金日成主席「現情勢と我が党の任務」
 
3 南朝鮮の情勢と南朝鮮人民の闘争について


 同志のみなさん!

 祖国の統一と朝鮮革命の勝利のためには、共和国北半部で革命と建設を積極的におし進めると同時に、南朝鮮で革命勢力を強化し、革命闘争を発展させなければなりません。特にこんにち、我々の革命基地が不敗の力量となっている状況のもとで、朝鮮革命の全国的勝利は、南朝鮮における革命勢力の強化いかんに大きくかかっています。

 南朝鮮の革命は、敵の反革命的攻勢のもとで苦難にみちた試練に直面しています。しかし、南朝鮮の革命勢力は成長しており、情勢発展の全般的な推移は、反革命に不利に、革命の側に有利に変わりつつあります。現在の南朝鮮情勢の重要な特徴は、アメリカ帝国主義者とその手先一味が、悪らつな軍事ファッショ独裁をよりどころにして侵略と戦争政策をいちだんと強化していることであり、そのために、アメリカ帝国主義の植民地支配に新たな、より深刻な危機がつくりだされていることであります。

 南朝鮮にたいするアメリカ帝国主義の植民地従属化政策の基本は、南朝鮮をアメリカの軍事的侵略基地、軍事的付属物にすることであります。アメリカ帝国主義者は、南朝鮮に入りこんだ当初から一貫して、南朝鮮を自己の植民地に変えるだけでなく、それを足がかりとして全朝鮮とアジアを侵略する陰険な目的を追求してきました。まさに、この目的を遂げるために、かれらはいかなる手段と方法をもちいてでも、南朝鮮にたいする植民地支配を維持しようとしているのであります。

 アメリカ帝国主義者は、南朝鮮に数万のアメリカ軍と追随国の軍隊を配置し、60余万に達する膨大なかいらい軍を維持しています。かれらは、アジアにたいする「援助」総額の40%を南朝鮮に投入し、その80%以上を軍事装備の供給とかいらい軍の維持費にあてています。またかれらは、軍事的占領と「援助」によって南朝鮮の実権を握り、人的・物的資源をすべて軍事目的に従属させています。これらの事実は、アメリカ帝国主義者が南朝鮮に重要な軍事戦略的意義を付与しており、南朝鮮にたいするアメリカ帝国主義の植民地従属化政策が、徹底して戦争政策に奉仕していることをはっきりと示しています。

 ここ数年来、アメリカ帝国主義者は、南朝鮮で戦争準備をいちだんと強めながら、軍事的侵略基地としての南朝鮮とその軍事的潜在力を戦争政策の遂行にますます積極的に利用しはじめました。これは、アメリカ帝国主義が侵略のほこ先をアジアに向け、この地域で急激にもりあがっている人民の革命運動をおしつぶし、社会主義諸国を侵略しようとする策動を強めていることと関連しています。

 いま南朝鮮では、アメリカ帝国主義の侵略と戦争政策の要求に応じて、かいらい軍の兵力が増強され、その軍事装備はいちだんと近代化されています。戦術的核兵器やミサイルなどの大量殺人兵器がひきつづき南朝鮮に持ち込まれ、いたるところで軍事施設が拡張されており、南朝鮮の全域にわたって「戦時態勢」が強化されています。

 アメリカ帝国主義者とその手先一味は、増大する軍事的需要をみたすために南朝鮮の経済をますます軍事化しています。「軍事クーデター」以後、南朝鮮かいらい政府の予算のうち、軍事費の支出は2倍以上に増大し、軍事的意義をもつ一連の産業部門にたいする投資が増大しています。「近代化」の美名のもとに促進されている経済の軍事化によって、現在、南朝鮮では軍需を目的とする一部の工業部門が成長し、通信、道路、鉄道、港湾施設などが拡張され、軍事経済の潜在力がいっそう膨張しています。

 こうして南朝鮮は、膨大な軍事力が集結し、すべてがアメリカ帝国主義の戦争政策に奉仕する一大兵営に変わっています。

 アメリカ帝国主義者は、南朝鮮をアジア侵略により効果的に利用するため、南朝鮮かいらい一味を、日本をはじめ、アジア諸国の反動派と軍事的に結託させようと策動しています。まさにそのために、長いあいだ延び延びになっていた「韓日会談」がアメリカ帝国主義の指図によって急速に妥結され、犯罪的な「韓日協定」がでっちあげられたのです。「韓日協定」の締結を契機に、南朝鮮への日本軍国主義勢力の浸透はいっそう積極化しており、「韓日条約」を基礎にしてアジアで新たな軍事同盟をつくろうとするアメリカ帝国主義の陰謀もますます露骨になっています。

 アメリカ帝国主義者のこのような策動は、南朝鮮を前哨基地とし、日本軍国主義勢力を「突撃隊」として、朝鮮で再び戦争を引き起こすとともに、南朝鮮の軍事的潜在力をアジアの侵略戦争に容易に動員するためのものであります。

