金 正 日

金日成同志の誕生60周年を民族最大の
祝日として迎えるために
朝鮮労働党中央委員会宣伝扇動部の活動家との談話 
−1971年10月29日− 
 

 我々は、遠からずして金日成同志の誕生60周年を迎えます。

 偉大な領袖金日成同志は、国と民族の運命を一身に担って早くから革命闘争に身を投じて以来、ひたすら祖国と人民のために、労働者階級の革命偉業のために生涯をささげてきました。金日成同志は、二十星霜にわたる抗日革命闘争を勝利に導いて、祖国解放の歴史的偉業を立派になし遂げ、また3年間の祖国解放戦争で世界「最強」を誇っていたアメリカ帝国主義侵略者を打倒し、祖国を誉れ高く守り抜きました。金日成同志は、社会主義革命と社会主義建設を賢明に指導して、祖国の地に自主、自立、自衛の社会主義国をうち立てました。こんにち朝鮮人民は、金日成同志のふところに抱かれて幸せな生きがいある生活を心ゆくまで享受しており、堂々たる自主的人民として世界に尊厳を誇っています。じつに金日成同志の歩んできた生涯は、祖国と人民のためにすべてをささげた献身的奉仕の歴史、自然と社会を改造するたたかいで世紀的な変革を起こした偉大な創造の歴史です。こんにち、隆盛発展するわが社会主義祖国と朝鮮人民が享受している大きな栄誉と幸福は、すべて、金日成同志が生涯を通してささげてきた労苦のたまものです。だからこそ、朝鮮人民は、心からの忠誠心をもって金日成同志の誕生60周年を最もめでたい民族最大の祝日として迎えることをひとしく念願しているのです。これは、あまりにも当然で自然なことです。

 朝鮮労働党中央委員会政治委員会は、全党員と人民の一致した念願と忠誠の一念を反映して、この2月、金日成同志の誕生60周年を民族最大の祝日として迎えるという決定を採択し、このめでたい日を迎えて、すべての党員と勤労者が、高度の革命的熱意を発揮し、社会主義建設で新たな大高揚を起こすよう呼びかけました。政治委員会の決定が伝達されて以来、全国が金日成同志の誕生60周年を意義深く迎える準備でわき立ち、労働者をはじめ、すべての勤労者が生産と建設で大きな革新を起こしています。しかし、党が構想し、手配した問題が、すべて円滑に実行されているとは言えません。いまはまだ、多くのことに手をひろげているにすぎず、結実をみたものはほとんどなく、なし遂げたことより、今後なすべきことのほうがもっと多いのです。

 我々は、金日成同志の誕生60周年を意義深く盛大に迎える準備活動を掌握して強く推進し、党員と勤労者にたいする政治・思想活動を積極的にくりひろげ、かれらを新たな革命的高揚へと力強く呼び起こさなければなりません。

 なによりも、金日成同志の誕生60周年を迎えて、その偉大な革命業績を長く伝え、輝かせる活動に力を入れなければなりません。

 金日成同志が築いた革命業績を末永く伝えて輝かせるのは、金日成同志が切り開いた革命偉業を代を継いで継承していくための重要な要請であり、金日成同志の指導に忠実であろうとするわが党と人民に提起されている最も重要な課題です。これは、革命的道義にてらしても、金日成同志の革命戦士である我々幹部と党員、勤労者にとって当然の道理です。

 いま我々は金日成同志の誕生60周年を迎えて、革命の首都平壌の万寿台の丘に金日成同志の銅像を建立し、その左右に赤旗を軸に彫刻群像を形象化した大記念碑を建てる作業を進めています。これとともに、革命博物館も新たに大きく建設しています。ここで基本となるのは、金日成同志の銅像を立派に建てることです。

