金 日 成

プロレタリア国際主義と朝鮮人民の闘争
 −1952年4月25日−




 春の祝日であり、諸国人民間の親善の祝日であるメーデーが近づいている。

 日増しに強化されている勤労者の国際的団結は、共産主義運動における一つの偉大な獲得物であり、プロレタリア国際主義にかんするレーニンの学説の勝利の具現である。

 世界数億の人民は、社会的・民族的解放をめざしてプロレタリア国際主義の旗のもとにかたく結集しており、崩壊しつつある資本主義の牙城を根底からゆるがしている。

 プロレタリア国際主義は、帝国主義侵略に反対し、平和と民族独立と社会の進歩をめざすたたかいにおいて世界の勤労人民と被抑圧人民の力強い武器である。特に、米英帝国主義者が、新しい世界戦争の準備に狂奔しているこんにち、プロレタリア国際主義にかんするレーニンの学説は、世界の平和と人類の幸福のための世界人民の不敗の思想的きずな、団結と共同闘争の旗印となっている。

 朝鮮人民の民族解放闘争でプロレタリア国際主義にかんする学説は重要な意義をもつ。この学説は、我々のたたかいを励まし、朝鮮人民にたいする他国人民の援助と支持を保障している。労働党によって指導され教育されている朝鮮人民は体験を通じ、プロレタリア国際主義にしっかりと立脚してのみ祖国の自由と民族の利益を守ることができるし、また、真の愛国主義はプロレタリア国際主義と切り離すことはできず、ブルジョア民族主義とは根本的に異なることを確信するようになった。

 ブルジョア社会の枠の中で朝鮮の独立を達成しようとしたブルジョア民族主義者のもくろみは水泡に帰した。人民大衆の革命運動の発展を恐れたブルジョア民族主義者は、日本侵略者にたいする人民の積極的な闘争を妨げ、アメリカと旧中国その他ブルジョア諸国の支配層の支持を得ようと努めた。結局、かれらは、朝鮮を支配しようとする新しい帝国主義侵略者の手先になるか、さもなければ完全な敗北を認め政治闘争を放棄するにいたった。

 日本帝国主義者とアメリカ帝国主義者は、ともに朝鮮を植民地的略奪の対象と認め、朝鮮人民を先天的に奴隷の運命を担って世に生まれた民族とみなした。かれらは、その侵略計画の実現のため、朝鮮のブルジョア民族主義者を巧みに利用した。そして、ブルジョア民族主義者のなかから情勢を見きわめて植民地支配者に仕えることを拒む良心的な人が出てくれば、あらゆる手を尽くしてかれらを迫害したのである。その実例として、朝鮮人民が再び奴隷化される危険を感じ、アメリカの政策にたいする態度を変えたため、南朝鮮でアメリカ帝国主義者によって暗殺された呂運亨(リョウンヒョン)、金九(キク)の運命をあげることができる。

 外国帝国主義者の援助のもとに、朝鮮の独立をなし遂げようとしたブルジョア民族主義者の計画は非現実的なものであり、祖風の解放をめざす人民大衆の革命闘争を妨げアメリカ帝国主義の陰謀に協力したブルジョア民族主義者の活動は、反動的かつ反民族的なものであった。

 朝鮮人民は、プロレタリア国際主義の立場に確固と立ち、兄弟諸国人民とかたく手を握って進むことによって、祖国の完全な解放と民主主義独立国家建設の歴史的課題をなし遂げることができるのである。

 ここ数年間のすべての出来事が、これを明白に実証している。我々が、祖国の独立を固守し、民主国家の建設で多大の成果をあげることができた要因の一つは、世界の親善的な諸国人民が我々に誠意ある援助を寄せたことにある。