 アメリカ帝国主義者はすでに、ベトナムで強行している侵略戦争に南朝鮮を直接引き入れており、南朝鮮を最も重要な弾よけ供給地として利用しています。アメリカ帝国主義の指示に従って、南朝鮮かいらいは、どのかいらいよりも先に、どの追随国よりも多くの兵力を南ベトナムの戦場に送り込み、アメリカ帝国主義の侵略戦争の遂行に忠勤を励んでいます。南ベトナムの戦場には、すでに数万名の南朝鮮かいらい軍がかりだされて、アメリカ帝国主義の弾よけとして使われており、ベトナム人民にたいする帝国主義侵略の道具となっています。

 アメリカ帝国主義者は、南朝鮮人民にその植民地支配と戦争政策をおしつけるため、露骨な軍事ファッショ独裁をおこなっています。南朝鮮に樹立された軍事ファッショ独裁は、アメリカ帝国主義の植民地従属化政策と戦争政策の所産であり、それに徹底的に奉仕しています。それは、かつてない横暴さと野蛮さをおびており、植民地にたいする帝国主義者の悪らつなファッショ支配の典型となっています。

 アメリカ帝国主義者とその手先一味がファッショ化政策で追求している主な目的は、その植民地支配と戦争政策の実現に障害となるいっさいの社会的・政治的要素を除去することにあります。そのためにかれらは、さまざまなファッショ的悪法をつくりだす一方、弾圧機構を大々的にふやして、南朝鮮全域を軍事、警察、情報、特務の網の目でおおい、社会全体を甚だしい恐怖に陥れています。かれらのファッショ的暴圧のほこ先は、人民の民主的自由と権利をことごとく抹殺し、愛国的民主勢力を弾圧することに向けられています。すべての進歩的政党と大衆団体、言論・出版機関が弾圧の対象となっており、数多くの革命家と愛国的な人民がファッショ支配の犠牲となっています。

 アメリカ帝国主義者と朴正煕一味は、横暴なファッショ・テロ支配を合理化するために、あらゆる欺瞞策動をめぐらしており、特に「反共」を重要な政治的・思想的手段として利用しています。南朝鮮において「反共」は、人民弾圧と政治的反対派の除去はもとより、戦争騒ぎを引き起こし、民族同士の争いをあおり立てることにいたるまで、アメリカ帝国主義者とその手先一味のあらゆる犯罪行為を「正当化」する「万能薬」となっています。「反共」の看板のもとに、共和国北半部に反対する戦争騒ぎがひき起こされ、「反共」の看板のもとに日本軍国主義の南朝鮮再侵略が容認され、多くの青壮年が南ベトナムの死地に駆りだされています。

 しかし、アメリカ帝国主義者とその手先一味は、このような「反共」騒ぎによって犯罪行為をおおい隠すことも、大衆を欺くことも決してできません。かれらは、いかなる弾圧や欺瞞策動によっても、南朝鮮人民の革命闘争の発展を阻むことはできません。

 アメリカ帝国主義者が軍事ファッショ独裁をよりどころにして強行している侵略と戦争政策は、南朝鮮におけるかれらの地位を強固にするのではなく、かえって植民地支配の危機をますます深めるだけであります。軍事ファッショ独裁を樹立したということ自体が、すでにアメリカ帝国主義者とその手先一味が銃剣にたよらなくてはその支配を維持することができなくなったことを意味し、南朝鮮でアメリカ帝国主義の植民地支配がぐらついていることを示しています。

 戦争政策にともなう軍事費負担の重圧とファッショ的暴圧のもとで、南朝鮮人民の貧困と無権利状態はその極に達しており、さらに日本帝国主義の再侵略策動とベトナム派兵によって、民族の尊厳はあますところなく踏みにじられ、社会の不安は日ましに増大しています。

 人民に耐えがたい災難と苦痛を強いる戦争政策とファッショ化政策は、南朝鮮人民のあいだにアメリカ帝国主義とその手先一味にたいしてより大きな不満をいだかせており、生存の権利と民主主義と、祖国の統一にたいする力強い志向を呼び起こしています。いま、南朝鮮人民の革命闘争はしだいに強まっており、たたかいの過程で、人民はますますめざめ、鍛えられています。南朝鮮の広範な愛国的民主勢力が、反帝反ファッショの旗のもとに結集されつつあり、それに反し、ごく少数の反革命勢力はますます孤立しています。

 アメリカ帝国主義者は、南朝鮮で戦争政策とファッショ的暴圧を強化すればするほど、南朝鮮人民のより大きな不満と反抗に直面し、その植民地支配の崩壊過程をいっそう早めることになるでありましょう。

