金日成「朝鮮労働党創立30周年にさいして」

1 自主、独立、社会主義建設のための朝鮮労働党の闘争


 同志のみなさん!

 朝鮮労働党は革命的なマルクス・レーニン主義党であります。

 我が党は、マルクス・レーニン主義とチュチェ思想にもとづいて創立され、チュチェ思想を指導指針として朝鮮人民の革命闘争と建設事業を指導してきました。我が党の歩んできた30年は自主、独立、社会主義建設のための栄えある闘争の歴史であり、我が党が革命と建設でおさめたすべての勝利はチュチェ思想の輝かしい結実であります。

 我が党が創立されたのは30年前ですが、我が国の共産主義運動の歴史は半世紀をこえます。朝鮮の共産主義者はこの半世紀のあいだ、民族の自主権と国の独立をめざし、社会主義・共産主義偉業の勝利をめざして力強くたたかってきました。

 朝鮮における共産主義運動は、十月社会主義大革命の影響のもとに1920年代の初期から発展しはじめました。しかし、我が国における初期の共産主義運動は重大な弱点と制約をもっていたため、順調な発展の道を歩むことができませんでした。

 我が国の初期の共産主義運動は、大衆のなかに深く根をおろすことができず、主として上層部のかぎられた人々を中心におこなわれました。初期の共産主義運動者は、それまでの民族主義運動の失敗から教訓を酌み取ろうとはせず、依然として大衆から離れ、革命とは縁もゆかりもない分派行動に明け暮れました。

 新しく育った朝鮮の真の共産主義者は、それまでの民族主義運動と初期の共産主義運動から深刻な教訓を酌み取り、新たな革命的世界観をもち、民族主義運動者や初期の共産主義運動者とは全く異なる革命の道を選びました。こうして1920年代の後半期にはいると、新しく育った朝鮮の若い共産主義者は、勤労人民大衆のなかにはいり、かれらの力に依拠し、自主的立場に立って民族解放と階級解放をめざす闘争を展開しはじめました。

 朝鮮人民の革命闘争を真のマルクス・レーニン主義の旗のもとに自主的に発展させる出発点となったのは、1926年の打倒帝国主義同盟の結成でした。我が国における最初の真の共産主義的革命組織である打倒帝国主義同盟の結成は、朝鮮革命の新たな出発を告げる歴史的な宣言でありました。打倒帝国主義同盟が結成されたときから、朝鮮人民の革命闘争は自主性の原則にもとづいて進められるようになり、まさに、このときから栄えある我が党の根がおりはじめました。

 朝鮮の真の共産主義者は、我が国の情勢を科学的に分析し、それにもとづいて1930年代のはじめに主体的な革命路線をうちだし、日本帝国主義侵略者に抗する組織的な武装闘争を展開する道にはいりました。共産主義者の指導のもとに展開された抗日武装闘争は、朝鮮人民の民族解放闘争と共産主義運動を新たな高い段階へと発展させました。

 抗日武装闘争は、植民地半封建社会で外来侵略者を撃退して民族の自主権と国の独立をかちとり、搾取と抑圧に反対して被抑圧勤労者大衆の階級的解放を実現する闘争でした。この闘争において朝鮮の共産主義者は、闘争路線や方法、革命の戦略と戦術をすべて自分の頭で考えなければなりませんでした。

 抗日武装闘争は、国家的後方もなく正規軍の支援もうけずに、つま先まで武装した強盗日本帝国主義と戦う極めて困難な闘争でした。当時、我々が頼りとするものは勤労人民大衆だけであり、武器、弾薬、食糧など必要なものをすべて自力で解決しながら戦わなければなりませんでした。 抗日武装闘争の過程で、朝鮮の共産主義者は、筆舌につくしがたい困難と厳しい試練を体験しました。闘争の過程には紆余曲折もあり、痛ましい犠牲もともないました。しかし、この過程で、朝鮮の共産主義者はかけがえのない貴重な経験と教訓を学び、革命の真理を体得しました。