 ソ連は、朝鮮を日本帝国主義の植民地的支配から解放するために大きな援助を与えた。プロレタリア国際主義の原則に忠実なソ連人民は、解放後も朝鮮人民に終始変わらぬ援助を与えた。この援助は、共和国における人民民主主義制度の強化と破壊された経済の復興、人民生活の改善に大きく役立った。ソ連は、国際舞台でも我が共和国を積極的に支持し、朝鮮人民の権利と利益を守るためにたたかい、国連機構を悪用して朝鮮を従属させようと狂奔するアメリカ帝国主義の陰謀をそのつど破綻させた。

 戦争の困難な時期に、朝鮮人民はプロレタリア国際主義の原則にもとづいた自由愛好諸国人民との団結の意義をいつにもまして痛感した。世界の進歩的人民の関心と同情は、アメリカ帝国主義者の侵略に抗して英雄的に戦う朝鮮人民に集中した。世界のすべての善良で誠実な人々は、朝鮮でアメリカが強盗さながらの侵略行動を中止することを断固と要求し、民主陣営諸国では朝鮮人民を援助する運動が広く展開された。戦争の最も厳しかった時期に、我々の兄弟であり、親しい友人である中国人民はその子弟を朝鮮に送り、血をもって朝鮮人民を援助し、いまも援助している。

 こうして、朝鮮民主主義人民共和国を国際的に孤立させ、武力で抹殺しようとしたアメリカ帝国主義者の憎むべき計画は粉砕された。

 アメリカ帝国主義者の陰謀にたいし、世界の我々の親友と自由愛好諸国人民は、朝鮮人民とのかたい団結と朝鮮人民にたいする誠意ある援助をもってこたえた。その結果、祖国解放戦争の時期に朝鮮民主主義人民共和国の国際的権威は著しく高まり、朝鮮人民にたいする世界の進歩的人民の同情と支持はさらに厚くなった。これは、朝鮮人民がアメリカ帝国主義侵略者に反対し、祖国の自由と独立をめざす正義の戦いで無比の勇敢さと強靭さを発揮し、犠牲的な闘争によって世界の平和を固守する偉業に寄与しているからである。

 兄弟諸国人民の強力な政治的・道徳的支持と物質的援助は、アメリカ干渉者に抗する祖国解放戦争で朝鮮人民の勝利の確固たる保証となっている。

 朝鮮人民は、植民地略奪者との戦いで孤立していないことを知っている。これは、戦う朝鮮人民を限りなく励まし、必勝の信念をかためさせている。プロレタリア国際主義の不滅の思想は、世界の平和愛好諸国人民の厚い同情と兄弟的な人民の援助を得ている朝鮮人民の意識のなかに深く根づいている。

 我が党は、マルクス・レーニン主義学説に忠実であり、この学説の立派な結実である民主陣営人民間の統一と団結を強化する精神をもって、全人民を教育することを重要な任務とみなしている。




 プロレタリア国際主義にかんするレーニンの学説の影響下に、民主陣営諸国間では人類史上かつて見られなかった新しい形態の国際関係が形成され発展している。相互尊重と兄弟的協力にもとづくこの関係は、共産主義的未来の国際関係の萌芽である。

 この新しい国際関係の威力は、それとは根本的に異なる資本主義世界の国際関係と比較するとき、さらに明確にあらわれる。

 資本主義世界の国際関係の特徴は、商品市場と原料源のための略奪者間の激しい闘争、弱小国にたいする強大国の侵略と征服、植民地および半植民地諸国にたいする帝国主義国の略奪である。朝鮮は、このような国際関係による犠牲者の一員であった。日本帝国主義の植民地支配から解放された朝鮮が、みずからの運命を社会主義と人民民主主義諸国のむつまじい大家庭と永久に結びつけられるようになったのは、我々にとって、このうえない幸せである。

 民主陣営諸国人民の兄弟的援助について指摘するとき、必ず想起すべきことは、最近国連で演じられている朝鮮にたいする「援助」を云々する笑劇である。このような笑劇は、我が国を破壊し国土を血に染めたアメリカ帝国主義者が恥知らずにも朝鮮にたいする「慈善家」を装おうとする陰謀なのである。周知のとおり、かれらは、国連で朝鮮の「復興」に「援助」を与える「特別決議案」を採択させた。

