結束するための活動を力強く推し進めた。

　総書記は、全社会の金日成主義化のための大衆との活動方針を新たに示した。1974年８月２日、著作『党活動を根本的に改善、強化し、全社会の金日成主義化を力強く推し進めよう』で、大衆との活動の総体的課題と一貫した方針を示した。

　金正日総書記は次のように述べている。

　「今日、大衆との活動も全社会を金日成主義化するという党の最高綱領に従ってさらに深化されなければなりません。大衆との活動の総体的課題は、各階層の大衆をみな教育、改造して熱烈な革命家、栄えある金日成主義者にし、彼らが金日成主義の旗のもとにあくまで断固とたたかうようにすることにあります」

　大衆との活動において党が堅持している一貫した方針は、ごく少数の敵対分子を徹底的に孤立させる一方、広範な大衆を最大限に獲得して党と領袖のまわりにかたく結束することである。

　総書記は、各階層の大衆との活動を改善、強化する方途を全面的に明示した。各階層の大衆との活動を強化するためには、党活動家が革命的大衆観点をもち、党の大衆路線にしっかり依拠して活動し、活動家の活動方法と活動作風を改善し、具体的な方法論にもとづいて、この活動を一つ一つ着実に展開しなければならないと指摘した。

　総書記は、広範な大衆を党のまわりにしっかり結束するため、党組織が大衆との活動を階層別の特性に応じて深化させるようにした。

　まず、労働者、農民との活動を強化するようにした。

　革命の指導階級である労働者階級を全社会の革命化、金日成主義化の先鋒部隊、手本として押し立て、党組織が労働者の隊伍をしっかりかため、彼らの間で学習と組織生活、革命実践を通じた思想的修養と鍛錬を絶えず強化するようにした。そして、農民、知識人との活動も、その特性に応じて絶えず深化させ、彼らを熱烈な金日成主義者に育て上げるようにした。

　総書記は、大衆にたいする教育活動を対象の特性に応じてさまざまな形式と方法で積極的に行うようにした。

　総書記は、大衆との活動において勤労者団体の役割を強めることにも深い関心を払った。

　各級党組織が、勤労者団体の活動に深い関心を払い、勤労者団体がその特性に応じて同盟員にたいする教育体系を確立し、思想教育活動をさまざまな形式と方法でおこなうようにした。そして、勤労者団体が、同盟員の組織生活体系を単一化し、同盟員の間に自覚的かつ革命的な組織生活気風を確立するようにした。また、党組織が大衆との活動において勤労者団体の自立性を高めることに力を入れるようにした。

　こうして、各階層の大衆との活動が改善され、勤労者団体の役割が強まるにつれて、革命隊伍は、全社会の金日成主義化の要求に即してさらに強化された。