青少年活動にたいする党の指導を強化することは、労働者階級の党に提起される最も重要な課題の一つであり、党と革命の明日の運命にかかわる極めて重要な問題です。

　青年は、自然と社会改造の先駆者であり、最も積極的な担い手です。青年は勇敢で新しいものに敏感であり、正義と真理のためには水火もいとわずたたかいます。

　我が国の青年は、かつては祖国解放の聖なる偉業の実現をめざす抗日革命闘争に参加して無比の勇敢さと犠牲精神を遺憾なく発揮し、祖国解放戦争の時期にも、党と領袖のために、祖国と人民のために青春と生命をささげて英雄的にたたかい、戦後の復興建設と社会主義建設の時期にも突撃隊、前衛隊としての栄誉を輝かしくとどろかせました。

　青年は、革命の信頼すべき継承者であり、交代者です。

　革命の命脈は、新しい世代によってひきつがれ、祖国の前途はかれらによって決定されます。党と革命の明日の運命は、新しい世代が革命の信頼すべき継承者としてしっかり準備されるか否かに大きくかかっています。

　偉大な領袖金日成同志は、つとに革命の道を踏みだしたときからこんにちにいたるまで、青年運動に重要な意義を付与し、我が国の青年運動の強化発展に深い関心を払ってきました。金日成同志は、朝鮮共産主義青年運動の起源を開き、青年運動の輝かしい伝統をきずきあげ、我が国の青年運動を勝利の道へと賢明に導いてきました。こうして、こんにち、社労青組織は党のベルトとしての使命を立派に果たしており、我が国の青年運動は、「世界青年運動の手本」となっています。

　我々は、既に得た成果と経験にもとづき、発展する現実の要求に即して社労青活動をいっそう改善強化しなければなりません。

　いま社労青組織は、戦闘的気迫に欠け、無気力であり、自然と社会を改造する闘争において先駆者の役割を果たしていません。党は最近、発展する現実の要求に即して青少年活動にたいする党の指導をいっそう強化するため、各級党委員会に青年事業部を新設する措置を講じました。

　各級党組織は、青少年活動にたいする党の指導をさらに強化し、すべての青少年を党の戦闘的な後続部隊、チュチェ偉業の信頼すべき継承者にしっかりと鍛えあげなければなりません。

　なによりもまず、社労青の隊伍をチュチェ型の戦闘的隊伍にうちかためるべきです。

　社労青の隊伍をうちかためることは、党の隊伍を質的に強化するための重要な条件となります。社労青は、我が党の戦闘的な後続部隊であり、党の隊伍をたえず補強するプールです。社労青の隊伍をうちかためてこそ、社労青組織の戦闘的機能を高め、政治的、実務的に準備のできたすぐれた青年を党に受け入れることができます。

　我々は、革命闘争が新たな高い段階に発展した現実の要求に即して、社労青の隊伍をうちかためなければなりません。

　社労青隊伍をうちかためるためには、社労青の幹部陣容の質的強化をはからなければなりません。

　社労青の幹部は、同盟の活動を組織し指導する指揮メンバーであり、青年の直接的な教育者です。社労青の幹部陣容をしっかりかためてこそ、すべての青年を党と領袖のまわりにかたく結集させ、社労青はいかなる風波と試練にあっても我が党の戦闘的な後続部隊としての本分を果たすことができます。

　党組織では、党と領袖にかぎりなく忠実で、革命闘争と建設事業へと青年を力強く組織動員できる有能な活動家で社労青幹部陣容をうちかためるべきです。

　覇気と情熱は、青年に固有の品性であり、社労青幹部の重要な特徴です。いかに水準が高くても、覇気と情熱がなければ社労青幹部にはなれません。社労青幹部が常に情熱に燃え、覇気にあふれていてこそ、社労青組織は生気はつらつと活動する生きた組織になりえます。党組織は、青年の特性にふさわしく、清新かつ覇気にあふれた社労青活動を展開できる人で社労青幹部をかためるべきです。

　社労青の幹部を選抜し配置したあとは、かれらを正しく教育しなければなりません。社労青幹部は、年が若く、経験があさいので、かれらを最初から厳格にしつける必要があります。党組織は、社労青幹部を個別的にも、集団的にも教育して、かれらが党と領袖にあくまで忠実であるようにすべきです。