 しかし、あらゆる野蛮な方法で朝鮮の平和な住民をひきつづき虐殺し、朝鮮の都市と農村を破壊している犯罪者の朝鮮「援助」にかんする口車に一体、誰が乗るであろうか。帝国主義略奪者のこのようなデマよりも凶悪なものがまたとありえようか。

 アメリカ帝国主義者は、「国連韓国統一復興委員団」を南朝鮮に引き入れた。しかし、この「委員団」は、実際において武力干渉者の犯罪をおおい隠し、侵略者の破壊活動を助けるだけで、アメリカ帝国主義者と、その手先、李承晩一味の支配下で飢えと無権利にあ、えぐ南半部人民の惨状については全く目をつむっている。かれらは、極度に疲弊した南朝鮮経済の復興と住民の生活改善のためには、なに一つ、なそうとしていない。

 資本主義諸国のうち、戦争で苦痛を受けている朝鮮人民に私心のない援助を与えるためみずからの財貨をさし出した国があるだろうか。そういう国はない。我々は、帝国主義者の宣伝する「援助」の本質をあまりにもよく知っている。

 これとは反対に、我々は民主陣営諸国から兄弟的援助を受けている。

 プロレタリア国際主義の旗のもとに団結した兄弟的人民の戦闘的友好は、中国人民とその勇敢な志願部隊の朝鮮人民にたいする援助に明確にあらわれている。

 朝中両国人民の親善と団結は、長い歴史的根源をもっている。外国帝国主義とその手先に反対する共同闘争を通じて両党民は、かたく団結し、不滅の親善関係を結んだ。朝鮮の愛国者が、日本侵略者の迫害を逃れ、亡命を余儀なくされたとき、中国人民は、かれらに暖かい避難所を提供した。朝鮮と中国のあいだの国境地帯で、朝鮮の共産主義者が日本侵略者との困難な闘争をおこなっていた時期に、かれらは中国住民の兄弟的支援を受けた。一方、多くの朝鮮の愛国者が、中国人民解放軍に参加し、国民党の反動的支配をくつがえすための中国人民の闘争を支援した。

 中国でみずからの陣地を失ったアメリカ帝国主義侵略者は、今度は朝鮮をへて再び中国に接近した。中国人民は、朝鮮と朝鮮人民に危急が迫るや、戦う朝鮮人民を援助するため志願軍を派遣した。中国人民志願軍は、朝鮮人民軍との共同作戦によりアメリカ帝国主義武力干渉者を撃滅する任務を立派に遂行している。

 朝鮮人民にたいする兄弟諸国人民のこのような援助は、民主陣営諸国間においてのみ見られる親善と相互援助の新しい形態であり、平等と相互尊重の原則を踏まえた私心のない援助である。

 このような相互協力によって、民主陣営に属する諸国は、帝国主義侵略者のいかなる不意の攻撃にも対処できる不敗の勢力となった。




 アメリカ帝国主義の侵略は、朝鮮人民にはかり知れない不幸と苦痛をもたらした。

 レーニンは、現代の奴隷所有者であるアメリカの億万長者は帝国主義の流血的な歴史に特に悲劇的な章を開いたものとして、アメリカ帝国主義を最も狂暴な帝国主義、弱小民族にたいする最も恥知らずな抑圧者、絞殺者であると断じた。朝鮮人民は、アメリカ帝国主義にかんするレーニンの正確かつ深奥な評価を戦争の厳しい体験を通じていっそう明確に認識した。

 アメリカ帝国主義者は、朝鮮を植民地にし、自由と独立にたいする朝鮮人民の志向を抹殺しようとして、我が国土で前代未聞の破壊的戦争を強行している。かれらは、大きくない我が国土にアメリカと15の追随国の膨大な兵力を投入した。英雄的朝鮮人民の不屈の抵抗に出あったアメリカ帝国主義武力干渉者は、国際法と人間としての道徳的規範をいっさい無視し、朝鮮の平和な住民を大量殺りくするため、毒ガス、細菌兵器、ナパーム弾を使用するなど、手段と方法を選ぼうとしていない。