 金日成同志の銅像を建立するのは、金日成同志の高い権威と威信を守り擁護するための事業であるとともに、その偉大さと尊容を末永く伝えるための事業です。それゆえ、金日成同志の銅像は、卓越した領袖としての偉大さと、人民の父としての慈しみ深い姿がそのまま感じられるよう立派に形象化し、最大の誠意をもって壮大かつ丁重に建立しなければなりません。金日成同志の銅像は、位置も最上の場所を選ばなければなりません。金日成同志の銅像は、周囲が複雑でなく、前方の見晴らしがいいところに建て、まわりは緑地をはじめ、すべての立地条件が十分ととのうようにしなければなりません。万寿台の丘は、どの点から見ても、金日成同志の銅像を建てる位置として申し分ありません。金日成同志の銅像建立は、党員と勤労者の高い忠誠心によって進められるようにすべきです。金日成同志の銅像建立が何人かの人によって、技術的、実務的におこなわれてはなりません。金日成同志の銅像建立に党員と勤労者の忠誠心が反映されるようにし、かれらの真心と努力がこもるようにして、銅像を建てる過程が、ただちに党員と勤労者の忠誠心をいちだんと高める過程になるようにすべきです。

 朝鮮革命博物館も立派に新築しなければなりません。朝鮮革命博物館は、金日成同志の革命活動史と革命業績、高邁な徳性を全面的に示す場であり、党の唯一思想体系を確立する活動で中心的拠点の役割を果たすことになります。革命博物館がその使命と役割を十分に果たすためには、規模も相応の水準にいたらせる必要がありますが、展示内容を充実させなければなりません。朝鮮革命博物館は、地域的ないし部門的性格をおびた革命博物館や革命事績館とは異なり、金日成同志の革命活動全般を歴史的に、総合的に示すことができるよう、展示内容を立派に構成しなければなりません。いま、幹部は内容をととのえることにはさほど問題がないと考え、博物館の建築にのみ力をそそいでいますが、建物を大きく建てるだけではなんの意味もありません。博物館の陳列体系と展示内容を時期別、部門別に検討し、欠点があれば是正し、補充すべきものはさらに補充すべきです。当該時期の革命闘争史を生き生きと見せることができるよう、事績資料と事績遺物を十分にそなえることが重要です。さきごろ革命博物館を参観した海外同胞は大切に保存されている拳銃を見て、将軍が白頭山で日本帝国主義者に猛射撃をあびせた荘厳な銃声が聞こえるようだと語ったそうです。一つの事績遺物が勤労者の教育にどれほど大きな役割を果たすかということを、幹部ははっきり知るべきです。当該部門の幹部は、かつて、金日成同志に従って戦った闘士たちを訪ねたり、革命戦跡地や革命史跡地へも行ってみて、金日成同志の革命闘争史を資料的、科学的に立証する事績遺物をより多く発掘し、考証して博物館に展示すべきです。

 金日成同志の栄光に輝く革命活動史と不滅の軌跡が記されている革命戦跡地と革命史跡地をより立派にととのえ、それが党の唯一思想教育と革命伝統教育の拠点としての役割を十分に果たすようにしなければなりません。

 革命戦跡地と革命史跡地を通じた教育は、わが党の思想教育活動において重要な位置を占めます。革命戦跡地と革命史跡地は、過去の史実を生き生きとした資料と実物を通して見せるので、非常に大きな教育的意義があります。数年前、ある幹部に、白頭山に登つてなにを感じたかとたずねたことがありますが、かれは、金日成同志がどんなにきびしい道を歩み、どんなに大きな業績を積んだかを心底から感じたと答えました。百聞は一見にしかずです。革命戦跡地と革命史跡地を歩いて、自分の目でじかに見れば、本で読んだり、他人の話を聞いたりするときとは比べようもなく大きな感動を受け、多くのことを感じて革命的な覚悟と決心をいっそうかたくするものです。

