『金日成主席革命活動史』

第3節 チュチェの思想、理論、方法の全一的体系


 偉大なチュチェ思想の深遠な原理と豊かな内容を全面的に解明し発展させることは、現時代の革命の急務であった。

 社会主義の完全勝利を早めるためには、社会の全構成員をチュチェ型の共産主義的人間に改造し、同時に、チュチェ思想を具現してすべての分野をその要請どおりにつくりかえをければならなかった。そのためには、すべての党員と勤労者が、チュチェ思想の原理を知り、その思想的・理論的内容に精通する必要があった。また当時、世界の革命的人民のあいだでも、チュチェ思想に学ぼうという志向が急速に高まっていた。自主性を求める各国の革命的人民と進歩的人士は、チュチェ思想を実らせた朝鮮人民の成果に大きく励まされて、チュチェ思想を熱心に学び、この偉大な思想の革命的本質と原理を全面的に体得するため、次々に共和国を訪れた。

 こうした状況にてらして主席は1972年9月、毎日新聞記者の質問にたいする回答『わが党のチュチェ思想と共和国政府の対内外政のいくつかの問題について』と、1975年10月の朝鮮労働党創立30周年記念大会でおこなった報告『朝鮮労働党創立30周年にさいして』をはじめ多くの著作で、不滅のチュチェ思想を全面的に解明し、発展させた。これによってチュチェ思想の定式化がなされ、その本質的特徴が明らかにされた。

 主席は、チュチェ思想は、すべてを人間を中心に考え、人間のために奉仕させる人間中心の世界観であり、勤労人民大衆の自主性を実現するための革命の学説であると定式化した。

 チュチェ思想は、従来のあらゆる思想と根本的に区別される独創的な革命思想である。チュチェ思想は、先行したすべての時代とは異なり、かつて抑圧され虐げられていた人民が世界の主人として登場し、自己の運命を自主的、創造的に切り開いていく自主性の時代の要求を反映して生まれた。

 チュチェ思想は、革命と建設の主人は人民大衆であり、革命と建設をおし進める力も人民大衆にあるという思想、すなわち自己の運命の主人は自分自身であり、自己の運命を切り開く力も自分自身にあるという思想である。

 主席の革命思想は、人類思想史上はじめて発見されたチュチェ思想を真髄とし、これにもとづいて革命理論と指導方法が全一的に体系化された思想であるところにその特徴がある。

 金日成主席は、チュチェ思想を全面的に解明し、次のように述べている。

 「チュチェ思想は、共産主義的人間が身につけるべき科学的で革命的な世界観である」(『社会主義教育に関するテーゼ』1977年9月5日)

 チュチェ思想は、すべてを人間を中心にして考え、人間のために奉仕させる、人間中心の世界観である。

 この世界観は、人間の自主性と創造性を中心にすえて、すべての事物や現象を考察、認識し、物質的富の生産や社会制度の変革など、あらゆるものがそれ自体のためではなく、人間の自主的で創造的な生活を保障することに役立たせる観点と態度、立場を堅持することを求める。共産主義者は、思考と行動において、こうした立場と観点を常に堅持してこそ、自然と社会を正しく認識し、人民大衆の無限の力と創造的知恵を引き出し、その志向と要求に即して自然と社会を改造していくことができる。したがって、チュチェ思想は、共産主義的人間が身につけるべき科学的かつ革命的な世界観である。

 金日成主席は、チュチェ思想の哲学的原理を明らかにして、次のように述べている。

 「チュチェ思想は、人間があらゆるものの主人であり、すべてを決定するという哲学的原理に根ざしています」(『朝鮮労働党創立30周年にさいして』1975年10月9日)