 同志のみなさん! 現情勢は、南朝鮮の革命勢力を急速に成長させ、民族解放民主主義革命を極力促進することを要請しています。

 南朝鮮革命の基本的任務は、アメリカ帝国主義の植民地支配を一掃して南朝鮮社会の民主的発展を保障し、北半部の社会主義勢力と力を合わせて国の統一を達成することであります。

 南朝鮮革命の主な対象は、アメリカ帝国主義侵略勢力であります。アメリカ帝国主義者は、南朝鮮を武力で占領し、南朝鮮を完全な植民地、軍事基地に変えました。かれらは、南朝鮮を「独立国」として宣伝し、みずからを「援助者」に描きだしていますが、南朝鮮ですべての権力を握っている実際の支配者は、ほかならぬアメリカ侵略者であります。南朝鮮の「大韓民国政府」は、アメリカ帝国主義者がつくりあげたかいらい政権であり、その植民地支配をおおい隠すための隠れみのであり、アメリカの侵略政策を忠実に実行する道具にすぎません。アメリカ帝国主義の南朝鮮占領とその植民地支配は、南朝鮮人民がなめているすべての不幸と苦痛の根源であり、祖国の統一を妨げている基本的な障害であります。

 南朝鮮からアメリカ帝国主義侵略勢力を追い出して植民地支配を粉砕しない限り、南朝鮮人民は植民地奴隷の境遇からぬけだすことはできず、国の統一を実現することもできません。南朝鮮人民は、アメリカ侵略軍の南朝鮮占領に反対し、かれらを南朝鮮から追い出すため、アメリカ帝国主義の植民地支配を一掃するため、ねばりづよくたたかわなければなりません。

 南朝鮮で、アメリカ帝国主義者の植民地従属化政策を支持し、それに追随しているのは一揺りの地主、買弁資本家、反動的官僚であります。かれらは、アメリカ侵略者と結託して南朝鮮人民に植民地奴隷の生活をおしつけており、侵略者のあらゆる専横と略奪行為を積極的に擁護しています。かれらは、アメリカ帝国主義侵略者の庇護のもとに人民を抑圧、搾取し、祖国と民族の利益を犠牲にして権勢と享楽をほしいままにしています。南朝鮮人民は、アメリカ侵略者に反対してたたかうと同時に、その手先、案内者として奉仕している地主、買弁資本家、反動的官僚に反対し、かれらを打倒するためにたたかわなければなりません。

 民族の独立と祖国の統一をめざす南朝鮮人民の闘争で重要なのは、日本軍国主義勢力の侵略策動を粉砕することであります。日本軍国主義者は、ほぼ半世紀にわたって朝鮮人民に植民地奴隷の運命を強要し、我が国の美しいものをことごとく踏みにじり奪いさった、朝鮮民族の不倶戴天の敵であります。日本軍国主義者はこんにち、アメリカ帝国主義を後ろだてにして、かつての地位を取り戻そうと妄想し、再び南朝鮮に入りこんでおり、危険な侵略勢力として登場しています。

 南朝鮮のすべての愛国的人民は、犯罪的な「韓日協定」を破棄し、日本軍国主義勢力の南朝鮮再侵略の企図を粉砕するために決定的にたたかわなければなりません。このたたかいは同時に、アメリカ帝国主義の植民地支配に反対するたたかいの一環であります。

 南朝鮮人民は、アメリカ帝国主義の侵略勢力とその手先一味を打倒してこそ、自由と解放をかちとることができ、日本軍国主義者の再侵略企図を粉砕してこそ、新たな災難の危険をまぬがれることができます。

 現在、外来侵略勢力およびその手先一味とのたたかいで、南朝鮮人民の最もさし迫った課題は、アメリカ帝国主義者とその手先一味の戦争政策を破綻させ、ファッショ的弾圧に反対し、民主的自由と権利のためにたたかうことであります。

 南朝鮮人民は、武力を増強し、大量殺人兵器を持ち込み、軍事施設を拡大しつつ新たな戦争挑発に狂奔しているアメリカ帝国主義とその手先一味の策動に反対し、それを破綻させるべきであります。南朝鮮人民は、南朝鮮を「反共」軍事同盟に引き入れるためのアメリカ帝国主義者の陰謀を粉砕し、特に南ベトナム派兵に反対してたたかわなければなりません。

 南ベトナム派兵に反対するたたかいは、南朝鮮の青壮年と人民を犯罪的な侵略戦争のどろ沼から救い出すたたかいであり、自由と解放のためにたたかっているベトナム人民を支援し、アジアにおけるアメリカ帝国主義者の戦争拡大政策に反対するたたかいであります。

 南朝鮮の労働者、農民、知識人をはじめ、各階層の人民は、アメリカ帝国主義者とその手先一味の南ベトナム派兵に反対する大衆的な闘争をくりひろげるべきであり、特に南朝鮮の青壮年は、南ベトナムの死地に追いやられないよう、この闘争に最も積極的に立ち上がらなければなりません。「国軍」兵士と将校は、ベトナム派兵を断固として拒否し、すでにベトナムに送り込まれた「国軍」兵士と将校は即時帰還を要求して強くたたかわなければなりません。