　中核分子の隊伍をしっかりかため、その役割を高めることは、社労青組織に提起される重要な課題の一つです。

　広範な青年を結集している大衆的な組織体である社労青は、その中核分子の隊伍をしっかりかためることなくしては、課された革命任務を円滑に遂行することができません。

　中核分子の隊伍をしっかりかためるためには、党と領袖にかぎりなく忠実で、まかされた革命課題を責任をもって遂行し、将来、有能な社労青幹部に、党の中核になれる青年を理解、掌握して系統的に育てなければなりません。中核青年に各種の任務を与えて十分に援助し、実際の活動をつうじて、かれらを組織的、思想的にたえず鍛え、あらゆる面で前衛的役割を果たすようにしなければなりません。

　青少年のあいだで組織生活を強化することは、かれらをチュチェ型の共産主義的革命家に育てあげる重要な裏付けです。少年団生活は、人びとにとって最初の組織生活であり、社労青生活は誰もがへなければならない過渡的な組織生活です。

　社労青組織生活を強化するためには、すべての社労青員に正しい組織観念をうえつけなくてはなりません。社労青員が組織生活にまじめに参加するか否かは、組織と集団にたいするかれらの観点と態度に大きくかかっています。組織にたいする観念が正しくない人は、組織生活に誠実でなく、組織の決定と任務分担も正しく実行しません。すべての青少年が正しい組織観念をもって組織生活に自覚的に、まじめに参加するようにさせるべきです。

　社労青生活は、社労青員が規約上の義務を遂行する過程であり、分担された任務を実行する活動です。社労青員が社労青組織から与えられた任務を実行しないならば、社労青員だとはいえず、革命的に鍛えられることができません。社労青組織は、社労青員に、政治的・思想的修養をつむことに基本をおき、まかされた革命課題を責任をもって遂行し、技術・文化水準を高める問題を取り合わせて多様な任務分担をおこなうべきです。

　組織生活を正規化、習性化するのは、我が党の一貫した方針です。

　社労青組織と少年団組織では、組織生活を正規化、習性化し、すべての社労青員と少年団員が組織生活の総括をはじめ、各種の集いにかならず参加し、常に組織の指導と統制のもとで働き、学習し、生活する革命的気風を確立するようにさせるべきです。

　社労青組織を、生気はつらつと活動する戦闘的な組織にしなければなりません。

　各級社労青委員会は、当該単位の社労青組織に提起されるすべての活動を責任をもって指導する集団的指導機関です。党組織は、社労青委員会が課された任務を立派に遂行するよう十分に援助すべきです。

　初級団体は、社労青の基礎組織であり、社労青員の政治生活の拠点です。初級団体の役割を高めて社労青員の組織生活にたいする指導と統制を強化し、提起された課題を成功裏に遂行するようにしなければなりません。

　次に、青少年にたいする思想教育を強化しなければなりません。

　青年時代は、人間の生涯において極めて重要な時期です。一般的に、人間の革命的世界観は青年時代に形成されます。そのため、青少年にたいする思想教育を強化することは、特に重要な問題となります。

　父が革命家だからといって、その子がひとりでに革命家になるものではなく、社会主義制度のもとで生まれ育った新しい世代だからといって、おのずと共産主義的人間になるものでもありません。青少年は、不断の革命的教育をうけてこそ、社会主義・共産主義建設者に、革命の真の継承者に育つことができます。

　国際共産主義運動の歴史的経験と教訓は、青少年にたいする思想教育をおろそかにするなら、かれらが労働にまじめに参加しなくなり、のらりくらりし、安易で怠惰な生活をするようになることを示しています。

　各級党組織は、青少年にたいする思想教育に大きな力をいれ、すべての青少年を党と領袖にかぎりなく忠実で、知・徳・体をそなえた共産主義的革命家に育てあげなければなりません。

　チュチェ思想教育を強化することは、青少年教育において第一の課題です。

　チュチェ思想は、チュチェの革命偉業を完成していくうえで堅持すべき最も正しい指導思想であり、チュチェ偉業の継承者が必ず身につけなければならない革命的世界観です。青少年をチュチェ思想でしっかりと武装させてこそ、かれらがいかなる逆境のもとにあってもいささかの動揺もなく、チュチェの革命偉業を継承し完成させていくため、力強くたたかっていくことができます。

　チュチェ思想教育における基本は、金日成同志の著作と党の文献の学習を強化することです。

　青少年のあいだで金日成同志の著作と党の文献にたいする学習を強化して、著作と党の文献にもりこまれた思想を深く把握させるべきです。特に、青年が当該部門の活動とかかわりのある金日成同志の著作と党の文献の学習を深め、その内容に精通するようにしなければなりません。