 朝鮮の共産主義者は抗日武装闘争をつうじて、自己の運命の主人は自分自身であり、自己の運命を切り開く力もやはり自分自身にあるという信念をいっそう強くしました。また、抗日武装闘争の過程で朝鮮の共産主義者は、すべての問題を自国人民の利益と自国の実情に即して自力で解決していくこと、これが革命闘争で堅持すべき最も正しい立場と態度であるという不動の信念をもつようになりました。

 長期にわたる困難な抗日革命闘争の過程でチュチェ思想が創始され、発展し豊かになり、朝鮮共産主義運動内にチュチェの思想体系がうち立てられました。抗日革命闘争をつうじて幾多の共産主義的中核が育ち、革命隊伍の思想、意志の統一と団結がかちとられ、不滅の革命業績と豊富かつ貴重な闘争経験がつまれ、革命的活動方法と人民的活動作風が創造されました。こうして、革命的マルクス・レーニン主義党創立の組織的・思想的基礎と、我が党の栄えある革命伝統がきずかれました。抗日革命闘争の過程できずかれた党創立の組織的・思想的基礎と栄えある革命伝統は、解放後我が党を創立し、強化発展させるうえで貴重な元手となりました。

 チュチェ思想は、我が国の労働者階級と勤労人民大衆の自主的な闘争過程をつうじて朝鮮革命と朝鮮共産主義運動の指導指針となり、こんにち我が党のゆるぎない指導思想となっています。

 チュチェ思想は、人間があらゆるものの主人であり、すべてを決定するという哲学的原理に根ざしています。チュチェ思想は、世界における人間の地位と役割を科学的に解明することによって、自然と社会にたいする最も正しい見解を与え、世界を認識し改造する強力な武器を与えます。チュチェ思想は、社会発展の合法則性を明らかにし、勤労人民大衆を自主的で創造的な生活をめざす革命闘争へと力強く励まします。

 チュチェ思想は、勤労人民大衆を中心にすえて展開した革命理論であり、勤労者大衆の役割にもとづいた革命の戦略と戦術であります。我が国における革命と共産主義運動の思想的・理論的総括であるチュチェ思想は、自然と社会の改造をめざすあらゆる分野の革命理論を豊かに包含しており、革命と建設で提起されるすべての問題に正しい解答を与えています。チュチェ思想によって革命の各段階における任務とその遂行方法が明らかにされ、社会主義・共産主義建設の全期間にわたって堅持すべき戦略的・戦術的原則が示されました。

 チュチェ思想は、勤労人民大衆が革命と建設において堅持すべき根本的立場と根本的方法を明らかにしています。チュチェ思想は、勤労人民大衆が革命闘争と建設事業において主人としての態度で自主的立場と創造的立場を堅持することを要求します。自主的立場は革命と建設において勤労人民大衆の堅持すべき根本的立場であり、創造的立場は自然と社会を改造する闘争において勤労人民大衆の依拠すべき根本的方法であります。勤労者大衆は革命の主人としての強い自覚をもって自主的立場と創造的立場を堅持してこそ、革命と建設で提起されるすべての問題を自国人民の利益と自国の実情に即して、自分自身の力で立派に解決していくことができます。

 抗日革命闘争の烈火のなかで創始され、革命の実践をとおしてその正しさと生命力が実証されたチュチェ思想を指導指針としているところに、百戦百勝の我が党の威力の源があり、我が国における社会主義・共産主義偉業の勝利のゆるぎない保障があります。

 同志のみなさん!