 チュチェ思想は、人間は、世界の主人、改造者であり、世界を支配し、変革するという原理に根ざしている。これは、世界と人間の相互関係にかんする科学的な理解である。

 人間は、自主性と創造性、思想意識を有する社会的存在である。自主性は、世界と自己の運命の主人として自主的に生きようという属性であり、創造性は、目的意識的に世界を改造し、自己の運命を切り開く属性である。自主性と創造性は、思想意識を前提とし、また、それによって裏づけられる。人間は、自主性と創造性、思想意識を有する社会的存在であるがゆえに、目的意識的で能動的な活動によって世界を支配し、それを自己の意思と要求どおりに改造していく。このことは、人間が世界を支配する主人であり、すべてを決定する要因であることを示している。チュチェ思想は、この哲学的原理にもとづいてすべての問題を展開し、全一的に体系化した世界観であるがゆえに、人間中心の世界観となる。

 主席は、チュチェ思想は、こうした哲学的原理に根ざしているために、世界に対応する最も正しい見解を与え、革命と建設にたいする有力な武器を与えると指摘した。

 金日成主席は、次のように述べている。

 「チュチェ思想は、世界における人間の地位と役割を科学的に解明することによって、自然と社会にたいする最も正しい見解を与え、世界を認識し改造する強力な武器を与えます」(『スペイン共産党機関紙『ムンド・オブレロ』主筆とスペイン無所属新聞『エルパイス』国内報道担当主筆の質問に対する回答』1980年11月28日)

 チュチェの世界観は、自然の主人としての人間が、その自主性と創造性、思想意識を高め、自然を支配する範囲を拡大していくにつれて、自然はさらに広範囲に人間に奉仕するものに変革されるということを解明することによって、人間との関係において自然にたいする正しい見解を与えている。チュチェの世界観はまた、社会の主人である人間が、その自主性と創造性、思想意識を高めるにつれて、社会の物質的および精神的富を増大し、人々の社会的関係が変化するということを解明することによって、社会の本質とその変化、発展にたいする正しい理解を与えている。特に、勤労人民大衆が、歴史の主体であり、社会発展の原動力であること、そして、人類の歴史は、勤労人民大衆の自主性をめざす闘争の歴史であり、人民大衆の創造的活動によって歴史が発展し社会的運動が進められることを解明し、これによって人類史にたいする科学的な理解を与える。チュチェ思想が解明した以上の見解は、自然と社会にたいする最も正しい見解である。

 チュチェの世界観は、認識の主体が人間であり、人間の自主的な思想意識と創造力によってすべての思考活動の成果が保障されることを解明し、そのことによって世界を正しく認識する科学的な方法論を与える。また、自然および社会の改造の担当者は人間であり、人間の能動的かつ積極的な実践活動によってのみ、自然と社会が改造、変革されることを解明することによって、世界改造の威力ある方法論を与える。このことは、チュチェ思想が世界を認識し改造する強力な武器であることを示している。

 主席は、チュチェの哲学的原理に根ざしたチュチェ思想は、勤労人民大衆が革命と建設で堅持すべき正しい立場と方法を明らかにしていると指摘した。

 金日成主席は、次のように述べている。

 「チュチェ思想は、勤労人民大衆が革命と建設において堅持すべき根本的立場と根本的方法を明らかにしています。(略)自主的立場は、革命と建設において勤労人民大衆の堅持すべき根本的立場であり、創造的立場は自然と社会を改造する闘争において勤労人民大衆の依拠すべき根本的方法であります」(『朝鮮労働党創立30周年にさいして』1975年10月9日)

 勤労人民大衆が革命と建設を遂行するためには、自然と社会の主人としての地位を固守し、主人としての役割を最大限に高めなければならない。

 自主的立場は、自国人民の利益の見地からすべての問題を独自に決定し、自力更生の原則にのっとって革命と建設を責任をもって最後まで遂行する立場である。これは、自己の運命の主人として自主的に生きようという人間の属性を正しく反映したものであって、この立場は、人民大衆が革命と建設の主人としての地位を守り、主人としての役割をまっとうすることのできる革命的な立場である。

 創造的立場は、勤労人民大衆の革命的熱意と創造的積極性を最大限に発揮させ、革命と建設のすべての問題を自国の実情に即して解決していく立場である。これは、目的意識的に自然と社会を改造し、自己の運命を切り開く人間の属性を正確に反映したものであって、この立場は革命と建設の主人としての人民大衆の役割を最大限に高める最も革命的な方法である。