　青少年にたいするチュチェ思想教育は、著作研究討論会と問答式学習コンクール、著作通暁の集いなど、さまざまな形式と方法でおこなうのがよいでしょう。青少年の特性に即してチュチェ思想の基本原理と革命理論を平易に解説した書物と教育資料集をより多く出版して配布すべきです。

　青少年のあいだで忠実性の教育を強化することは、革命偉業の継承において提起される根本問題であり、革命の明日の運命にかかわる原則的な問題です。領袖によってはじめて開拓された労働者階級の革命偉業は、革命の代をつぐべき新しい世代が領袖とその偉業にあくまで忠実であってこそ、輝かしく継承され、完成されるのです。

　我々は、全社会のチュチェ思想化の要求に即して、青少年にたいする忠実性の教育をさらに強化し、すべての青少年が党と領袖にたいする清らかな忠誠心をもつようにしなければなりません。

　忠実性の教育で重要なのは、青少年に、党と領袖にたいする忠実性を革命的信念と信義としてうえつけることです。

　忠実性は、革命的信念と信義にもとづくときにのみ、いかなる風が吹き荒れようとも、動揺と変心を知らぬ、真実かつ最も純潔をものになります。

　青少年に、党と領袖にたいする忠実性を革命的信念と信義としてうえつけるためには、金日成同志の偉大さと恩徳についての教育を掘りさげておこなわなければなりません。青少年が金日成同志の偉大さと恩徳を深く認識するとき、金日成同志をかぎりなく尊敬し欽慕し、忠誠をもって仰ぎ従うようになり、金日成同志にたいする革命的信義を変わることなくもちつづけるようになります。我々は青少年に、金日成同志の偉大さと恩徳を幅広く深く認識させて、かれらが、党と領袖に自己の運命のすべてをゆだね、党と領袖をあくまで仰ぎ従うようにすべきです。

　忠実性の教育を原理的におこなうことは、青少年に党と領袖にたいする真の忠実性をつちかわせる基本的方途の一つです。

　忠実性の教育を原理的におこなってこそ、青少年が党と領袖にたいする忠実性を自己の確固たる信念とし、党と領袖に真に忠実であるためには、いかに生き、いかに働くべきかを深く自覚し、党と領袖のために命をささげてたたかっていくことができます。

　党組織は、領袖にたいする忠実性の問題が、労働者階級の革命偉業の遂行における根本問題であり、代をついで継承される忠実性のみが真の忠実性であることを、青少年に深く体得させるべきです。党にたいする忠実性はすなわち領袖にたいする忠実性であり、代をついで継承される真の忠実性であることを青少年に十分に認識させるべきです。

　忠実性の教育で重要なのはまた、忠実性の生きた模範をもって教育することです。

　青少年を忠実性の生きた模範で教育してこそ、かれらは大きな感動と衝撃をうけ、党と領袖にたいする忠実性を実践活動で遺憾なく発揮することができます。

　抗日革命闘争の時期、青年共産主義者の発揮した金日成同志にたいする忠実性は、青少年の学ぶべき立派な模範です。

　青年共産主義者は、朝鮮革命の黎明期に、金日成同志を民族の太陽として、統一団結の中心として高く仰ぎ、自己の運命を全面的にゆだねました。青年共産主義者の心臓は、常に金日成同志へのかぎりない尊敬と欽慕の念に燃え、かれらのすべての活動は、金日成同志を中心とする革命隊伍の統一団結を守る闘争で一貫していました。かれらは、金日成同志が朝鮮革命を指導するかぎり、朝鮮革命は必ず勝利し、金日成同志を仰いで革命をする道では、生きるも光栄、倒れても光栄という鉄のような信念をもち、おり重なる難関と試練を生命を賭してのりこえて金日成同志の示した革命路線と方針を無条件、最後まで貫きました。金日成同志の大いなる信頼と愛にはぐくまれて革命闘士に育った青年共産主義者は、厳しい試練に直面するたびに、崇高な革命的信義を守って変わることなく金日成同志を高く仰ぎ、青春も生命もなげうって断固と擁護し防衛しました。