 朝鮮の共産主義者は、抗日革命闘争を勝利に導き、日本帝国主義者に奪われた民族の自主権を回復して祖国の独立をかちとり、新しい社会を建設する大路を切り開きました。

 朝鮮の共産主義者は祖国を解放したのち、なによりもまず労働者階級の革命的党の創立にとりかかりました。

 我々は、ねばり強い精力的な闘争によって、あらゆる階級の敵やセクト主義、地方主義者の妨害策動をはねのけ、1945年10月10日、北朝鮮共産党中央組織委員会を結成し、栄えある我が党の創立を全世界に宣言しました。

 我が党の創立は、マルクス・レーニン主義とチュチェ思想を指導思想とする新しい型の革命的な党の誕生であり、党を創立するための朝鮮の共産主義者の長期にわたる苦難の闘争の輝かしい結実であります。

 我々は当面の情勢と革命発展の要求に即して、共産党を勤労人民の大衆的政党に発展させる方針をうちだし、短期間にそれを立派に実現しました。

 解放直後、我が国には鍛えられた共産主義者があまりおらず、労働者階級はまだ幼く、人民も共産主義にたいする正しい認識をもっていませんでした。このような状況のもとで、党が広範な勤労者大衆のなかに深く根をおろすためには、鍛えられた共産主義者や労働者階級の先進分子だけでなく、愛国的熱意が高く、革命性の強い先進的な勤労者を広く受け入れて、共産党を大衆的政党に発展させる必要がうまれました。ことに、勤労者の政党である共産党と新民党が別々に存在して勤労者大衆を分裂させる危険が大きくなりつつあった状況のもとで、革命勢力の分裂を防ぎ、全人民を自主独立国家の建設に奮い起こすには、勤労人民の利益を統一的に代表する大衆的政党を創立することが必要でした。

 我々は、大衆的政党を建設する諸条件がととのった基礎のうえで、共産党と新民党を合同して労働党を創立しました。こうして、我が党は労働者、農民、勤労インテリの先進分子で組織された朝鮮の労働者階級と勤労者大衆の戦闘的前衛部隊に強化発展しました。

 労働党の創立は、我が党の建設と朝鮮革命の発展にとって歴史的な意義をもつ画期的な出来事でした。労働党の創立によって、我が党は広範な大衆のなかに深く根をおろし、党のまわりに革命勢力をいっそう強く結集できるようになりました。労働党の創立は、勤労者大衆の分裂を防ぎ、労働者、農民、勤労インテリの同盟を強め、労働者階級の指導的役割をいちだんと高めました。

 我々は党を創立したのち、党の隊伍を組織的、思想的に強化するためにたゆみなくたたかいました。

 党を組織的、思想的に強化するうえで最も重要な問題は、党の唯一思想体系をうち立てることです。労働者階級の党は、唯一の思想によって組織され指導されなければなりません。そうしてこそ、党の隊伍の思想、意志と行動の統一が保たれ、革命と建設を勝利に導くことができます。

 我が党は、創立当初から党の統一と団結の強化のためにねばり強くたたかった結果、党内に唯一思想体系を確立し、全党の盤石のような統一と団結を実現しました。これは、我が党の建設でかちとった最も大きな勝利であり、朝鮮の共産主義者の半世紀にわたる血みどろの闘争の最も輝かしい総括であります。

 党の大衆的基盤を強化することは、党建設において提起される重要な問題の一つであります。労働者階級の党は、大衆を意識化、組織化し大衆的基盤をしっかりきずいてこそ、党の隊伍をたえず拡大し、党を強固な基礎のうえに強化発展させ、革命の任務を立派に遂行することができます。

 我が党は、大衆的基盤を強化するため勤労者団体を組織し、広範な大衆をそれに結集させました。こんにち、我が国の勤労者は、すべて一定の勤労者団体組織に参加して組織生活をしており、それをつうじて我が党と組織的につながっています。

 我が党は大衆的基盤を強化するため、革命的大衆路線の貫徹に深い関心を払ってきました。我が党の大衆路線は、勤労人民大衆の利益を積極的に擁護し、大衆を教育改造して党のまわりに結集し、大衆の力を信じ、大衆を立ち上がらせて革命任務を遂行することであります。我が党は、常に勤労人民の利益の擁護を自己の活動の最高原則とし、勤労人民の幸福のためにすべてをささげてたたかってきました。党は広範な大衆を教育改造して党のまわりに結集し、そのつきることのない力を引きだして革命と建設をおし進めました。