 アメリカ帝国主義植民地略奪者は、久しい以前から野獣さながらの蛮行をはたらいた幾多の経験をもっている。世に広く知られているとおり、野蛮なアメリカ人の祖先は、インディアンとの戦争時期、インディアンを捕え頭の皮をはぎ、男の頭皮には150ドル、女のそれには50ドルの賞金さえつけた。

 野蛮なアメリカ人は、自国軍隊のこのような強盗的伝統を朝鮮でも広く奨励している。かれらは、その雇兵が朝鮮の平和な住民を虐殺し、住宅と文化財を破壊し、婦女子を凌辱するなどの犯罪的蛮行にたいし惜しみなく報酬を支払っている。

 かつてエンゲルスは、イギリスの軍隊を最も野蛮な軍隊であるといった。第2次世界大戦の時期、ファシスト・ドイツの軍隊は、その野獣性においてイギリスの軍隊をしのいだ。人間の頭脳では、あの当時、ヒトラーの悪党一味がはたらいた蛮行より悪辣で恐ろしい蛮行を想像することはできなかった。しかし、朝鮮でヤンキーはヒトラー一味をはるかにしのいだ。これについては、最近我が国を訪問した公正な外国新聞記者、人民代表団、国際民主婦人連盟および国際民主法律家協会の調査団などが、ひとしくその声明で例証している。

 あいつぐ軍事的・政治的敗北に狂気になったアメリカ帝国主義者が、朝鮮に及ぼした破壊と損失は甚大である。しかし、戦争のこのような甚大な被害にも、敵の「技術上の優位」と野蛮な大量虐殺手段にも、アメリカ帝国主義武力干渉者のあらゆる蛮行と策動にもめげず、朝鮮人民はすべての難関と試練を乗り越えて、敵の侵略を阻止し、その略奪的計画を破綻させた。ここで決定的な要因となったのは、共和国の人民民主主義制度のゆるぎない強固さであり、先進的な革命理論で武装した朝鮮労働党の指導のもとに祖国の自由と独立を守っている朝鮮人民の団結と愛国的献身性であり、また兄弟的諸国人民が朝鮮人民に与えている積極的な援助である。

 レーニンは、戦争はそれぞれの人民のいっさいの物質的・精神的力量の全般的試練であるといった。アメリカ干渉者との戦いで朝鮮人民の団結力と強靭さはさらに強化された。戦争は朝鮮人民を鍛え、我が党の示す道が民族の自由と繁栄のための唯一の正しい道であることを全人民に明確に教えたのである。したがって、こんにち朝鮮人民は、いつにもましてかたく団結しており、みずからの正義の大業をあくまで守る決意に満ちている。

 朝鮮の現在の政治情勢の主な特徴の一つは、広範な人民大衆のあいだで我が党の権威がかつてなく高まったことである。朝鮮労働党は、アメリカ侵略者との戦いで全朝鮮人民の愛国的民主勢力の強固な同盟を保障した。我が党を中核として南北朝鮮の政党と大衆団体が一つに結集した祖国統一民主主義戦線はこの同盟の具現である。

 我が党は、後方と前線を問わず全朝鮮人民の組織的・嚮導的力量となった。全朝鮮人民は、労働党の後に従っている。それはかれらが、労働党は自分たちの死活的な利益を最も強く守り、朝鮮を征服しようとするアメリカ帝国主義者に抗する全人民的闘争を巧みに指導していることをよく知っているからである。




 アメリカ干渉者と戦う朝鮮人民にたいする国際的な声援は、朝鮮戦争の進展に重要な影響を与えている。同時に指摘すべきことは、朝鮮戦争が現時代の国際関係に大きな影響を及ぼしている点である。