　抗日革命烈士の発揮した金日成同志にたいする忠実性に見習って、祖国解放戦争の時期と戦後の社会主義革命と社会主義建設の時期に、朝鮮人民と青年が発揮した金日成同志にたいする忠実性の生きた模範も、立派な教育資料となります。

　我々は青少年のあいだで、かつて青年共産主義者をはじめ、抗日革命烈士と朝鮮人民の発揮した金日成同志にたいする忠実性の生きた模範をもって教育活動を着実にくりひろげ、すべての青少年が党と領袖を忠誠をもって高く仰いでいくようにすべきです。

　革命伝統教育を強化することは、青少年のあいだで党の唯一思想体系を確立し、革命的世界観を確立するうえで重要な意義をもちます。

　金日成同志によってきずかれた輝かしい革命伝統は、我が党と革命の歴史的根元であり、チュチェの革命偉業を完成するための貴い元手です。青少年を我が党の輝かしい革命伝統で教育してこそ、革命闘争の試練を体験していない新しい世代を真の共産主義的革命家に育てることができ、金日成同志によって切り開かれたチュチェの革命偉業を代をついで立派に継承し完成していくことができます。

　党組織は、青少年が金日成同志の栄光に輝く革命活動史を深く研究し学習して、我が党の革命伝統でしっかり武装し、その純潔を代をついで断固と守っていくようにすべきです。

　青少年のあいだで階級的教育を強化することは、革命の代が変わりつつある状況のもとで、特に重要な問題として提起されます。現在の青少年は、地主、資本家の悪らつさも知らず、わらじがどういうものであるかもわからないありさまです。青少年のあいだで階級的教育をおこなわないならば、かれらは階級の敵を忘れ、困難な時期に動揺するおそれがあります。

　我々は、青少年に資本主義制度の腐朽性と地主、資本家の搾取者的本性をはっきりと認識させ、搾取制度と搾取階級を極度に憎悪するようにさせるべきです。特に青少年のあいだで、搾取され抑圧されてきた父母の過去を忘れないように教育することに深い注意を払う必要があります。こうして、青少年が地主、資本家を極度に憎悪し、それに反対して断固たたかい、社会主義制度の隆盛繁栄のため献身するようにしなければなりません。

　青少年にたいする反修正主義教育を強化しなければなりません。

　現情勢下で、青少年のあいだで反修正主義教育を強化することは、極めて重大な問題として提起されます。青少年のあいだで反修正主義教育をすこしでもおろそかにすれば、革命と建設に重大な結果をまねくようになります。

　青少年にたいする反修正主義教育で重要なのは、修正主義の反動的本質とその表現形態、有害さを深く認識させることです。青少年がこれをはっきりと認識すれば、修正主義の些細な表現にたいしても断固としてたたかうことができます。

　事大主義、教条主義は、修正主義を引き入れる道案内人です。青少年のあいだで事大主義、教条主義に反対する教育活動と思想闘争を強化し、修正主義の些細な要素も我々の内部に浸透しないようにすべきです。特に、青少年が他国にたいして幻想をいだかないようにし、いかに困難を状況のもとでも自力で朝鮮革命をあくまで遂行するという覚悟をかためるようにすべきです。

　青少年にたいする社会主義的愛国主義の教育を強化して、かれらが金日成同志を仰ぎ、チュチェの祖国に生き、革命にたずさわる民族としての誇りと自負をいだいて社会主義祖国をいっそう光輝かせるために献身するようにしなければなりません。

　青少年に戦争に対処する正しい観点をもたせることは、朝鮮革命の任務と我が国の現情勢から提起されるさし迫った要求です。我々はまだ、国土の半分を解放しておらず、アメリカ帝国主義と南朝鮮かいらい一味の新たな戦争挑発策動によって、我が国の情勢は依然として緊張しています。

　我々は、青少年にたいする思想教育をいっそう強化し、かれらが正しい戦争観点をもち、敵が襲いかかってくるならば一撃のもとに粉砕できるようにすべきです。

　青少年を共産主義的革命家に育てるためには、知・徳・体教育を強化しなければなりません。

　高い思想・意識と深い知識、気高い道徳と壮健な体力は、共産主義的人間のそなえるべき重要な資質であり品格です。我々は、金日成同志の示した社会主義教育学の基本原理にもとづき、青少年を知・徳・体をそなえ、全面的に発達した共産主義的人間に育てなければなりません。