 アメリカ帝国主義者は、南朝鮮「国軍」をその汚らわしい侵略戦争に引き入れることによって、結局は「国軍」将兵と南朝鮮人民全体のより大きな反抗にぶつかるようになり、アメリカ帝国主義の指図で南朝鮮の青壮年を異国の死地に追いやっている朴正煕一味は、永久にぬぐうことのできないその罪悪によって、必ずや人民の厳しい審判を受けるでありましょう。

 いま南朝鮮をおおっているアメリカ帝国主義と朴正煕一味の軍事ファッショ的弾圧は、南朝鮮人民にはかり知れない苦痛を与えているばかりでなく、南朝鮮における革命運動の発展に大きな障害をもたらしています。人民の政治的自由と民主主義的権利が踏みにじられ、ファッショ的暴圧が支配する状況にあっては、いかなる社会的進歩も望めず、革命勢力が急速に成長することも、革命運動が成功裏に発展することもできません。

 南朝鮮人民は、ファッショ的弾圧に反対し、言論、出版、集会、結社、示威およびストライキの自由と、すべての政党、大衆団体の活動の自由のために断固たたかわなければなりません。労働者、農民、青年学生、インテリをはじめ、南朝鮮の広範な大衆は、生存の権利と、最も緊迫した要求である当面の生活改善のためにたたかわなければなりません。

 民主的権利と自由をめざす闘争は、南朝鮮のすべての革命勢力と、軍事ファッショ独裁に反対する全勢力を結集した大衆的なたたかいに発展するときにのみ、勝利することができます。南朝鮮の各階層人民は、政治的自由と権利をかちとるために、団結した力で大衆的な共同闘争をくりひろげなければなりません。そして、アメリカ帝国主義とその手先一味のファッショ的弾圧と専横を阻止、破綻させ、植民地的ファッショ支配の最も悪らつな執行者であり、最も反動的な軍事・特務・テロ集団である現軍事ファッショ「政権」をくつがえさなければなりません。

 南朝鮮人民は、当面して展開しているすべての闘争を、アメリカ帝国主義の植民地支配を一掃し、地主、買弁資本家、反動的官僚を打倒し、政権をたたかいとる闘争へと発展させなければなりません。南朝鮮人民は、各階層の参加する人民政権をうち立てることによってのみ、こんにちの呪うべき境遇から完全にぬけだし、真の自由と解放をかちとることができます。

 南朝鮮で反革命にうちかち、革命の勝利をかちとるためには、強力な革命勢力が準備されなければなりません。革命勢力が十分に準備されていなければ、革命的な大事変を迎えることはできず、敵のたえまない反革命攻勢に対処することもできません。

 現段階における南朝鮮革命の基本方針は、敵の弾圧から革命勢力を保持するとともに、それをたえず蓄積、成長させて革命の決定的な時期を迎える準備をととのえることであります。

 革命勢力は、たたかうことなしにひとりでにきずかれるのではなく、ただ困難にみちた闘争をつうじてのみ、成長し強化されるものであります。たたかいの試練のなかで革命の指導者と中核分子が生まれ、人民大衆がめざめ、革命勢力が成長するのであります。

 革命勢力を準備し、革命を前進させるうえで極めて重要な意義をもつのは、マルクス・レーニン主義の戦略・戦術の原則にもとづいて大衆運動と闘争を正しく指導することであります。敵味方の力関係を正確に見きわめず、内外の情勢を慎重に評価せずに冒険主義的な闘争をくりひろげるならば、敵の弾圧から革命勢力を保持、蓄積するうえで重大な損失をもたらすことになり、ついには革命を大きく後退させる結果をまねくことになります。反対に、革命が困難だからといって有利な情勢が到来するのを待つだけで、積極的な闘争をくりひろげないならば、革命勢力を蓄積することもできず、革命の途上にあらわれる困難な局面を打開することもできなくなるでしょう。南朝鮮では、このような左右の偏向を警戒しながら、そのときの主体的および客観的情勢に応じて政治闘争と経済闘争、暴力闘争と非暴力闘争、合法闘争と非合法闘争など、さまざまな闘争形態と方法を正しく組み合わせて、革命運動を発展させていかなければなりません。

 南朝鮮の革命組織と革命家は、アメリカ帝国主義とその手先一味に反対する積極的な闘争をつうじて革命勢力をたえず蓄積し成長させることに、最大の力をそそがなければなりません。

 革命勢力を準備するうえでなによりも重要なのは、革命の参謀部であるマルクス・レーニン主義党を組織し、そのまわりに社会の基本大衆である労働者、農民を結集して強力な革命の主力部隊を編成することであります。