 チュチェの世界観によって解明された自主的立場と創造的立場は、勤労人民大衆が革命と建設で堅持すべき根本的な立場、方法であり、革命と建設を遂行する正しい方法論的指針である。

 チュチェ思想はまた、自主的立場と創造的立場を革命と建設の各分野に具現するうえで堅持すべき指導原則を明らかにしている。

 金日成主席は、次のように述べている。

 「チュチェ思想を具現するうえで重要な問題は、思想における主体、政治における自主、経済における自立、国防における自衛の原則を貫くことです」(『スペイン共産党機関紙『ムンド・オブレロ』主筆とスペイン無所属新聞『エルパイス』国内報道担当主筆の質問に対する回答』1980年11月28日)

 勤労人民大衆が、自然と社会の主人としての地位を確立し、主人としての役割をまっとうし、また、革命と建設をおし進めて自主的で創造的な生活を全面的に営むためには、思想における主体性、政治における自主、経済における自立、国防における自衛の原則を貫かなければならない。

 思想における主体性の原則は、勤労人民大衆の自主性と創造性を麻痺させる古い思想を一掃し、自国の革命と建設に主人らしい態度でのぞむ主体的な思想観点と思考方式を確立することによって、思想的・精神的生活の領域で勤労人民大衆の自主性を実現させる。

 政治における自主の原則は、あらゆる形態の支配と従属に反対し、革命と建設のすべての問題を独自の信念と判断にもとづき自力で解決するようにすることによって、勤労人民大衆の自主性を政治的に保障する。

 経済における自立の原則は、経済的従属と後進性を一掃し、国と人民の物質的需要を自力でみたすことによって、経済生活、物質生活の領域で勤労人民大衆の自主性を実現させる。

 国防における自衛の原則は、国家の自主権と人民の安全を自力で防衛する国防力を建設し、軍事活動のすべての問題を自国の実情に即して解決することによって、帝国主義者の侵略から国家と民族を防衛し、自主性の実現をめざす勤労人民大衆のたたかいを軍事的に保障する。

 思想における主体性、政治における自主、経済における自立、国防における自衛の原則は、社会生活のすべての分野をチュチェの要求どおりに改造して人民大衆の自主性を完全に実現する正しい道を示す革命と建設の指導原則である。

 このようにチュチェ思想は、人間を中心にして世界にたいする観点と態度、立場と方法、革命と建設の指導原則を全一的に体系化した科学的かつ革命的な人間中心の世界観である。

 主席は次に、チュチェ思想によって解明されたチュチェの革命理論を全面的に展開した。

 主席はまず、チュチェの革命理論の根本的特徴を明らかにした。

 金日成主席は、次のように述べている。

 「チュチェ思想は、勤労人民大衆を中心にすえて展開した革命理論であり、勤労大衆の役割にもとづいた革命の戦略と戦術であります」(『朝鮮労働党創立30周年にさいして』1975年10月9日)

 チュチェの革命理論は、現時代の労働者階級と勤労人民大衆の自主性の実現をめざす革命の学説である。この理論は、革命と建設の主人は人民大衆であり、革命と建設をおし進める力も人民大衆にあるという、チュチェの革命原理にもとづいて展開され全一的に体系化された革命理論である。その根本的特徴は、勤労人民大衆を中心にすえて展開された革命理論であり、勤労大衆の役割をもとにした革命の戦略と戦術であるということである。

 主席は、チュチェの革命理論の本質的内容についても明らかにした。チュチェの革命理論では、革命を勤労人民大衆の自主性をめざすたたかい、すなわち、あらゆる形の社会的従属と自然の束縛から脱し、自然と社会の主人として自主的に生きようという人民大衆の志向と要求を実現するための深刻な社会的変革であるとし、また、革命の根本的原因を勤労人民大衆の自主性が踏みにじられ束縛されることにあると見て、搾取と抑圧のあるところで人民の革命闘争が起きることは合法則的であると指摘している。そして、革命の性格は、自主性を擁護する勤労人民大衆の基本的任務と社会・階級的諸関係によって規定されるとし、人民大衆の自主性の擁護と実現に利害関係のあるすべての社会勢力は革命の原動力であり、かれらの自主性を踏みにじる階級と階層は革命の対象であると指摘した。このようにチュチェの革命理論は、勤労人民大衆を革命と建設の主人とし、自主性を志向するかれらの要求と活動を基本にして社会革命のすべての問題を解決していくのである。チュチェの革命理論は、社会革命にかんする科学的な解明を与え、革命と建設のすべての問題を正しく解決する方法論的指針を与える独創的な革命理論である。