 党員と勤労者が、革命戦跡地や革命史跡地を参観して多くのことを学べるようにするためには、それを歴史主義的原則と科学性の原則に立脚し、事績内容に即して立派に整備しなければなりません。革命史跡地をいかに大きくととのえ、革命事績、遺物をいかに多く展示しても、歴史主義的原則と科学性の原則が守られなければ、史跡地の参観者たちに深い感動を与えることができません。革命戦跡地と革命史跡地をととのえるうえで、過去の歴史を無視して事績内容を現代化してはならず、規模と形式にのみとらわれて科学性の原則に反してもなりません。革命戦跡地と革命史跡地は、あくまでも原状どおりにととのえ、わが党の栄えある革命の歴史と業績が真実そのままに反映されるようにしなければなりません。そして、革命の事績、遺物や遺跡・遺物の保存と管理に万全を期し、それらが本来の姿をいつまでも保存し、子孫万代に伝えられるようにしなければなりません。

 万景台革命史跡地の整備にひきつづき力を入れるべきです。万景台は、金日成同志が誕生した由緒深いところであり、朝鮮人民と世界の革命的人民が大勢訪ねる革命史跡地です。最近、各国代表団や多くの外国人がひきもきらず万景台革命史跡地を訪れていますが、かれらはひとしく、万景台が金日成同志の輝かしい革命活動史と偉大さを胸熱く感じさせるところだといい、朝鮮人民が自分たちの領袖をかくも敬慕する理由がよく理解できたと語っています。いま万景台には、金日成同志の幼年時代と革命的家庭について物語る歴史的な遺跡・遺物が昔日の姿そのままに展示.されています。この貴重な遺跡・遺物の管理に万全を期して、それが長い歳月が流れでも変化せず、損傷が生じないようにしなければなりません。そして、史跡地の周辺をもっと立派にととのえ、常に緑がしたたり、美しい花が咲き乱れるようにすべきです。

 地方にある革命戦跡地や革命史跡地も立派にととのえなければなりません。朝鮮革命の長い革命歴史をある一つか二つの史跡地や博物館ですべて見せることはできず、また、史跡地や博物館ごとに人びとに見せる内容も異なります。金日成同志の六十星霜の革命活動史を人びとに深く認識させるためには、金日成同志の革命事績のこもったすべての戦跡地と史跡地をその地の事績内容を十分に生かし、特色づけてととのえなければなりません。革命戦跡地と革命史跡地に事績碑、由来碑、頌徳碑のような革命事績記念物も事績の内容にふさわしく立派に建てるべきです。

 金日成同志の革命業績を長く伝え、輝かせるために、金日成同志が抗日革命闘争の時期に創作した不朽の名作を掘り起こし、映画や小説、歌劇に再現する作業も積極的におこなわなければなりません。

 金日成同志は、つとに抗日革命闘争の時期に不朽の諸名作を創作して人民を革命闘争に力強く奮起させ、主体的文学・芸術の古典的モデルを創造しました。金日成同志は、強大な米日両帝国主義を打倒した鋼鉄の統帥者であるだけでなく、チュチェの革命的文学・芸術の新紀元を開いた芸術の大家です。金日成同志が創作した不朽の名作を各形態の文学・芸術作品に再現する作業を正しくおこなってこそ、主体的文学・芸術の伝統を立派に継承し、発展させることができます。

 不朽の名作を映画や歌劇、小説に再現するうえで重要なのは、創作家が作品の原作に忠実であるようにすることです。原作に忠実であることは、不朽の名作を各形態の作品に再現するうえで守るべき最も重要な原則です。以前に創作、公演された不朽の名作を各形態の文学・芸術作品として新たに形象化するからといって、原作にない人物をむやみに設定したり、作品の内容を原作とは違ったものにつくりなおしてはなりません。不朽の名作『血の海』を歌劇にするとき、そうした偏向があらわれたので指摘しましたが、創作家はこの問題に深い注意を向けなければなりません。原作に忠実であれというのは、原作のすべての内容を機械的に再現せよということではありません。不朽の諸名作を映画や歌劇、小説に再現するうえで原作の種子を正しく把握し、原作の思想的内等を生かしつつ、同時に新たに創作する作品の特性を立派に生かさなければなりません。不朽の名作を各形態の作品に再現するうえでは、このほかにも時代的感情が十分に反映されるよう、生活をリアルに描き出す問題をはじめ、いろいろな原則的問題が提起されます。いま、映画芸術部門で金日成同志が初期革命活動の時期に創作した不朽の名作『花を売る乙女』を映画化していますが、こうした原則的問題がまだ十分に解決されていません。きのう、わたしが劇映画『花を売る乙女』のラッシュ・プリントを見ながら指摘したことですが、創作家や芸術家たちは、歴史的時期に合った衣装の選定もまともにできずにいます。今後、文学・芸術部門では、党が示した芸術創作原則を徹底的に具現して、映画や歌劇をはじめ、芸術作品の創作に新たな転換をもたらさなければなりません。