　学習は、学生の第一義的な革命課題です。学生は、学習第一のスローガンを高くかかげ、学習に専心すべきです。学生のあいだで読書運動を広範にくりひろげ、かれらに自然と社会にたいする幅広く深い知識を身につけさせ完ぺきです。すべての学生が、理論と実践教育と生産労働とを密接に結びつけ、一つを学ぶにしても朝鮮革命に役立つ生きた知識を学び、目的指向性をもって学習するようにしなければなりません。

　労働青年、農村青年をはじめ勤労青年は、自分の仕事に精通し、働きながら学ぶ教育体系にもれなく参加して一般技術知識水準をすみやかに高め、全社会のインテリ化実現の先がけとなるべきです。

　青少年にたいする共産主義的道徳教育を強化しなければなりません。

　青少年は、社会主義的生活様式と集団主義的生活規範を模範的に守り、父母と目上の人を尊敬し、友人と目下の人を愛し、いつどこにあっても礼儀正しく行動しなければなりません。青少年のあいだに、古い道徳観念とブルジョア的生活様式の些細な要素も浸透できないようにすべきです。

　壮健な体力は、革命闘争と建設事業に積極的に貢献するしっかりとした基礎です。青年は壮健な体力をもってこそ、社会主義建設の先頭に立ち、祖国防衛の任務を立派に果たすこともできます。青年はいかに政治的、思想的に準備されていても、健康でなければ役に立ちません。

　青少年のあいだで、スポーツを大衆化、日常化し、背のび運動などいろいろな課外体育活動を広範にくりひろげるようにすべきです。

　隠れた英雄の模範に見習う運動は、新しいものを志向する青少年にとって大きな牽引力をもっています。青少年のあいだで、隠れた英雄の模範に見習う運動を着実に展開し、より多くの英雄と革新者を輩出させるべきです。これとともに、「栄誉の赤旗学校」「栄誉の赤旗初級組織」「栄誉の赤旗分団」「栄誉の模範初級組織」「忠誠の二重模範初級組織」称号獲得運動を広くくりひろげるようにすべきです。

　次に、青年を社会主義経済建設に力強くふるいたたせるべきです。

　社会主義経済建設を立派におこなうことは、全社会のチュチェ思想化の基本的要求の一つであり、いま我が党に提起されている重要な革命任務です。

　金日成同志は、第６回党大会で、1980年代の社会主義経済建設の新たな展望目標を示し、人民を希望にみちた勤労闘争へと呼びかけました。金日成同志の示した社会主義建設綱領を立派に実現し、社会主義の完全な勝利をはやめるためには、青年が社会主義建設の各戦線で先頭に立たなければなりません。

　青年は、我が党の経済政策の積極的な擁護者、徹底的な貫徹者となるべきです。青年は、社会主義建設の実践闘争をつうじて、金日成同志の教えと党の方針の正しさ、その生命力を深く体得し、強靭な意志をはぐくみ、無条件性の革命的気風を確立していかなければなりません。

　社会主義経済建設において突撃隊の役割を果たすのは青年の栄誉であり、誇りです。

　青年は、党の要求であればいかに困難な仕事であろうとすすんで引きうけ、水火といえども、それをいとわず飛びこまなければなりません。個人の安楽のみを追求して持ち場を選び、らくな仕事ばかりしようとする青年は、チュチェ朝鮮の青年とはいえません。

　すべての青年は、社会主義経済建設の十大展望目標の達成をめざす新たな労働現場に積極的に進出し、青年突撃隊運動を力強くくりひろげ、社会主義建設の困難で骨のおれるそれぞれの持ち場で突破口を切り開くべきです。青年は、新しい炭鉱の開発と発電所の建設、鉄道建設と干潟地の開拓など、万年大計の記念碑的創造物を建設するたたかいに積極的に参加して忠誠の偉勲を立てるべきです。

　人民経済の主体化、現代化、科学化の実現において、青年が先頭に立つことが重要です。

　青年は、国の天然資源の効果的利用と人民経済の部門構造の完備のために積極的に努力すべきです。青年のあいだで技術革新青年突撃隊、自動化青年突撃隊の活動と集団的技術革新運動を広範にくりひろげることによって、技術手段を現代化し、生産の総合的機械化とオートメ化を実現し、各部門の生産工程と生産方法、経営活動を新たな科学的土台のうえに引きあげるうえで先駆者の栄誉をになうようにすべきです。

