『金日成主席革命活動史』

『金日成主席革命活動史』 出版に際して


 金日成主席の誕生70周年に際して『金日成主席革命活動史』を出版することになった。

 本書には、主席が革命活動を開始して以来、こんにちにいたる長い期間、不滅のチュチェ思想を創始し発展させてきた思想・理論活動とチュチェ思想を具現して革命発展の各段階ごとに正しい路線と方針を示し、朝鮮革命を勝利に導き、国際共産主義運動と世界革命の発展に大きく貢献したすぐれた指導、そして全朝鮮人民を愛の胸にいだいてチュチェ型の共産主義革命家に鍛え、限りなくあつい恩情をそそいだ高邁な共産主義的徳性と風格について叙述されている。

1982年4月

朝鮮労働党中央委員会党歴史研究所


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 2011年4月に出版された『金日成主席革命活動史』の序文−はじめに

 朝鮮人民の偉大な領袖金日成主席は、チュチェ思想、先軍思想の創始者、チュチェ革命偉業の開拓者であり、社会主義朝鮮の始祖、朝鮮民主主義人民共和国の永遠の主席である。

 主席は、10代前半期に革命の途についたときから70星霜、ひたすら人民大衆の自主偉業の実現のために生涯をささげ、史上空前の不滅の業績を残した。

 主席は、銃剣をもってチュチェの革命偉業を切り開き、30代に日本帝国主義を撃滅して祖国を解放し、40代には世界の「最強」を誇るアメリカ帝国主義を打ち破って祖国の安全と民族の自主権を守り抜いた。

 主席は、反帝反封建民主主義革命と社会主義革命、社会主義建設を成功裏に遂行し、人民大衆があらゆるものの主人となり、すべてが人民大衆のために奉仕する社会主義制度を樹立し、自主、自立、自衛の社会主義強国を打ち立てた。また、帝国主義と敵対勢力の反共和国孤立・圧殺策動をことごとく粉砕しながら人民大衆中心の朝鮮式社会主義を固守し、その威容を全世界にとどろかした。

 主席は、チュチェの革命偉業の継承問題を立派に解決し、祖国の自主的統一を早め、全世界の自主化偉業を実現するたたかいで特出した貢献をなした。

 主席は、革命活動の全期間、「以民為天」(人民を天のごとくみなす)を座右の銘として常に人民と苦楽をともにし、人民のための献身の道を歩み続け、晩年にも祖国の繁栄と人民の幸福のためにすべてを尽くした。

 主席は、祖国と人民、時代と歴史に残した不滅の革命業績によって、チュチェの太陽として永遠に人類の心に生き続けている。

 金日成主席の革命活動史を研究しようとする世界の進歩的人民の一致した願いにこたえて、2011年4月に出版された『金日成主席革命活動史』を主席の生誕100周年に当たる2012年に各国語で翻訳して発刊する。

編 集 部


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 金正日総書記は、著作『チュチェ思想教育における若干の問題について』(1986年7月15日)で、次のように述べている。

 「(略)金日成同志の著作学習は、あくまでもその原書をもっておこなうべきです。
 ところがいま、著作学習は形式的におこなわれています。一部の人は著作を原書で学習するのではなく、もっぱらそれを解説したテキストや参考資料などにたよっています。著作の原書を読めばよく理解できるのですが、それを解説したテキストを読むと、難解で内容がはっきりしません」


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 『金日成主席革命活動史』は、金日成主席の著作が引かれている。引用は、『金日成著作集』(各巻)、『金日成著作選集』(各巻)、『外国記者の質問にたいする回答』(各巻)などの部門別発刊図書所収著作、著作の個別発刊図書の著作からなされている。ここでは、可能なかぎり『金日成著作集』所収の著作にリンクしている。

 このサイトの第11章第2節以降は、2012年に出版された『金日成主席革命活動史』である。

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