 朝鮮におけるアメリカ武力干渉者の蛮行を調査した国際民主法律家協会の調査団は、「朝鮮事変は、一つの孤立した出来事として見るべきではなく、全世界に脅威を与え、また、世界全体を巻込む恐れのある積極的な戦争の発展過程の一段階とみなすべきである」との定義をくだした。これは、全く正しい結論である。

 アメリカ干渉者の朝鮮での野獣のごとき蛮行は、世界のすべての善良な人民の憤激をかった。朝鮮の実例を通じて、世界の人々はアメリカ支配層のおこなっている侵略戦争が人類にいかに重大な危険をもたらすものであるかを知り、また、新たな世界戦争を引き起こそうとする帝国主義者が人類にいかに恐るべき不幸をもたらすために狂奔しているかを明確に認識するようになった。これは、世界各国人民を平和を守る積極的闘争へとさらに決起させたのである。

 これとともに、朝鮮におけるアメリカの侵略計画の破綻は、戦争放火者をしてその軍事的冒険がもたらす、数多くの悲惨な結果について慎重に考慮せざるを得なくした。朝鮮と中国にたいする侵略行為は第3次世界大戦の導火線に火を点じようとするアメリカ帝国主義者の陰険な策動であった。しかし、第3次世界大戦は起こらなかった。それは、決してアメリカ支配層が世界大戦を引き起こそうとしなかったからではなく、朝鮮戦争がかれらの予想を全く裏切って不利になり、恐れを抱くようになったからであり、また、社会主義・民主陣営諸国が朝鮮戦争の世界大戦への波及を防止したからである。

 我々は、朝鮮人民がアメリカ侵略者の侵攻を勇敢に阻止し、第3次世界大戦防止の偉業に大きく寄与したことを誇りとするものである。

 朝鮮人民の勇敢さと強靭さにより、アメリカは朝鮮を中華人民共和国とソ連を攻撃するための軍事戦略基地に転換することができなかった。これはいうまでもなく、帝国主義陣営全体の大きな打撃となった。

 朝鮮戦争は、軍事的、政治的にアメリカの威信を容赦なく失墜させた。最も強大な帝国主義列強であるアメリカとその追随諸国は、強力な最新技術で武装した多くの精鋭部隊を動員して攻撃してきたが、朝鮮民主主義人民共和国を征服することはできなかった。いまでは、アメリカ人自身も、虚勢をはり威力を誇っていた自国軍隊の敗北を認めざるを得なくなった。アメリカの前国務長官マーシャルは、朝鮮戦争の総括を率直に評価し「神話はくずれた。我々は、他人が考えていたほど強力な国ではなかった」と語った。

 朝鮮戦争を通じて、アメリカの「万能」の神話がくずれたことは、各国人民がアメリカの軍事技術にたいする恐怖からぬけ出すのを助けるとともに、団結してあくまで戦えば、侵略者を撃退できるという信念をかためさせるであろう。

 祖国解放戦争における朝鮮人民のあいつぐ勝利は、民族の独立と自由をめざすアジアとアフリカの植民地人民のたたかいを力強く励ましている。朝鮮とともにベトナム、フィリピン、マレー、エジプト、チュニジアなどの諸国人民が、帝国主義侵略に反対する戦いにさらに断固と決起しているのは理由のないことではない。このような事実は、アジアで帝国主義勢力が完全に滅びることを物語っている。

 朝鮮でのアメリカ帝国主義の軍事的・政治的敗北は、こんにちでは、すでに帝国主義が以前のように他国の領土をみだりに侵略することはできず、平和と民主主義陣営の団結した威力に依拠し、祖国の自由と民族独立をめざす戦いに決死的に立ち上がった人民は、もはや従属させることができないことを実証している。

 朝鮮戦争の経験は、全世界の平和擁護勢力がかたく団結し断固と戦えば、戦争放火者を十分に制御できることを示している。民主陣営の力は、帝国主義勢力よりはるかに強大である。

 全世界の自由愛好人民とすべての平和を擁護する人々の団結は、新たな世界戦争を防止する確固とした保証である。
出典:『金日成著作集』7巻


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