 南朝鮮における革命運動の経験は、労働者、農民、進歩的なインテリのなかに深く根をおろしたマルクス・レーニン主義党の統一的な指導がなければ、革命勢力の成長も、革命運動の成果的な発展も望めないことを示しています。解放直後に、南朝鮮の人民大衆の闘争は非常にもりあがったが、真の革命的中核をもつ党の指導が保たれなかったため闘争を勝利へ導くことができず、戦後もたびたび有利な情勢がつくりだされたにもかかわらず、革命的党の統一的な指導がなかったため、人民大衆を決定的な闘争へと導くことができませんでした。

 こんにち、南朝鮮において戦闘的でしかも弾力性のあるマルクス・レーニン主義党を組織し、その指導的役割を高めるのは、革命運動を発展させる緊急な要求となっています。南朝鮮の革命組織と革命家は、敵との実際の闘争をつうじて党の隊列をたえず拡大強化すべきであり、特に、たたかいのなかで鍛えられ、点検された革命的中核分子をもって党組織を質的にかためなければなりません。南朝鮮の革命的党組織は、マルクス・レーニン主義的世界観を確立し、人民のためにあくまでたたかう覚悟をもち、どのような試練にあっても革命の節操を守りぬく不屈の革命闘士の戦闘的部隊とならなくてはなりません。党組織の指導的根幹は、いかに複雑な状況にあっても情勢を正しく判断し、マルクス・レーニン主義的戦略・戦術の原則にもとづいて運動を巧みに導くことのできる、鍛えられた革命家によって構成されなければなりません。党組織が、このような不屈の革命闘士の組織になれば、あらゆる困難と試練を乗り越え、確信をもって革命運動を指導していくことができます。

 マルクス・レーニン主義党は、労働者、農民をはじめ、広範な大衆との血縁的なつながりをもち、大衆のなかに深く根をおろしてこそ、その指導的役割を強め、党自体をも強化することができます。党の大衆的基盤を拡大強化するためには、労働者、農民を大衆組織に結束し、党のまわりにかれらを結集しなければなりません。大衆組織は、広範な大衆を結集する組織、真に階級的利益を擁護する民主的な組織とならなければならず、原則上、合法的組織とならなければなりません。このような組織に、労働者、農民を結束し、かれらをめざめさせ、党のまわりに結集させれば、南朝鮮の革命は強固な主力部隊をもつことになります。

 革命で勝利するためには、革命の主力部隊をかためると同時に、革命に利害関係をもつすべての勢力を動員しなければなりません。味方にすることのできるすべての勢力を引き入れて一つの政治勢力に結集してこそ、反革命を徹底的に孤立させ、反革命勢力にたいする革命勢力の圧倒的優勢を確保し、革命を勝利に導くことができます。こんにち、南朝鮮で各階層の愛国的民主勢力を結集する広範な反米救国統一戦線を結成することは、革命勢力の強化と、革命闘争の発展において提起される最も重要な課題の一つであります。

 労働者、農民、青年学生、知識人、都市小ブルジョアジーや民族ブルジョアジーなど、南朝鮮の広範な階層がアメリカ帝国主義の植民地支配のもとで、ひとしく苦痛をなめています。これは、アメリカ帝国主義およびそれと結託している地主、買弁資本家、反動的官僚に反対する各階層人民の反米救国統一戦線を結成できる客観的な条件となります。

 南朝鮮の革命組織と人民は、広範な統一戦線を結成するためにあらゆる努力を払わなければなりません。反米救国闘争の旗のもとに、特に、アメリカ帝国主義とその手先一味の戦争政策とファッショ的弾圧に反対し、ベトナム派兵と「韓日条約」に反対する闘争の旗のもとに、広範な階層を最大限に結集して共同闘争をくりひろげなければなりません。

 統一戦線を結成し強化するためには、下部統一戦線を基本とし、これにもとづいて上層統一戦線を実現する方針を堅持し、低い形態の共同闘争を高い形態の共同闘争へと漸次発展させ、部分的な連合を全面的な連合へと発展させるようにしなければなりません。

 南朝鮮における統一戦線形成で最も重要な問題は、統一戦線の社会的・政治的基礎となる労農同盟を強化するとともに、労働者、農民および青年学生、インテリの連合を実現することであります。これは、当面の統一戦線の結成と大衆運動の発展にとってばかりでなく、南朝鮮革命の将来の発展にとっても大きな意義をもつものであります。植民地諸国の青年学生とインテリは、民族的に抑圧され蔑視されているために大部分が革命性をもっています。かれらは、時代の動きに敏感で、民族的覚醒が早く、したがって、労働者、農民と革命運動とのあいだに橋渡しをする重要な役割を果たします。南朝鮮の青年学生とインテリは、こうした特質をすべて備えており、現実にアメリカ帝国主義侵略勢力およびその手先一味とのたたかいで重要な勢力となっています。南朝鮮の労働者、農民は、青年学生、インテリとかたく団結して、当面の民族解放革命を進めるうえでも、将来新しい社会を建設するうえでも、常に手をたずさえてたたかっていくべきであります。南朝鮮の青年学生とインテリは、敵のいかなる弾圧や迫害にも屈することなく戦列をさらにかため、労働者、農民のなかに深く入って、かれらと運命をともにし、革命偉業の勝利めざして最後までたたかわなければなりません。