 金日成同志を形象化した文学・芸術作品の創作にも深い注意を向けるべきです。領袖の形象を創造するのは、こんにち、我々の文学・芸術に提起されている焦眉の課題です。これは、社会主義文学・芸術の建設で恒久的にとらえていくべき歴史的な課題でもあります。以前、領袖の形象の創造は、個々の創作家によってきわめて消極的におこなわれました。わが党は史上初めて、革命闘争における領袖の地位と役割の問題を科学的に解明したうえで、わが国で党の唯一思想体系を確立する活動が深まっている現実的要請に即応して、文学・芸術で領袖の形象を創造する作業を積極的におこなう方針を示しました。領袖の形象を創造する作業は、まだ出発したばかりであり、思想的・理論的にも、方法論的にも解決すべき問題が少なくありません。しかし、我々の創作家、芸術家たちが、党の指導に従い高い忠誠心と創作的熱意をもって取り組むならば、金日成同志を形象化した立派な作品が多く創作されるであろうと考えます。

 つぎに、金日成同志の誕生60周年を迎えて、全党、全人民を金日成同志のまわりにかたく団結させる思想教育をいっそう積極的に進めなければなりません。

 金日成同志の誕生60周年を迎えて、提起されている当面の課題を遂行する一方、全人民を金日成同志のまわりにかたく団結させる思想教育に力をそそがなければなりません。党員と勤労者の思想教育を強化して、かれらを党と領袖のまわりにかたく結集するのは、党の思想活動で常に堅持していくべき最も重要な課題です。党思想活動部門がその任務を立派に果たして、全党、全人民を金日成同志のまわりによりかたく団結させれば、それは、金日成同志の誕生60周年を迎え、金日成同志に贈る最大の贈り物となるでしょう。

 党員と勤労者にたいする思想教育は、金日成同志の偉大さを深く体得し、金日成同志に,忠誠をつくすようにすることに重点をおいて進めなければなりません。党の思想教育は本質において、人びとを金日成同志の真の革命戦士に教育改造する活動です。党員と勤労者に金日成同志の思想の偉大さ、指導の偉大さ、徳性の偉大さを深く体得させて、かれらをすべて金日成同志に限りなく忠実な革命戦士に育てあげなければなりません。

 党員と勤労者がチュチェ思想で武装するのは、金日成同志に忠実な真の革命家になるための最も重要な要求です。チュチェ思想で武装するには金日成同志の著作を深く学習しなければなりません。一部の幹部は、多忙を理由に集団学習にもあまり参加せず、独習も怠っており、著作の学習も原文によって着実にするのでなく、解説書にのみたよって形式的にしています。金日成同志の著作を深く学習せずには、金日成同志の意図どおりに考え、行動することができず、党の唯一思想に反する行為をそのつど正確に見分けて闘争することもできません。各党組織は、金日成同志の著作にたいする集中学習と定期学習を計画的に、実質的におこない、学習討論を革命実践と結びつけ、深く掘り下げて進めることにより、党員と勤労者が金日成同志の革命思想と理論の本質と正しさ、生命力を深く体得できるようにしなければなりません。

 金日成同志の著作の出版を活発におこなうことが重要です。党中央委員会第4期第15回総会以後、著作の出版では少なからぬ改善が見られましたが、いまはまだ、金日成同志の部門別文献集も多くなく、著作の発行部数も少ないため、党員と勤労者の需要をみたせないありさまです。『金日成著作選集』をはじめ、文献集や単行本をもっと多く出版しなければなりません。これとともに、著作の解説書も著作の学習に助けとなるよう、適切につくって出版すべきです。