 労働者階級の党建設で提起される重要な問題の一つは、革命的な党活動体系と活動方法を確立することであります。

 我々は党活動の基本を対人活動と規定し、対人活動を基本とする党活動体系と活動方法を確立するためにたゆみなくたたかってきました。

 党は人々の結集した前衛的政治組織であり、党の任務は人々を教育し、奮い立たせて革命をおこなうことであります。したがって党組織の活動対象は人であり、党活動の基本は対人活動となるのであります。対人活動とは、人々を教育改造して党のまわりに結集し、かれらが主人としての態度で革命任務の遂行に自覚的に参加するようにさせる組織・政治活動を意味します。

 我が党は、政治活動、対人活動をすべての活動に優先させる原則を堅持してきました。いかなる革命任務を遂行するにあたっても、まず党の政策を党員と勤労者に解説宣伝し、かれらが党の意図と要求を深く認識し、党政策の貫徹に自覚的に参加するようにさせました。我々は、党活動においてチョンサンリ(青山里)精神、チョンサンリ方法を具現するたたかいをとおして、対人活動を基本とする活動体系と活動方法をさらに発展させました。

 最近、我が党の活動には新たな転換がもたらされています。全党に対人活動を基本とする整然たる活動体系が確立され、党活動が古い殻を脱して覇気にみち、活発におこなわれています。

 きょう我々は、我が党が共産主義の革命偉業を立派に完遂できるという確信をいだき、非常な喜びをもって党創立30周年を記念しています。

 同志のみなさん!

 朝鮮労働党は創立当初から、朝鮮革命と朝鮮人民の運命にたいし全的に責任を負って革命と建設を導いてきました。

 労働者階級の党が自主独立国家を建設し、社会主義・共産主義の偉業を成功裏に完遂するためには、なによりもまず権力の問題を解決しなければなりません。

 我が党は自主的な人民政権を樹立して民族の自主権をゆるぎなく守り、革命闘争と建設事業を力強くおし進めました。党は人民政権を武器として土地改革、産業国有化などの民主的諸改革を遂行し、日本帝国主義植民地の遺物を一掃して、我が国の北半部で解放後極めて短い期間に反帝反封建民主主義革命の任務を成功裏に完遂しました。その結果、朝鮮人民は帝国主義的・封建的束縛から完全に脱し、北半部には人民民主主義制度が確立されました。

 アメリカ帝国主義者とその手先によって強いられた3年間の戦争は、我が党と人民にとって厳しい試練であり、我が共和国と人民民主主義制度の生命力にたいする一大点検でありました。党の指導のもとに、朝鮮人民は一丸となって立ち上がり、民主改革の成果と人民民主主義制度を守るため勇敢に戦い、アメリカ帝国主義者とその手先に恥ずべき敗北を与え、祖国の独立と民族の自主権を誇り高く守りぬきました。

 我が党は民主主義革命を遂行したうえで、社会主義革命の遂行に着手し、戦後になってそれを本格的におし進めました。

 戦後、我が国の社会・経済状態は、都市と農村で社会主義協同化運動の展開を切実に求め、階級的力関係も社会主義革命に決定的に有利でした。我が党は戦後の時期を社会主義革命に最適の時期とみて、社会主義協同化運動を強力におし進めました。

 我々は農業の技術的改造に先行して個人農経営を協同化する独創的な方針を提示し、大胆に農業協同化運動をくりひろげ、私営商工業を社会主義的集団経営に導きました。実生活は、既存の理論や他国の経験にこだわることなく主体的立場にしっかりと立ち、我が国の具体的実情に即して社会主義の道を切り開いた我が党の政策が全く正しかったことを明確に示しました。

 社会主義経済建設は、権力を手にした労働者階級の党に提起される最も重要な革命任務の一つであります。

 経済は、社会生活の物質的基礎であります。経済建設を立派におこなって経済的自立を達成してこそ、国の独立を強固にし、人民に自主的で創造的な生活を保障し、社会主義・共産主義を成功裏に建設することができます。