　青年の革新的な発起を積極的に助長し、よいことをする運動を拡大発展させることは、社会主義建設を促進するうえで重要な意義をもちます。

　党は、青年の各種の革新運動と愛国的発起を極めて重視しています。

　青年のあいだで、青年分組運動をはじめ、各種の革新運動を広く展開し、かれらの革新的発起を大いに助長しなければなりません。

　青少年のあいだでウサギ飼育運動、植樹運動など、よいことをする運動を広範にくりひろげ、人民経済全般の発展で重要な意義をもつ部門と単位にたいする大衆的支援を強化し、少年団員は「少年計画」活動をさらに活発化すべきです。

　敵の侵略から社会主義祖国をしっかり守ることは、青年の最も栄誉ある神聖な義務です。人民軍と人民警備隊の青年は、祖国の防衛線を鉄壁のように守り、労農赤衛隊員と赤い青年近衛隊員は、軍事訓練にまじめに参加しなければなりません。

　党組織は、すべての青少年が常に高度の警戒心をもち、敵の破壊・謀略策動から工場と施設物をしっかり守るようにしなければなりません。

　青少年との活動を強化するためには、社労青活動にたいする指導方法を決定的に改善しなければなりません。

　社労青活動にたいする指導方法を改善しないことには、青少年との活動において新たな転換をもたらすことはできません。

　社労青活動にたいする指導方法の改善で重要なのは、社労青のなすべきことを党組織が代行する傾向をなくすことです。党組織が社労青の仕事まで代行しては、社労青組織の仕事がなくなり、結局、無力な存在となってしまいます。勤労者団体のなすべき仕事を代行するのは党的方法、政治的方法ではありません。

　社労青組織にたいする指導で重要なのは、社労青の活動家にためらうことなく仕事をまかせ、かれらが相応の役割を果たすよう正しく導くことです。

　社労青活動の主人は、あくまでも社労青の活動家です。なにごとにおいても、主人が自己の責務を正しく果たさなくては、スムーズに進まないものです。

　党組織は、社労青の活動家にためらうことなく任務を与え、その遂行方途を明確に示すべきです。そうしてこそ、社労青の活動家が自信をもって仕事を大胆に設計し、おし進めることができます。

　社労青の活動家は若く、活動経験があさいため、活動の過程で偏向をおかすこともありえます。党組織は、社労青の活動家が活動の過程で偏向をおかしたときには、そのつど是正し、助けなければなりません。

　社労青の活動家にまっとうな活動をさせるためには、かれらをおしたて、活動条件を十分に保障しなければなりません。

　党組織は、社労青組織に不必要な統計資料や文書を要求したり、社労青の活動家をほかの仕事にむやみに動員してはならず、活動と生活に必要な条件を十分に保障すべきです。

　社労青活動にたいする指導方法の改善で重要なのはまた、社労青員の特性に即して内容のある指導をおこなうことです。

　青年は新しいものに敏感で血気さかんであり、遠大な理想と抱負をもっています。青年は大衆の前に立つことを好み、英雄心もあり、どんなことでもなし遂げようとする欲望が強く、冒険もためらいません。

　党組織は、青年のこうした気質を個人英雄主義だの、功名心だの、冒険だのといっておさえつけるのではなく、それを正しくのばすべきです。

　党組織は青年の特性を考慮せず、社労青活動を、ほかの勤労者団体と同じような方法で指導しようとするならば、活動で成果をおさめることはできません。

　社労青活動にたいする指導を青年の特性に即しておこなうためには、不必要な格式や枠をなくし、活動を清新、かつ、はつらつとおこなわなければなりません。

　党組織は、社労青組織が党のやりかたを機械的に模倣したり、活動を千編一律におこなう傾向をなくし、青年の要求と感情に即して多様な形式と方法でおこなうようにすべきです。

　学生を社会・政治活動に積極的に参加させることは、かれらを有能な革命人材、生きた政治活動家に育てあげるよい方法の一つです。

　学生を社会・政治活動に積極的に参加させれば、かれらは社会の変革と発展に自分たちもそれなりの働きをしているという自覚と自負をいだき、革命闘争と建設事業にいっそう積極的に参加するでしょう。