 党員と勤労者のあいだで金日成同志の革命活動史の学習を強化することがまた重要です。金日成同志の革命活動史を学べば、金日成同志が築いた不滅の革命業績と人民の父としての金日成同志の高邁な風格を知ることができます。党員と勤労者のあいだで革命活動史の学習を広くおこなって、金日成同志の革命的家庭と初期革命活動期からこんにちにいたるまでの革命闘争史を系統的に認識し、金日成同志の非凡な英知と卓越した指導力、高邁な徳性を深く体得するようにしなければなりません。各党組織は、「金日成同志の革命活動史研究室」を立派にととのえて着実に運営しなければなりません。革命活動史研究室は、金日成同志の革命思想と革命活動史を学ぶ場所であるだけに、教育目的にふさわしくととのえて運営すべきです。革命活動史研究室が、党員と勤労者を金日成同志の革命活動史と革命思想で武装させる重要な拠点としての役割を円滑に果たすようにするためには、そこに金日成同志の革命活動史図録とともに著作や政治図書、それらの学習に必要な資料を多く備えつけなければなりません。研究室は、金日成同志の革命活動史学習教科課程による学習を計画的に進める一方、金日成同志の革命思想学習討論会や徳性研究発表の集いをおこなうなど、さまざまな形式と方法で運営すべきです。

 金日成同志の誕生60周年を迎えて、党員と勤労者を社会主義経済建設闘争へと呼び起こす宣伝扇動活動を力強くくりひろげなければなりません。

 いま勤労者は、第5回党大会が示した社会主義建設の雄大な綱領を高くかかげて、6か年計画の2年分の課題を来年の4月15日までにやり遂げるため力強いたたかいをくりひろげています。一部の工場、企業所ではすでに、6か年計画の第1年目である今年の計画を3か月近くもくりあげて遂行し、年末まで2年分の課題をくりあげて遂行する高い目標をかかげて、ひきつづき緊張したたたかいをくりひろげています。金日成同志の誕生60周年までに6か年計画の2年分の課題を超過遂行するのはたいへんよいことです。宣伝部門の活動家は、勤労者のなかに深く入って政治・思想活動を力強くくりひろげ、金日成同志への熱い忠誠の熱情を呼びさまし、社会主義建設者としての誇りと責任感を高めるようにし、かれらが技術神秘主義や保守主義をはじめ、古い思想観点を一掃し技術革命の遂行で新たな革新を起こすようにしなければなりません。

 生産扇動を力強くくりひろげなければなりません。生産扇動は、大衆の革命的熱意を引き出し、革命課題を成功裏に遂行させる有力な手段です。生産扇動は、大衆の胸をうつ生き生きとした内容をもって感動的におこない、工場新聞、速報板、宣伝カーをはじめ、各種の宣伝扇動手段を利用して生産現場で多様な形式と方法で機動的かつ戦闘的に進めなければなりません。宣伝扇動部は、最近、党が力を入れている炭鉱部門と工作機械生産部門に中央芸術団体の芸能人を送って機動宣伝隊活動を力強くくりひろげるようにすべきです。また、生産現場で映画も多く上映して、この部門の勤労者の生産意欲を大いに高めなければなりません。

 金日成同志の誕生60周年行事の成功をはかって、その準備をいまから手抜かりなく進めなければなりません。

 金日成同志の誕生60周年にさいして、各種の意義深い祝賀行事が盛大におこなわれます。今回の祝賀行事を進めるうえで最も重要なのは、金日成同志の高い権威を保ち、その不滅の業績をいっそう輝かせ、金日成同志のまわりにかたく団結したわが党と人民の不抜の統一団結を広く示威することです。我々は、今回の祝賀行事を最高の政治的・思想的水準で立派におこなわなければなりません。いまから行事の準備に万全を期し、金日成同志を永遠に高く仰ぎ、金日成同志が切り開いたチュチェの革命偉業を代を継いであくまでも完成するというわが党と人民の革命的意志をあますところなく誇示しなければなりません。

 出典:『金正日選集』2巻



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