 主席は、チュチェの革命理論は、科学的かつ革命的な戦略と戦術を明示すると指摘した。すなわちチュチェの革命理論は、それぞれの革命段階における勤労人民大衆の切実な要求と、それを実現する革命勢力の準備程度に応じて主要攻撃方向を選定するとともに、主要闘争目標を規定し、勤労人民大衆の自主性を実現する革命闘争に利害関係をもつすべての階級と階層を革命の側に結集し主体的勢力を強化する原則に立って革命勢力を編成すると強調した。また、革命と建設の決定的勢力である勤労人民大衆の意識化ならびに組織化水準を基本にして闘争の形態と方法を選択し、革命の時期選択においても、人民大衆が革命と建設で十分に威力を発揮する準備ができたときを決定的な時期として選択するとしている。

 このようにチュチェの革命理論は、人民大衆が革命と建設をおし進める基本的要因であるという見地から、社会的変革を志向する勤労人民大衆の生活上の要求と準備程度、そして客観的条件に合わせて戦略と戦術を立てる。勤労人民大衆の役割にもとづいたこの戦略と戦術は、失敗や紆余曲折をへることなく革命をまっすぐ勝利へと導く科学的で威力ある戦略・戦術である。

 チュチェの革命理論は、革命と建設のあらゆる理論的・実践的問題に正しい解答を与えている。

 金日成主席は、次のように述べている。

 「(略)わが国における革命と共産主義運動の思想的・理論的総括であるチュチェ思想は、自然と社会の改造をめざすあらゆる分野の革命理論を豊かに包含しており、革命と建設で提起されるすべての問題に正しい解答を与えています。チュチェ思想によって革命における各段階の任務とその遂行方法が明らかにされ、社会主義・共産主義建設の全期間にわたって堅持すべき戦略的・戦術的原則が示されました」(同上)

 チュチェの革命理論には、勤労人民大衆を中心にすえて展開された革命の一般的合法則性だけでなく、民族解放、階級解放のたたかい、社会主義・共産主義の建設、世界革命にかんする具体的な理論と戦略・戦術が集大成されている。この革命理論は、自然と社会の改造にかんするあらゆる分野の革命理論を包含している百科全書的な理論であり、各革命段階の任務とその遂行方法、社会主義・共産主義建設の全期間に堅持すべき戦略的・戦術的原則を全一的に体系化している完成した共産主義革命理論である。

 特にチュチェの革命理論は、革命と建設における労働者階級の領袖とその後継者の決定的な役割と、領袖によって開拓された革命偉業を代をついで完成するうえで提起される理論的・実践的諸問題を科学的に解明し、労働者階級の歴史的偉業を達成するための進路を明示している。

 主席はまた、チュチェ思想によって解明されたチュチェの指導方法について全面的に解明した。

 主席はまず、チュチェの指導方法の本質的特徴を明らかにした。

 金日成主席は、次のように述べている。

 「(略)人民大衆にまさる力と英知の持ち主はなく、革命闘争と建設事業の成果は結局、人民大衆をいかにふるい立たせるかにかかっています。わが党は人民大衆のつきることのない創造力を信じ、それに依拠して社会主義建設をおし進めてゆく原則をしっかりと堅持し、社会主義建設で困難で複雑な課題が提起されるごとに勤労大衆のなかに入り、大衆とその解決策を相談し、大衆の力と知恵を引き出してゆきづまった問題を解決していきました」(『イタリア国際関係研究所書記長の質問にたいする回答』1975年10月13日)