 こんにち、南朝鮮では60余万に及ぶ青壮年が「国軍」に服務しています。南朝鮮の「国軍」兵士と中、下級将校の圧倒的多数は労働者、農民をはじめ、勤労人民の出身であります。それにもかかわらず「国軍」は、アメリカの植民地支配の道具となり、人民と民族に銃口を向けることを強要されており、植民地の雇い兵として侵略戦争に駆りだされています。「国軍」はこのような屈辱的な運命から脱し、人民の軍隊、民族の軍隊にならなければなりません。

 「国軍」兵士と中、下級将校は、アメリカ帝国主義者とその手先一味にだまされてはなりません。かれらの敵は、同胞や父母兄弟ではなくて、アメリカ帝国主義侵略者とその手先一味であります。かれらは、同じ民族を殺し、人民を弾圧するために利用されるべきではなく、外来侵略者および地主、買弁資本家、反動的官僚とのたたかいに、父母兄弟や人民とともに進まなければなりません。「国軍」兵士と将校は、銃口をアメリカ帝国主義者とその手先一味に向けなければなりません。

 南朝鮮人民は、自分の子弟が人民と民族に背く犯罪行為に引き入れられないようにし、子弟がアメリカ帝国主義の侵略に奉仕する雇い兵としての屈辱的な境遇からぬけだし、人民と民族の側に立つようにするため、あらゆる努力をつくさなければなりません。

 「国軍」兵士や将校を人民と民族の側、革命の側に立たせることは、反革命勢力を弱め、革命勢力を強めるうえで極めて重要な意義をもっています。南朝鮮の革命組織と革命家は、「国軍」にたいする活動に力をそそぎ、兵士大衆と中、下級将校を革命の側に引き入れることに深い関心を払わなければなりません。

 反革命を孤立させ、革命勢力を成長させるためのすべての活動で第一義的な問題は、人民大衆を政治的、思想的にめざめさせることであります。革命は、大衆をめざめさせることから始まります。人民大衆を意識化しなければ、かれらを組織に結集することも、大衆運動を発展させることもできません。敵の反動的思想攻勢が日ごとに強まっているこんにちの南朝鮮の状況では、政治・思想活動を優先させる必要はますます大きくなっています。南朝鮮の革命組織は、労働者、農民の階級意識と人民大衆の民族意識を高め、かれらを政治的に啓発しめざめさせるために積極的に努力しなければなりません。

 南朝鮮人民をめざめさせるうえで最も重要なのは、大衆のあいだにあるアメリカにたいする幻想と事大主義思想をなくし、「反共」思想を根こそぎにすることであります。南朝鮮の崇米事大主義思想と「反共」思想は長い歴史的な根源をもっており、特に、日本帝国主義の敗退後、アメリカ帝国主義者およびそれと結託した地主、買弁資本家、反動的官僚などの親米反動勢力によってさらに深く植えつけられました。

 いま南朝鮮では、アメリカ帝国主義の侵略的本性を見抜くことができず、あたかもアメリカの「援助」がなければ生きてゆけないかのように思っている人が少なくありません。アメリカを崇拝し、アメリカに依存して生きようとする思想の影響は、民族の解放と独立をめざすたたかいにおいて大きな障害となっています。

 南朝鮮人民をこのような反動思想の影響から解放するためには、まずアメリカ帝国主義者の新植民地主義政策を暴露し、その侵略的で略奪的な本性と南朝鮮社会の植民地的性格をあばかなければなりません。南朝鮮人民のあいだで、アメリカにたいする事大主義思想に反対して民族主体意識を高め、外部勢力への依存思想に反対して、自主、自立の思想を宣伝し、民族虚無主義の思想に反対して朝鮮人民の愛国的な民族の伝統を広く宣伝しなければなりません。こうして、人民のあいだで民族的誇りと自負を高め、祖国を愛し民族を愛する思想を鼓吹し、かれらが外来侵略者に反対していっそう勇敢にたたかうようにしなければなりません。

 大衆にたいするこれらの宣伝はすべて、マルクス・レーニン主義思想の宣伝と密接に結びつけておこなわなければなりません。マルクス・レーニン主義の原理を人民大衆に広く宣伝して、かれらに社会主義・共産主義にたいする正しい認識を与え、労働者、農民をはじめ広範な大衆が、「反共」思想の影響からぬけだすようにしなければなりません。