　社会・政治活動では、金日成同志の教えと党の方針の解説宣伝を基本とし、科学技術宣伝、衛生宣伝などさまざまな宣伝活動を広くくりひろげるべきです。

　我が国の青少年はみな、文化的素養が高いだけでなく、各種の文芸活動によく参加しています。青少年のあいだで科学討論会、弁論大会、読書発表会、映画鑑賞など各種の集いと青年機動宣伝隊活動、青年学生宣伝隊活動、踏査と行軍などを日常的におこない、それぞれの趣味と素質に従って詩を吟じ、歌をうたい、文筆活動や演説などもするようにさせるべきです。こうして、我々の青少年が働き、学び、生活するすべてのところが、明朗で活気ある雰囲気でわきたち、青春の情熱と革命的ロマンにみちあふれるようにすべきです。

　社労青活動を格式と枠にとらわれない創造的なものにするためには、各級党委員会青年事業部の活動家からして青年らしい気迫をもち、覇気にあふれて活動しなければなりません。

　社労青活動を指導する党活動家が年寄りぶり肩ひじをはっては、青年からけむたがられ、したわれなくなります。青年事業部の活動家は、青年のなかにはいり、かれらとうちとけあって歌をうたい、踊りもおどり、詩も吟じるべきです。

　大胆な構想と革命的展開力は、社労青活動を指導する活動家にとって必須の活動態度です。青年は、事の後先をあれこれと推しはかって消極的に活動することを好みません。青年はなにごとをするにしても大きなことを担当し、活動を力強くおし進めることを好みます。

　青年事業部の活動家は、すべての活動を大胆かつ大がかりに構想し、覇気にあふれておし進めるべきです。青年活動を指導する活動家が、大胆な構想と革命的展開力をもち、覇気と情熱にみちて活動してこそ、社労青組織が活発に動き、社労青内に革命的気迫がみちあふれるようになります。青年事業部の活動家は、常に高い目標をかかげて活動を大胆に手配し、いったん手配した活動は豪胆な革命的気迫と不屈の闘志をもって、電撃的におし進めなければなりません。

　社労青組織が活動を根気よく進めるようにすることは、社労青活動にたいする指導において一貫して堅持すべき重要な問題です。

　青年は、持久力が足りないので、党から任務を与えられると、最初は勇み立ち、一気に山を移し海をもうめつくす勢いで取り組んでは、急にわき立った熱湯のようにすぐまた冷えてしまいます。

　青年事業部の活動家は、青年がいかなる難関に直面しようと動揺せず、頑強な闘争精神をもって党から与えられた革命任務をあくまで遂行するようにしなければなりません。青年のあいだで革命課題を根気よくおし進めず、動揺したり中途で投げだすようなことがあらわれるときには、それと強くたたかわなければなりません。

　社労青活動を青年の特質にかなったものにするためには、正しい方法論をもたなければなりません。

　正しい方法論をもつことは、すべての活動を着実に進める出発点となります。社労青活動も正しい方法論をもっておこなえば、青年の特質にかなった創造的なものにすることができるでしょう。

　青年事業部の活動家は、活動を一つ組織するうえでも、具体的に方法論を研究し、着実におこなうべきです。

　青少年活動にたいする指導を、党委員会全体の活動に確固ときりかえるべきです。ある特定の部署の力だけでは、青少年活動を正しく指導することはできません。

　道・市・郡党委員会では、青少年活動部門に重要な課題が提起されるたびに、それを集団的に討議して正しい対策を立て、その実行状況をたびたび総括し、改めて手配しなければなりません。党委員会の責任幹部が足しげく青少年のなかにはいり、講演や談話などをつうじてかれらを教育する一方、すべての部署の幹部も青少年活動に深い関心を払うようにすべきです。

　青年事業部の活動家は、青少年との活動で提起される重要な問題を総合して、党委員会に積極的に提起すべきです。そうして、はじめて青少年活動にたいする党の指導を党委員会全体の活動にすることができます。

　青年事業部の活動家がその任務をまっとうするためには、政治的・実務的水準が高くなければなりません。

　こんにち、我が国では全般的11年制義務教育が成功裏に実現されて、すべての青年が中等教育以上の一般知識を身につけているので、青年事業部の活動家の水準が低くては青年との活動で成果をおさめることはできません。

　青年事業部の活動家は、金日成同志の教えと党の方針をたゆまず学習してそれに精通し、科学技術書と文学・芸術書、党機関紙と青少年用出版物をたくさん読んで、多面的な知識を所有しなければなりません。

　私は、各級党委員会青年事業部の活動家が、青少年活動にたいする指導をいっそう強化し、育ちゆく新しい世代を我が党の戦闘的な後続隊、チュチェ偉業の信頼すべき継承者としてしっかり準備させるものと確信します。