 主席は、史上はじめて指導方法の問題を労働者階級の革命思想の重要な構成部分として位置づけ、これに全面的な理論的解明を与えている。

 チュチェの指導方法は、チュチェ思想にもとづいて展開され体系化された独創的な指導方法である。その本質的特徴は、勤労人民大衆が革命と建設の主人としての立場を堅持し、主人としての役割をまっとうするように導く方法であることにある。チュチェの指導方法には、勤労人民大衆にたいする革命的指導で提起される問題がすべて含まれている。

 主席は、チュチェの指導方法は、大衆指導の本質と基本的要求を明らかにしているとし、大衆指導の本質は、革命と建設の主人である勤労人民大衆の自主性と創造性を高度に発揮させて、かれらが革命の主人としての自覚をもち、主人としての地位を堅持し、主人としての役割をまっとうするように導くことであり、大衆指導の基本的要求は、大衆の政治的自覚をたえず高め、かれらの無限の力と創意を最大限に引き出すことであると指摘した。チュチェの指導方法によって解明された指導の本質と基本的要求にかんするこの思想は、大衆指導で提起されるすべての問題を正しく解決する指導指針である。

 主席はチュチェの指導方法はまた、大衆指導の原則を明らかにしているとし、この指導方法は、労働者階級の革命偉業の遂行において領袖が決定的な役割を果たすことから、領袖の唯一指導を革命的指導の最高原則としており、また、革命と建設の主人−担当者が人民大衆であることから、大衆路線の貫徹を革命的指導の根本的原則として規定していると指摘している。チュチェの指導方法によって解明された大衆指導の原則は、領袖の指導と勤労大衆の無限の力を密接に結びつけて、革命と建設を高いテンポでおし進める科学的で革命的な大衆指導の原則である。

 主席はチュチェの指導方法はさらに、科学的な大衆指導体系を明らかにしているとし、この指導方法は史上はじめて領袖の唯一指導の実現を指導体系確立の基本的問題として位置づけ、それを正しく貫徹するように指導体系を確立し党、政権、勤労者団体にたいする問題もそれに合わせて解決していくと指摘している。チュチェの指導方法によって解明された指導体系は、革命と建設にたいする領袖の指導を実現し、勤労人民大衆が革命と建設の主人としての責務と役割をまっとうできるようにする革命的な指導体系である。

 主席はさらに、チュチェの指導方法は、正しい指導術と活動方法、活動作風について全面的に解明しているとし、チュチェの指導方法によって解明された主体的な指導術と革命的活動方法、人民的活動作風は、革命と建設で提起されるすべての問題を科学的、革命的に解決し、指導と大衆を密接に結びつけ、人民大衆を革命と建設に呼び起こす完成した指導術であり、活動方法および活動作風であると指摘している。

 主席によって創始されたチュチェ思想とチュチェの革命理論、チュチェの指導方法は、その科学性と真理性、その内容の豊かさと深さ、不敗の生命力と牽引力のゆえに、現時代の最も科学的で革命的な指導思想、指導理論、指導方法となっており、労働者階級と人民大衆が革命と建設で堅持すべき戦闘的旗印となっている。

 主席によってチュチェ思想が全面的に解明され発展させられた結果、朝鮮人民は、チュチェ思想を正しく把握し、チュチェの革命的世界観を確立して自身をチュチェ型の共産主義的革命家に鍛え、経済と文化をはじめ、社会生活の各分野をチュチェ思想の要求どおり改造してチュチェの革命偉業を促す威力ある思想的・理論的武器を手にすることができた。

 チュチェ思想の全面的解明と発展によって、各国の共産主義者と革命的人民はチュチェ思想の真理性と正しさ、偉大さと不敗の生命力を深く認識するようになり、誇りと確信をもってチュチェ思想に学び、チュチェ思想の旗をかかげて革命と建設を勝利に向けて導いていけるようになった。

 また、労働者階級の革命理論の宝庫を豊かにし、労働者階級の革命思想を骨抜きにしようとするさまざまな日和見主義者に決定的な打撃を加えることによって、各国の革命的人民が日和見主義の影響から脱却して共産主義運動と労働運動を新しい土台の上で発展させていけるようになった。





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