 マルクス・レーニン主義思想の宣伝では、特に、南朝鮮の労働者、農民大衆に、北半部の社会制度の本質とその優位性を正しく認識させることに深い関心を払わなければなりません。南朝鮮人民が、北半部の社会制度にたいして正しい認識をもってこそ、社会主義・共産主義にたいする偏見からぬけだしてマルクス・レーニン主義思想を受け入れ、革命闘争に積極的に立ち上がるようになります。

 革命組織と革命家の精力的な政治・思想活動によって人民大衆の民族的および階級的自覚が高まり、広範な大衆が革命的熱意をもって勇敢に闘争に立ち上がれば、南朝鮮の革命運動は急速に発展するでありましょう。

 いかなる偉大な革命も最初は少数の先覚者から始まり、かれらを中心にして1人が10人になり、10人が100人になるというように、漸次広範な大衆が立ち上がるようになって、革命はついに勝利するのであります。したがって、鍛えられた指導的中核さえいれば、大衆をめざめさせ、結集させて革命運動を発展させることができ、いったん有利な情勢が到来したとき、敵を打倒する決定的なたたかいにおいて人民を勝利に導くことができます。革命の中核があり、革命勢力が強化されさえすれば、人民大衆の支持のもとにいかなる反革命勢力をも打ち負かすことができます。

 南朝鮮の革命組織と革命家は、革命の決定的な時期を早め、アメリカ帝国主義の植民地支配を粉砕するために思想的・組織的力量をたえず強化し、革命的大衆を暴力的および非暴力的なあらゆる形態のたたかいに備えさせなければなりません。

 もちろん、南朝鮮革命の勝利は決してたやすく達成されるものではなく、その前途は依然として困難にみちています。しかし、いかなる難関も、いかなる敵のあがきも、南朝鮮革命の前進を阻むことばできません。革命発展の合法則的な趨勢に従って、南朝鮮の革命運動はたえず前進と発展を遂げるであろうし、たたかいの過程で革命の隊伍はたえず拡大強化されるでありましょう。

 人民大衆が、革命をおこなう決意をかため、こぞって英雄的な闘争に立ち上がって勝利できなかった革命はありません。ことに南朝鮮の人民は、孤立して革命闘争をおこなっているのではなく、北半部に強力な革命基地をもっています。我が党と北半部の全人民は、全力をつくして南朝鮮人民の革命闘争を支援し、我が国の完全な解放と祖国統一をめざして、かれらとともに断固たたかっていくでありましょう。

 南朝鮮で革命が勝利すれば、北朝鮮の社会主義勢力と南朝鮮の愛国的民主勢力との団結した力によって、祖国統一の偉業は成功裏に実現するでありましょう。

 祖国の統一は、朝鮮人民の最大の民族的課題であり、一刻も遅らせることのできない焦眉の問題であります。祖国統一の実現には、いろいろな方途が考えられます。しかし、その具体的な方途はどうであれ、祖国の統一はあくまで朝鮮人民自身の手によって自主的に解決されるべきであり、また、それ以外の解決の道は絶対にありえません。朝鮮の統一は、朝鮮民族の内部問題であり、国連やその他いかなる外部勢力もこれに干渉する権利はありません。朝鮮人民はみずからの力によってのみ祖国の統一を達成することができるのであって、国連やその他の外部勢力が統一された祖国を我々にもたらすことはできません。外部勢力にたよって統一を達成しようとするのは妄想であり、それは国の分断を永久化し、従属をもたらすだけであります。

 アメリカ帝国主義者とその手先一味は、国連監視下の統一を主張して、必死になって我が国の自主的統一を妨害しています。最近、南朝鮮のかいらい一味は、いますぐ統一が実現すれば南朝鮮が「赤化」する危険があるから、いもは「勝共」のために「実力を培養」すべきであり、統一問題は「70年代の後半期」にでもなれば論議することができるとうそぶいています。これは、かれらが口先では統一を云々しているが、実際は祖国統一になんの関心ももっていないことを示しています。まして、「勝共」などというのは、空の星をとろうと夢想する愚か者のたわ言にすぎず、「赤化」の危険を騒ぎたてるのは、統一に反対し分裂を永久化して、南朝鮮の人民を永遠にアメリカ帝国主義の植民地奴隷にしようとするかれらの売国的・反民族的本質を暴露しているだけであります。

 こんにち、共産主義者が国の北半部で確固たる指導勢力となっており、北半部の人民がすべて共産主義思想を受け入れ、その旗のもとに幸福な新しい生活を建設している状況のもとで、共産主義者をさしおいて朝鮮民族の統一問題を解決することができないのは明白であります。

 祖国が統一された後、我が国にいかなる社会制度を樹立するかは、当然、全朝鮮人民の総意によって決定される問題であります。もし南朝鮮人民が、北半部人民と同じくみな共産主義を望むならば、統一された我が国にはもちろん、そのような理念にもとづく社会制度が樹立されるでありましょう。