 我が党は経済建設を力強くおし進めて、戦後極めて短い期間に戦禍から立ちなおり、経済の植民地的跛行性をなくし、機械製作工業を中核とする近代的工業を創設し、人民経済全般の技術改造を実現して社会主義的工業化の歴史的課題を立派に完遂しました。

 我が党は自立的民族経済の建設にあたって、重工業を優先的に発展させながら、同時に軽工業と農業を発展させるという社会主義経済建設の基本路線を堅持しました。

 党の正しい自立的民族経済建設路線と、それを貫くための人民大衆の英雄的なたたかいによって、かつて立ちおくれた植民地農業国であった我が国は、歴史的に極めて短い期間に強力な重工業と近代的な軽工業、発展した農業をもつ社会主義工業国に変わりました。

 我が党は社会主義経済建設とともに、社会主義文化建設を強力におし進めました。

 党は、旧社会から受けついだあらゆる文化的立ちおくれを一掃し、勤労者の文化・技術水準を高め、科学と文学・芸術など文化建設のすべての部門を健全な土台にもとづいてすみやかに発展させるため積極的にたたかいました。

 我が党は文化建設において、特に民族幹部問題の解決に大きな力をふりむけました。党は民族幹部問題を解決するため、古くからのインテリを教育改造して、新しい社会の建設に積極的に参加させる一方、教育事業を発展させて勤労人民出身の新しい技術者、専門家を大々的に養成しました。我々は6か年計画期間に技術者、専門家の隊伍を百万に拡大するという第5回党大会の課題を立派に実現して、民族幹部の陣容をいっそう強固にしました。いまや、我が国では民族幹部の問題が完全に解決され、革命と建設のすべての問題を自国の民族幹部によって立派に解決していけるようになりました。

 民族の独立を強固にし、社会主義・共産主義の偉業を成功裏に実現するためには、自衛的な国防力を建設しなければなりません。

 地球上に帝国主義が残っているかぎり、労働者階級の国家は帝国主義侵略の脅威からまぬがれることができません。自衛的な国防力をそなえていてこそ、帝国主義者の侵略から民族の自主権を守り、革命と建設の成果を守りぬくことができます。

 我が党は解放後いちはやく、抗日革命闘争で鍛えられた中核を根幹にして正規の革命武力を創建し、それをたえず強化するとともに、近代的な国防工業を創設し発展させるため積極的にたたかいました。党は、アメリカ帝国主義の日ましにつのる侵略策動に対処して、経済建設と国防建設を並進させる革命的な方針を提示し、国防建設に大きな力をふりむけるとともに、全軍幹部化、全軍現代化、全人民武装化、全国土要塞化を基本内容とする自衛的軍事路線を徹底的に貫きました。こうしてこんにち、我々は敵のいかなる侵略策動をも徹底的に粉砕し、祖国の安全と革命の獲得物をゆるぎなく守りとおせる強力な自衛的国防力をきずきあげました。

 同志のみなさん! 最近、我が党は社会主義大建設のたたかいを力強くくりひろげ、社会主義建設のすべての分野で新たな高揚を起こしました。

 英雄的な労働者階級と勤労者は、三大革命の赤旗を高くかかげて力強いたたかいをくりひろげ、党創立30周年記念日前に6か年計画の主要生産目標を達成し、工業総生産額のうえで6か年計画を一年以上くりあげて完遂する輝かしい偉勲を立てました。6か年計画が完遂された結果、我が国の経済的威力はさらに強化され、共和国北半部の革命基地は強固にうちかためられ、社会主義の完全な勝利を早めうるしっかりした土台がきずかれました。

 私は、栄えある朝鮮労働党創立30周年を記念するこの意義深い祝日にさいし、党へのかぎりない忠誠心をいだいて新たなチョンリマ(千里馬)速度、忠誠の速度で前進し、第5回党大会がうちだした6か年計画をくりあげて完遂し、社会主義大建設のたたかいで輝かしい偉勲を立てた英雄的な労働者階級と協同農民、勤労インテリをはじめ、すべての勤労者に熱烈な祝賀を送ります。

出典:金日成著作集 30巻

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