金 日 成

共和国北半部に不法侵入し偵察行為をはたらいた
アメリカ帝国主義侵略軍の大型偵察機を撃墜した
朝鮮人民軍第447軍部隊の将兵に送る祝賀文
−1969年4月16日− 
 
 私は、1969年4月15日、共和国北半部の領空に不法侵入し、偵察行為をはたらいたアメリカ帝国主義侵略軍の大型偵察機を一撃のもとに撃墜した、朝鮮人民軍第447軍部隊の将兵に熱烈な祝賀を送る。

 諸君は、神聖なわが祖国の領空に侵入し、傲慢無礼な挑発行為をはたらいた、アメリカ帝国主義侵略軍の大型偵察機を撃墜する英雄的偉勲を立てた。

 諸君が立てたこの偉勲は、アメリカ帝国主義侵略者に断固たる懲罰を加え、祖国の栄誉と尊厳をかたく守りぬいた朝鮮人民軍の英雄主義の模範であり、党と革命に対するかぎりなき忠実さの発露である。

 諸君は、アメリカ帝国主義空中ギャングの強盗さながらの侵略策動に強力な報復の砲火をあびせて敵に甚大な打撃を与え、党の唯一思想で武装し軍事技術的にしっかり準備された英雄的朝鮮人民軍の一当百の威力をいま一度誇示した。

 わが党と人民は、アメリカ帝国主義侵略者の重大な挑発策動に断固たる報復打撃を加え、朝鮮人民の不屈の革命的立場と英雄的気概を誇示した諸君の偉勲を高く評価する。

 アメリカ帝国主義侵略者の今回の強盗さながらの挑発行為は、朝鮮で新たな戦争を引き起こそうとする計画的な戦争準備策動の一環である。

 諸君は、日を追って露骨化しつつあるアメリカ帝国主義侵略者の侵略策動と起こりうる戦争挑発に対処し、革命的警戒心をさらに高め、常に動員された態勢で祖国の領空をかたく守るべきである。

 私は、今後とも、諸君が敵のいかなる侵略策動や挑発行為をも容赦なく粉砕し、我々の社会主義制度と革命の獲得物をゆるぎなぐ守り、自己に課された革命任務を立派に遂行するものと確信する。

出典:『金日成著作集』23巻 

ページのトップ


inserted by FC2 system