 共産主義思想は、人類の輝かしい未来を照らしだす最も先進的な思想であります。共産主義者の指導のもとに北半部の人民がおさめた社会主義建設の成果は、共産主義思想を指針とするとき、人民のため、民族的繁栄と国の隆盛発展のため、いかに偉大なことをなしうるかを明確に示しています。こんにち、共産主義思想は、地球上のすべての大陸の数億万人民の心をとらえており、自由と解放と新しい社会の建設をめざす正義のたたかいにかれらを奮い立たせています。

 祖国の統一が実現すれば、我々は、南北全朝鮮人民の英知と力を合わせ、南北の資源を統一的に開発して、人民の住みよい繁栄する新しい朝鮮を建設することができるはずです。統一されれば、我が国は4000万の人口をもつ大国に、他にひけをとらない富強な国になるでありましょう。

 南北朝鮮の全人民は、この輝かしい未来を見通しながら、祖国統一の偉業を促進するためにたたかっています。アメリカ帝国主義者とその手先一味は、北半部における革命と建設を阻むことができないように、南朝鮮における革命運動の発展と勝利を阻むことはできず、祖国の統一をめざす朝鮮人民の闘争の前途をさえぎることもできません。

 60万在日同胞をはじめ、海外のすべての朝鮮公民は、祖国の統一を願っており、統一された祖国を取り戻すためにたたかっています。日本当局のいかなる弾圧と迫害も、民主主義的・民族的権利と祖国の統一をめざす在日同胞のたたかいを阻むことはできず、それはただ全朝鮮人民の憤激を買うのみであります。我々は、在日同胞にたいする日本当局の弾圧と迫害を断固糾弾し、我が同胞の正当なたたかいを常に支持声援するでありましょう。

 反米救国の旗のもとに、南北朝鮮でくりひろげられている朝鮮人民の壮大な闘争によって、また海外の朝鮮公民の愛国的闘争によって、祖国統一の日はますます近づいています。朝鮮人民の不倶戴天の敵、アメリカ帝国主義侵略者は遠からず南朝鮮から追いはらわれるであろうし、その支配がくつがえされる兆しはすでにあらわれています。

 いまアメリカ帝国主義者は、足を踏みいれている世界のいたるところで排撃され、孤立しています。かれらは、アジアと全世界の革命的人民の抗争に直面し、ますます窮地に追いこまれています。

 帝国主義は、見かけは強そうでも、実際は砂上の楼閣にすぎず、その滅亡は避けられません。ヒトラーがそうであり、かつての日本帝国主義者がそうでした。いま、アメリカ帝国主義者は世界「最強」を誇って虚勢をはっているけれども、かれらもやはり滅亡の運命をまぬがれないでしょう。

 アメリカ帝国主義を後ろだてにして南朝鮮に入り込んでいる日本軍国主義者の運命も、これと変わるところはありません。日本軍国主義者は、歴史的に、強者を後ろだてにして「うまい汁を吸う」ことに慣れています。かれらはかつて、米英帝国主義者と結託し、その庇護のもとに朝鮮を併呑してアジア大陸に侵略の触手をのばし、ファシズムのドイツおよびイタリアと同盟してアジアの「盟主」になろうと狂奔したが、結局は敗退しました。いま日本軍国主義者は、再び「うまい汁を吸う」機会を狙い、アメリカ帝国主義者と結託して南朝鮮に入り込み、かつての「大東亜共栄圏」の夢を実現しようと企んでいますが、これは途方もない妄想であります。

 こんにちの朝鮮はきのうの朝鮮ではなく、こんにちのアジアはきのうのアジアではありません。もし、日本軍国主義者が歴史の教訓を忘れて、再び朝鮮とアジア侵略に踏み出すならば、みずから放った火に焼きつくされるでありましょう。

 いかなる帝国主義勢力も、朝鮮人民とアジア諸国人民を征服することはできません。

 帝国主義侵略者は必ず滅亡し、朝鮮人民は勝利し、南朝鮮人民の解放と祖国統一の偉業は必ず達成されるでありましょう。

 同志のみなさん! 朝鮮労働党と朝鮮人民の革命偉業は、正義の偉業であります。我が党の対内対外政策は、マルクス・レーニン主義を現実と結びつけた正しい政策であります。党のまわりに結集した我々の革命隊列は不敗であり、この隊列はますます拡大強化されています。

 我々は、情勢が複雑であればあるほど、我々に困難で膨大な任務が提起されればされるほど、みずからの隊列をさらにかため、みずからの偉業の正しさと勝利にたいする確信をいだき、みずから選んだ道に向かって、いっそう勇敢にたたかっていくでありましょう。

 全党と全人民は、マルクス・レーニン主義の革命の旗を高くかかげ、党中央委員会のまわりにいっそうかたく団結して、ひきつづき力強くたたかい、みずからの民族的任務と国際的任務を必ず立派に遂行するでありましょう。





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